2015年08月20日

男の分岐点

東海大相模の吉田凌投手と小笠原慎之介投手‥ですか?


いいねぇ。 左右の本格派2枚を揃えるチームなんて、高校野球は100年の歴史を誇るといえど、これまであまり訊いたことがない。とりわけ左の小笠原投手。噂では耳にしていたけれど、あれはホンモノだ。しなやかなフォームから繰り出される150キロ超えのストレートは実に魅力。

過去に同じ左腕で同等の速球を放る、甲子園を沸かせた球児は、上半身の力だけに頼るようなフォームで、なにか危なっかしい感じもしていた。盟友・吉田投手がいたことで酷使も‥おそらくされていないはずの彼は、今後も一線で活躍できる器なのではないだろうか。‥卒業後の進路はどうするのだろう。


同校卒で彼らの大先輩にもあたる、日ハムの市川友也捕手‥ですか?

いいねぇ。 いや、ほんとに。私の中で今、市川の評価が急上昇中だ。打てる、肩が強い、味のあるリードもする。あの大野ですら控えに追いやってしまいそうな勢い‥。なぜこれだけの選手を捕手の人材難に泣く、読売が放出したのか。まったくもってして謎だ。

ある意味では市川が色んな選手の「運命」を変えた。市川が腰の手術によって出遅れさえしなければ、昨シーズン同様に、近藤は今季もサードの守備に就いていたかもしれない。その近藤が捕手から指名打者へと今度は“居場所”を変えて、強打にますます磨きをかけている。


変幻自在のリードで大谷を今季3度目の完封に導く、18日の千葉ロッテ戦も白眉であったが、翌日の新垣勇人のプロ初勝利を攻守にわたってアシストした、市川の功績はあまりにも大きい。「アイツに勝たせてやりたい」 そういった執念が画面越しからもヒシヒシと伝わってきた。効果的な2本のタイムリーに、守っては新垣以下、継投の4投手で相手打線をわずか1安打に封じ込める好リードを展開...

『(市川は)いつも口が悪いから』だなんて、お立ち台で新垣が“ちゃらけれて”いたけれども、見ようによっては夫が妻のことを語る夫婦のようで、なんだか微笑ましかった。強気にグイグイと、ときにイジらしくプイとかわしながら‥巧みに投手をけん引してゆける市川なら、きっとどんな投手に対しても、良き「女房役」として徹し切れることができるだろう。それを強く感じた一戦だった。


市川と中学時代にはバッテリーを組んでいた経験もあるという、新垣。メンドーサの体調不良を受けての「緊急登板」であったが、5回2失点の力投で初勝利。相手の強力な外国人コンビを向こうにしても怯まず、立ち向かっていく姿が印象的だった。

この新垣という投手‥‥自分の中では「持ってない男」、実はそんなイメージが根強かったのである。これまで何度か先発の機会を与えられながら、出れば打たれる繰り返しで早期KOされてしまうシーンも多かった。私も現地で観戦してきた昨年終盤の埼玉西武戦などがその最たる例で、序盤に7点をリードをもらいながら、またしてもダメ。

投球自体は非常にまとまっている。二軍戦では好投する。だが、一軍となるとまったく通用しない。過去2シーズンの防御率はともに10点台‥‥。かつてハムに在籍し、未完のままに終わった某甲子園優勝投手をも彷彿とさせた。


この日はいい意味での「開き直り」があったかもしれない。本来ならなかったはずの登板。ダメでもともと。仮に打たれたって、これで評価を下げてしまうこともないだろう‥。それこそ好投できれば“儲けもの”くらいの感じで。以前までの先発と違って気負いはなく、緊急招集となって逆に自然体で試合に臨めた。人間、一切の欲を捨てたり諦めたりした途端に、不思議と幸運が舞いこんでくることがよくある。19日の新垣がまさにそれだった。

2軍のローテーション次第によっては、新垣の役回りが浦野にも高梨にもなっていた可能性がある。そもそもメンドーサに何事もなければも、決して巡ってくることのなかった先発なわけで。タイミングがよかっただけでは済まされない人生の妙、野球の妙‥。 今、ここに訂正したい。

新垣勇人は、持っていた。

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2015年08月17日

「秘密兵器」

城石憲之や小林宏之も忘れがたい選手だけれど、アマチュア時代のインパクトでは中里篤史が一番だった。

キレ味鋭いカーブと、形容するならまるで「バズーカ砲」のようなストレート。2000年、甲子園出場に最後の望みをかけた高3の夏は、坂元弥太郎擁する浦和学院と対戦し、延長の末サヨナラ負けで敗退した。埼玉県下ではともに屈指の右腕として名を馳せた坂元との投げ合いは、高校野球ファンの間で今でも語り草となっている...


右腕。浮き上がる直球。‥春日部共栄高校卒。甲子園には縁がなく、ドラフト1位でプロ入り。辿ってきた道は、ここまでは日ハムの中村勝と一緒だ。大きく道を分けたのはプロ入り前に故障をしたか、プロ入り後に負ってしまったか、その違いであろう。

ドラゴンズ入団後まもなくして肩を痛めた中里に対し、ゆっくりと時間をかけながらであるが、比較的、順調に育ってきた中村。昨年チーム2位タイの8勝をあげ、さらなる飛躍を目指して挑んだ今シーズンは春先2度の先発失敗が響き、7月まで2軍生活をしいられた。

連戦が続く今月に入って再度与えられた登板の機会。「リベンジ」を期した初戦は打線の援護なく敗戦投手となったものの、6回を2失点。好投を展開する。以後の2試合でもクオリティスタートを達成。今季初白星をあげた16日の東北楽天戦では7イニングスを投げてソロホームランだけの1点に封じこんだ。持ち味の緩急を活かした“らしさ”が、ようやく戻ってきた。


この時期になって若い馬力のある中村が“戻って”きたのは、先発の頭数からいっても大きいけれど「夢想家」である私は、ついこんなことを期待してしまうのだ。日本シリーズの巨人戦で、中村勝をぶつけてほしい---

2008年、巨人打線を翻弄してシリーズMVPに輝いた西武の岸孝之。彼の投球を「手本」にしたというダルビッシュ有も、翌年の巨人とのシリーズで勝ち投手となった。両投手に通じたキーワードは、カーブ‥‥。巨人打線は縦の変化に弱い。実際にカーブを最大の武器とする中村が、3年後に巨人相手に好投をしたのが記憶にも新しい。

この2012年はシーズン2勝どまりであったが、後半戦に尻上がりに調子をあげてポストシーズン登板の機会を得た。感じとしては今年と似ている。今の日本のプロ野球であれだけの落差の大きいドロップ気味なカーブを投じる選手もそう多くはないだろう。‥まあ巨人戦にのみならず、中村が今後“秘密兵器”となって敵を幻惑してくれる可能性は大いに有り得る、のではないか。

筆者と同郷であり「彩の国」が生んだスター。個人的に思い入れもある。北の大地で輝いた背番号「36」の未来に、幸あれ。 ≪Next≫愛の行方


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ラベル:中里篤史 中村勝
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2015年08月15日

感情が赴くままに書いた「ダメ記事」の典型(笑)

執筆時点で今、PM10時過ぎ。一応?サヨナラ負けを見届けた直後である。


クロッタがランナーを貯め、最後は石井裕也が打たれたらしいことはおぼろげに憶えているが、この頃はもう意識が半分飛んでいた。斎藤佑樹の今季初白星が消えた8回‥‥。私は“抜けがら”のような状態になっていた。だから裕也が打たれたときも、実はそれほどのショックはなかった。

最後の聖沢の当たりはエラー扱いになったのか?あのあとすぐにテレビモニターをブチ消してしまったからよく判らない。‥けれど、今はそんなことはどうでもいい。宮西が打たれたことよりも、おそらく今年でお払い箱になるであろう外国人が打ったのが無性に腹立つ。なんなんだアイツ‥誰なんだよオマエ…。きょう打つな。もっと他の場面で打てよ。ただただ‥斎藤佑の勝ち星がなくなったのが悔しくて仕方がない。無念の一言...


6回途中まで2失点。この結果もみれば判るとおり、ここ2年くらいで一番の投球をしてくれた。序盤は圧巻の奪三振ショー。2回で5Kは大谷翔平さながら。『斎藤って、こんなフォークの使い手だったっけ?』 そう試合中に自問したほど、落差の大きいフォークボールの精度が抜群であった。追いこんだらフォーク。徹底していた攻め。市川友也とのコンビネーションもよかったように思う。

試合前に『勝てる投球をしたい』と云っていた斎藤。チームが勝つため、そして自分が勝利投手となるための投球‥とは、まず相手に先に得点を与えないことが大事になろう。だが、この点はきょうもクリアできなかった。先発なら少しでも長いイニングを投げることはもちろんだが、前回よりもうワンランクアップして、自軍が点を取るまで持ちこたえて欲しかったというのも、本音ではあった。

それでも先制を許した後のピンチと、次の4回も走者を背負いながら粘りの投球を実践できた。これが味方の逆転劇を呼び込む。自らが出した走者を残して、最後も谷元の世話にはなったけれど、総合的にみれば先発投手としての役目は立派に果たしてくれた。ここは素直に評価したいところ。

したがって次も登板する機会があるだろう。今回と同じくらいの好投をしてくれるかもしれない。けど、その保証はどこにもない。勝てるときに、やはり勝たせてあげたかった。きょうはかなり近くまでそれに近づき、勝利投手になるに相応しい投球内容であったから。とにかく早くひとつ勝ってほしい。‥ひとつ勝てれば、また彼を取り巻く環境や流れも変わってくると思う。野球の神様よ、これまでもがき苦しんできた斎藤に、どうか勝利のプレゼントを...


もうダメだ。考えがまとまらない。実際ここで今何を伝えたいのか、自分でもよく分からない(苦笑)。‥もっとも、悲観しているのは斎藤ファンだけで、本人はそうでもないのだろう。むしろ、たしかな手ごたえを感じていたはずである。次回は東京開催のレジェンドSが濃厚か?仮に私が行った日に勝って、お立ち台にあがって、いい顔みせてくれたら、きょう起きた出来事はすべて水に流そう(笑)。とにかく、私は佑ちゃんの笑顔と肉声を、一軍にいる今‥一刻も早く拝みたいのだ。

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2015年08月13日

悲運?の大エース

超速報で岩隈久志が、メジャーリーグでは野茂以来となるノーヒットノーランを達成したのだとか...


今年はケガでだいぶ乗り遅れたようだけど、さすが岩クマさん。やるときゃやるもんだ。私はこの一報を受け、なぜだかダルビッシュ有のことを想わずにはいられなかった。

他の選手と比べれば若干ではあるのだが、意外と彼は“持って”ない。あと一人のところまできてパーフェクトを逃したり、とうとう日本では「最多勝」のタイトルを一度も獲得できなかったり、日本シリーズで好投をみせれば相手が完全試合‥未遂の山井が相手であったり、もとをただせば東北高時代、甲子園で優勝投手にもなれなかった。

田中将大が名門ヤンキースに行ったのに対し、ダルがレンジャーズというのも、おそらく本人は何とも感じていないだろうが、個人的には不満である。今秋には新妻との間に子供が誕生とされる、彼のこれからの幸せを願わずにはいられない。「日本一」のピッチャーはダルビッシュ有であると、私は今でも本気でそう思っている。


話を日本の球界に移す。最近は体型まで背番号11の先輩に似てきた大谷翔平。大谷でカード初戦(8/11 対L)を落としたのは痛恨だった。ここにきて勝ち星から見放されている。昨シーズン、後半戦はわずか2勝しか上づみできなかったホロ苦い記憶がよみがえる。

ただ、その日にかんしては直球の走りも抜群だったし、8回を2失点に抑えたのだから、勝ち投手になってもおかしくない内容ではあった。悲観するのはやめておこう。次回は打線にきっちり援護してもらい、白星のプレゼントを贈ってほしい。理想は15勝以上、球団ではK・グロス以来の最多勝獲得で「ダル超え」だ。


初戦に嫌な負け方をしたので、悪い流れを引きずるのではと不安だったが、昨日12日の同戦では打線が機能して、連敗は免れた。中田翔に復調の兆しがみられたのも大きかった。あとは打球が上がるようになってくれば‥。ホームランの数は中村剛也とだいぶ差をつけられてしまったが、今年こそは是が非でも「30」の大台を。

先週のソフトバンクで今季初黒星を喫した増井浩俊。次の楽天戦でもやや危ういシーンがみられ、心配した。が、昨日の投球を見たかぎり、もう大丈夫そう。守護神が最小限に「スランプ」期間をとどめてくれたのはチームとしても大助かりだ。厳しいながらも、まだ新人王受賞に可能性を残す有原航平の“熱投”で、カード勝ち越しを目指す。

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2015年08月07日

空虚な想い

長い野球人生で、そりゃあスランプに陥ることは、王さんや落合のような大打者だってあっただろうけど、この男はスランプ以前の問題として、何かいつも“物足りなさ”を感じてしまうんだ...


ハム中田、無安打…自分への怒り充満 ※デイリースポーツ

大阪が生んだスラッガーというと、自分の世代なら真っ先に清原和博と中村紀洋が思い浮かぶ。これも私が生粋の「パ・リーグ党」であるからに他ならないのだが、彼らと比べて、現代版ナニワのスラッガー・中田翔は、やはり物足りない。

プロ入りして8年。そもそもホームランを30本以上打ったことがない。最高で2013年の28‥か。終盤骨折さえしなければ30本以上打てたかもしれないけれど、振り返ってみてスラッガーの証左ともなる「30」という数字をクリアできそうだったのは、実際その年くらいだ。

ちなみに元祖・番長の方は130試合制のときに37本をマークし、中村は40本以上が2度で本塁打王が一度‥。ボールやピッチャーのちがいなど、各々時代背景は異なるとはいえ、ここまで中田が残してきた数字は正直いって「超一流」とは云い難いだろう。

背番号6の先輩でもある田中幸雄ごとくな中距離打者であったなら、打点が多い中田にも合格点をあげられる。しかし、彼はそうでないだろう‥と。カテゴリに分けるなら、まちがいなく長距離打者の方へ分類される。チャンスに強いことも大事だが、もっとでっかいホームランが見たい!元来、ハムファン‥というよりも、多くのプロ野球ファンがいちばん彼に求めているのは、この部分ではなかったろうか。

大阪桐蔭時代に本塁打の記録をつくり、なまじ日本代表で4番を打ったりしたものだから、過剰なまでの期待や願望を寄せてしまっていた部分も、たしかに我々にある。が、それにしたって年間30発も打てないようでは、中田翔を「ホームラン打者」とするならば、あまりにも寂しい。


今年はその殻を打ち破れるチャンスだった。球宴前までに23本放ち、一気にジャンプアップしてスラッガーの名に相応しい「40発」への夢もにわかに膨らんだのだけれど、今の悪すぎる状態が続くようなら30本も、ちょっと危ういかもしれない。

見かけによらず?意外に繊細な神経な持ち主という話も訊いたことがある。チームが優勝争いから一歩も二歩も後退した今‥悩める大砲にはもう、ひたすら「無心」でいってほしいと思う。

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ラベル:中田翔
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2015年08月06日

「終戦の日」

「反日」なんて言葉を最近になってまたよく耳にするのだけど、中国や韓国民には終戦から70年経った今もなお‥日本に対してよくない感情を持っている人たちは多いようだ。それについてどうのこうの云うつもりはないし、云わせておけばいいとさえ思っている。

ただ一方で、まことに不思議なのは執念深い彼らと同じように、アメリカ人を恨んでいる日本人が少ないということだ。「反米」は、「反日」ほど世間一般には定着していない。敗戦間近の日本に、原爆を落とすなんていう暴挙。しかも2発も‥。

戦争に汚ないも糞もないのだが、これはさすがにないだろう。一瞬にして何十万人もの人たちの尊い命を奪った。到底思考能力のあるヒトがなせる所業とおもえない。被爆国となったのは後にも先にも我が国だけ。なぜ、どうして日本だけがこのような目に遭わなければならなかったのか。毎年8月6日がくるたび‥私はアメリカという国に対して憤怒の念を禁じ得ないのだ。


8月6日は、ハムの日でもある。‥いや、86(ハム)ファンの筆者が勝手にそう呼んでいるだけなのだが。今これを執筆している時点で、首位ソフトバンクとのゲーム差は10.5。仮にきょうの試合に勝っても、ソフトバンクからしてみたら「どうってことのない」レベルの域にまで、とうとう達してしまった。

「勝負事は下駄をはくまで分からない」とか「最後まで諦めるな」そんな綺麗事を、私はいうつもりはない。冷静に考えてみて、やはりダメなものはダメだからだ。美談は広報に任せておけばいい。熱パの灯を消してしまい、パで唯一といってもいい「挑戦権」を手にできる可能性を持っていたのに、この後半戦の急失速ぶり。ハムの罪は大きい...

負けない相手、勝てないハム。頼みの直接対決ではことごとく連敗を喫する。これでは差が縮まりっこない。開いていく一方だ。同日現在、得失点差が実に100点以上もあるというチーム。ソフトバンクは強い。これは認めざるをえない。昨シーズンCSで苦汁をなめ、2015年こそはと「打倒」に燃えていたのに悔しいが、もはやそのCSでやり返すしか、今年も道は残されていないだろう。


エース・大谷翔平を立てて敗れ、ここまで無敗を誇っていた増井浩俊が打たれて負けるという、まるで王者に引導を渡されたかのような4、5日の試合に、最後まで諦めたくはなかった私もさすがに「終戦」を覚悟した。首位争いを演じられず、今のところは3位ともゲーム差がついており、モチベーションを保つのに極めて難しい位置にいる現在のハムであるが、ペナントレース終了まで故障者をださずに元気な姿をファンに見せ続けてほしいと思う。

‥終盤、イ・デホにホームラン性の打球を打たれても、なお怯むことなく立ち向かっていった白村明弘の気合い。とても好きだった。彼のような熱い魂を持った男がいてくれれば順位とか首位争いとか関係なく、やはりいかなるときも、ハムの野球を観たくなってしまう私がいるのであった。

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2015年08月04日

北海道(日本ハム)と埼玉(西武)でみる、ファンの野球観?

埼玉西武さんの連敗が12まで延びましたか...


たしか近年のハムは最大でも9連敗くらいまでだったような気がする。「12」は、長いだろうなぁ。少なくとも丸2週間は勝利からは遠ざかっているわけで。これを考えると、千葉ロッテさんがつくった連敗記録「18」は途方もない。私もリアルでみたけど、こういったときは本当に何をやってもうまくいかないんよ。だって2点リードの、しかも9回2アウトから、大エースの黒木知宏が同点アーチを浴びたりなんて、フツー予想できまっか。

“他人事”ながら、大丈夫だろうか。‥西武ファンっていうのは、もちろん埼玉県の人と、西武ドームからもわりと近い西東京エリアに住んでいる人が大多数を占めていると思うんだけど、色んな意味でけっこう厳しい目で野球を見ているファンが多い印象もある。他球場ではまずあり得ない、「激励の拍手」に代表されるような“あたたかいファン”が多いと云われる北海道の野球好きたちとは、まるで対照的な?


たとえば中島裕之のくだん。オリックスで日本球界復帰をはたした彼が西武プリンスでの開幕戦、初打席の際に大ブーイングを浴びていた。昨年の涌井秀章なんかも同球場では登板ごとにブーイングを喰らっていて、気の毒に思えたくらい。中島にかんしては「うちを選ばなかった」、後者は「うちを出て行った」という一見ネガティブな経緯が、そうした行為をファンに起こさせているのだろう。私も一応埼玉県人であるから?この感情については何となくな理解は示せる。


◆もし同様なケースに直面したとき、北海道ハムファンはどんなリアクションをとるのか

筆者が“妄想”をしたのは半ばケンカ別れのようにして、不満タラタラでチームを去って行った大引啓次。今年の東京ヤクルト戦は敵地・神宮開催であったから、見ることは叶わなかったのだけれど、大引が札幌ドームのゲームに出場していたら、道産子ハムファンは、やはりブーイングを喰らわしていたのか?それとも、例によってそんな彼をも、暖かく迎えいれていたのか---

関東在住の私にとって、大いに気になるところだ。これは“負の感情”が薄まる、来シーズンでは意味がない。道産子たちの真の“器量”を試すには、今年(の大引)がいちばん良い機会だった。‥私が憶えているかぎり、巨人へ行った小笠原道大のときに、若干のブーイングが沸き起こったろうか。ちょっと記憶が定かでないが。


先週の週刊ベースボールで、根本睦夫氏の記事があった。西武で管理部長としてバリバリだった頃の。これを見て思いだしたのが、FAで出て行った選手は絶対に呼び戻さない‥‥。そういった暗黙な風潮が、にわかに西武球団にはあった。これはFAで12球団最多の選手を流失している「抵抗」への意思表示なのかもしれない。だから工藤公康が後年、西武に“復帰”した際には野球マニアの間でも騒ぎになった。中島はよくて、松坂はNG‥。退団後の選手を見る目も、どうやら確かなようだ。

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2015年07月30日

Classmate?

さすが、ドライチ...


有原航平投手は、いいねぇ本当に。長身でガッチリとした、いかにも投手らしい体躯。重そうなストレートといい、変化球のキレといい、彼を見ているとなるべくして「ピッチャー」になったという感じ。しかし、それでいてまだまだ伸びシロがありそうな“未完成臭”をプンプンとさせている。

大学生活ラストはケガの影響もあって満足に投げることもできず、指名当初は筆者も有原の力量にいささか懐疑的であった。プロに入ってからも肘の具合をみながら慎重に登板を重ねてきたが、29日のオリックス戦では最多の126球を投げられるまでに回復。

この日の勝利で5勝4敗、ただ防御率は、5点台か‥‥今シーズンは本来のパフォーマンスを発揮しているとは云えないのかもしれないけれど、来年はもっとよくなるんじゃないだろうか?それこそ大谷翔平と強力「二本柱」結成、なんてのも期待できそう。


◆人間性もドライチ級?

4球団競合、ドラフトの目玉とされていたわりにはインタビュー慣れもしている様子もなく、初々しさを越えて、どこかたどたどしい。返答の仕方ひとつとっても律義で丁寧。ファンに向けてマイクを向けられても『ご声援ありがとうございました。これからも応援よろしくお願いします』 そんな、岩本勉がもっとも好まないであろう“ありきたり”のことしか口にしない(笑)


しかし、有原はそれでいいと思う。人にはそれぞれキャラ‥あらため個性がある。そもそもはじけた有原は見たくない。彼はハムの「優等生部」所属のひとりとして居ればいい。中田・陽・宮西らに代表されるようなヤンチャ系。一方で大谷・斎藤佑・中島卓・有原みたいな“超”がつくほど、決してハメを外すことのない「優等生」がいて、今のチームは本当に“二極化”の様相を呈している。だが、これはこれで面白い。

クラスにひとり、笑いを取るのに命をかけているごとくな?お調子者がいたと思う。それが杉谷。朝練あとでいつも汗臭さを漂わせている、異性よりも同性に大人気な近藤(笑)。‥なんかこう、20代の選手がひしめき合うヤングハムたちを見ていると、あの親会社が謳っているフレーズをいじりたくなる。


「日本ハムグループはグループではない。クラスだ」


優等生軍団が大活躍をした、くだんのオリックス戦。昨年3桁まであとわずか1本の、99安打に終わった中島卓也。これを本人も相当気にかけていたというが、今年はまだ50試合以上の残してすでに94安打。驚異的な成長スピードだ。近藤健介なんかプロ入り3年かけて放ってきた安打数(83)を、7月29日現在でもうクリアしている...

みんな「成長期」かっ?!

成長期真っただ中にある、日ハム学園の生徒たちを、画に描いたようなTHE・熱血栗山先生も、細い目を一層細くさせながら見守っていることだろう---

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ラベル:有原航平
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2015年07月27日

私、一応「公」ファンですが‥?

チャンステーマ4‥‥訳して「チャンテ4」っていうの?


男性と女性が分かれて唄う埼玉西武さんのアレ、好きなんだよなぁ。特に♀パートのときの『歓声あびて い〜まだ♪』 の、この箇所?

おじさん、なんか萌えるんデス(笑)。それと、不思議なのは“かわいい”ギャルが唄っているふうにしか聴こえてこない‥世にも奇妙な物語。なかには当然おばちゃんだって混じっておられるのだろうけれど。

だが、しかし!アレがかかっているときは、ハム側からすると必然的にピンチを迎えてしまっているわけで。フクザツではあるのだが、燃えている獅子軍団たちをよそに、内心“萌えている”一部の敵ファンがいることを、今ここにお知らせしておこう。





24日から敵地で行われた、その西武戦。B・レアードさんが3連戦計7安打8打点の、驚異的な活躍で【祝】打率2割到達!26日現在の打率.201。おめでとうございます(笑)。これから彼のモチベーションを高めるために、誰か「レアちゃんメーター」つくってみたら?暑〜い埼玉を去ってサッパリなんてことにならぬよう、明日からも熱い一撃よろしく頼むよ。


YOHお岱鋼様が調子を上げてもきたのも光明だった。あの右中間方向にも大きいのが出るようになってくれば、好調の証だ。最終戦で5回に放った逆転ホームラン!かっこよかったなぁ。お岱鋼特有のグングンと加速していく打球は、まさしくメジャー級。いつ見てもエグい。

レアードと陽がよくなってきたと思ったら、中田翔さんの調子がやや下降気味?なかなかうまくいかないもんだねぇ。オールスターでもあまり状態よくなさそうだったし。一試合4安打を、今月は2度もマークしたりしていたのだけれど。好不調の波が激しすぎるのは‥今に始まったことではないが、「負」のスパンはできるだけ短めにしてほしい。


でもまぁアレだ。後半戦初っ端、東北楽天相手に3タテを喰らったときはどうなることかと思ったが、くだんの西武戦で何とか取り返せた。このローテの組み方をみると、勝ち頭である大谷・吉川・メンディの3投手が週後半に偏ってしまっているのが少し気がかりか。週前半の「裏ローテ」で、どこまで勝ち星を稼げるか‥‥当面、後半の鍵を握りそうだね。

西武戦をみるかぎり中継ぎ陣の状態が、とてもいい。とりわけ谷元と白村!キレキレだった。石井裕也の、左打者をきちんと抑えていた点も好感。宮西も守護神様も盤石。やや独走になりつつある鷹の尻尾をつかまえられる可能性を持つのは、もはやファイターズしかいない---

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ラベル:チャンテ4
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2015年07月26日

「本能寺の変」ならぬ‥埼玉の変?

『なんであんなところに‥』


行きつけの床屋のオヤジが云ったこのセリフ、今でもハッキリと憶えている。筆者の中学の後輩でもあったそこの倅が、野球部に所属しており、強豪校が集う埼玉県大会で決勝まで勝ち進んだのだが、あと一歩及ばなかった。その高校は過去に甲子園出場経験もある県下でも名を馳せた学校。相手は、こと野球においては当時無名と云っても過言ではなかった、県立滑川高等学校。

オヤジは勝てる‥と踏んだのだろう。無名のナメガワさん相手なら。そうした経緯から、冒頭の言葉が口をついたわけだけど、この無印の部員たちが予想に反して甲子園でも大健闘してみせた。元阪神の久保田智之が捕手で、4番を打っていた...


なぜ、取ってつけたようにこの話をしたかというと、勘の鋭い方ならもう察しがつくかもしれない。ダルビッシュ有がSNS上で興味を示していた「ヌンチャク打法」 の打者が、滑川(現・滑川総合)の選手であったからだ。





おそらく“確信犯”。したがって予め知人なりに動画の撮影を依頼しておいた‥‥そんな可能性もなきにしもあらずといったところだが、これは、もはや「芸術」の域に達している。非常に魅せられるし、おもしろい。ルーティンも含め、とにかくこんな特異なフォームをする選手は野球人口広しといえど、今回初めてみた。ダルビッシュが面食らうのも無理ない。

‥健全たる高校野球で、こうしたある種のパフォーマンスの類をみせることに、異論を唱える人も中にはいるはずだが、私個人としては好きだ(賛成かどうかは別として)。なんかこう、何のてらいもなく「やりきっている感」に、別次元での爽やかさすら覚えてしまった。人生いろいろ、打撃フォームもいろいろ...


筆者も住まいを置く埼玉は今、とにかく暑い。異様な暑さによってヌンチャク君のような“突然変異”を生んだのか、それは定かでないけれど、尋常ではない暑さの、まるで蒸し風呂のような高温多湿の西武プリンスドームで、いきなり変貌を遂げた選手もいた。男の名はブランドン・レアード


どうしたんだ、レアード‥‥突如の打撃開眼。二夜連続のお立ち台に、よもやの敬遠で勝負を避けられ、気づけば打率2割の大台?も間近に迫ってきた。

初戦(24日)は先制、勝ち越しと実に効果的な一発を2本も放ち、猛打賞。次戦も鈍足を飛ばしてもぎとった三塁打と、終盤9回には値千金の決勝タイムリーを向こうの守護神から、鮮やかに放ってみせた。お立ち台で誇らしげに話す、レアードの顔が奇妙に輝いてみえたのだが、それはおそらく黄金色に生えた髭のせいだろう。


私は心配していた。もし、このまま1割台で規定打席に到達したなら、巨人にいた元祖・意外性の男、山倉和博以来の“快挙”が達成されてしまうことを。とびきり暑い埼玉に乗りこんできてからの二日間で、打率を1分2厘も上昇させた。25日現在、打率.197

打席数が多いために、ちょっと打ったところで率が跳ね上がっていかないもどかしさはあるが、相手に敬遠されるまでにもなった、今の頼もしきレアードなら、この1ミクロンの闘いにも、必ずや打ち勝ってくれるだろう。ようやく真価を発揮してきた、「山倉超え」を狙う助っ人の今後に、乞うご期待?

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2015年07月23日

「発信」の仕方もプロであれ

“少年A”が書いた「絶歌」を読んだ人はおられるだろうか...


以前、週刊誌上で組まれた特集において『「絶歌」は舌禍である』そう力説する論者がいた。うまいこと云うなあと思った。私は本を出すこと自体は悪いとは思っていない。類似の本はこれまでも数多く出版されてきているし、冒頭の文章を読むからに、かなり文才の持ち主であるとも、著者に感じたからだ。

しかし、筋は通さなければならない。遺族の許可を得ず、想いをないがしろにして強行出版に至ったのではダメだ。遺族が『二度殺された』と思うのも、当然のなりゆきだったろう。これについては目先の利益を優先させたにちがいない、太田出版側に大きな責任がある。

元少年Aに苦言を呈するとすれば‥‥中森明菜のヒット曲ではあるまいし、やはり、本名で執筆すべきだったのではなかろうか。相応の覚悟を持ち合わせていなかったのなら、本なんか出すべきではなかった、と云われても仕方がない。


「言論の自由」とはいえ、趣旨はまったく異なるのだけれど、ある選手の発言には私は耳を疑った。誰とは云わないが、アウトカウントを間違えた選手...

三連戦の初戦で、あのワンプレーがのちのちまで暗い影を落としてしまったのは、たしかな事実である。が、それについて私は責めたくない。ミスや勘違いをすることは、人間なら誰にだって起こり得るのだから。大切なのは二度同じ過ちを犯さないこと。‥おそらくあの手の凡ミスをしたのは、今回が初めてだったろうし。いい教訓になったと思えばいい。その後口にしたとされる彼の発言の方に、いささか問題アリだ。


『準備不足。試合に出るに値しないし、試合に出ている方がおかしい』

たしかにそうだったのかもしれない。ただ、これを本人が云ってしまってはダメだろう。試合に出るに値しない?打撃好調な選手が他にもベンチにいるのにもかかわらず、出場させてもらっている。‥それらの選手に対しても失礼だし、試合に出ている方がおかしいと云ってしまっては「最善の策」として起用している監督にも無礼だ。

「試合に出る資格がない」だなんて、主以外誰も思っていないし、そもそもミスをした後にこのような発言をされては、子供がいじけてるようで、なんだかみっともない。プロとして、かっこわるい‥。ミスをしたってもっと堂々としていればいい。反省はしても。“後ろ向き”な姿勢しか伝わってこない、件の発言には少しガッカリしてしまった。

仮に長年みてきた金子誠氏なら、おそらくこうであったような気がする。『すべて自分のミス。申しわけない。次の試合でかならず取り返したい』。

次戦であえてスタメン起用したのも、そんな想いに監督もかけてみたかったのだろう。佳境を迎えてきた高校野球の地方予選とちがい、プロ野球ではミスを挽回できる機会はいくらだって残されている。“いじけてる”暇は、彼が今身を置いている世界にはないはずなのだ。

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2015年07月20日

Soka?

もう、舞ちゃん...サイコー!!


以前から気になっていた今井舞著「気になる「あそこ」見聞録」を、最近ようやく入手した。いつも芸能人に毒を吐きまくっている著者が、文字通りちょっと気になるあそこに自ら赴いてレポするというもの。そのマニアックすぎる“あそこ”ラインナップと、週刊誌上でみせている切り口とはまた違った体で、期待どおりだった。

本の詳しい感想等は別の機会にするとして‥舞ちゃん(40代)が行ってきた“あそこ”の中に「創価大 オープンキャンパス」がある。創価大は世界一の大学で、身内ではソウダイと呼称されている‥などなど、私にとってまったく守備範囲外の情報を手にすることもできたのだが、ソウカといえば切っても切り離せない仲にいるのが、我らの日ハム。系列校から多数の野球部員を北の大地へ送りだしている。


‥私は概ねハムの昨今のドラフト戦略には満足しているのだけれど、不満もあるにはある。真っ先に挙げられるのは現・東京ヤクルトで創価大卒の、小川泰弘を取り逃がしたことだろうか。ソウカといえばハムなのに、なぜどうして! と。

もちろんハムにも獲得できるチャンスはあったし、ヤクルトに先を越されたのはドラフトのルール上、致し方ないことではあったのだが、プロでの小川の活躍ぶりを眺めていると‥やはり、やるせない思いになってしまう。


振り返ってみればツメの甘い球団ではあった。いっとき、駒沢大出の選手を3年も連続して、しかもドライチで獲得したことがある。にもかかわらず、のちに名球界プレイヤーとなる野村謙二郎の指名を見送ったり、近畿大とも太いパイプがあるようで、同大学のエースを立て続けに逆指名で獲得したのに、二岡智宏のようなスタープレイヤーには“選んで”もらえなかったり...


そんな哀しい過去をも持つ球団に、突如として舞い込んできた‥朗報?

巨人はゾッコンも…注目の創価大・田中は「日ハム志望」情報 ※日刊ゲンダイ

先日プロ選手相手に奪三振ショーを繰り広げたのが記憶に新しい、創価大・田中正義投手が日ハム志望だそうで。真偽のほどは定かでないけれど、もし事実ならたいへんに有りがたい。

以前誰だったか‥著書のなかで本拠地を北海道に移したことで、ますますアマチュア球界の大物に敬遠されるのでないか?といった見解を示していた人がいたが、どっこい!まったくそんなことが気にならなくなるくらい、今や日ハムという球団はアマチュアの選手から羨望の眼差しを向けられている模様。

そういえば巨人に行った岡本和真や今年ドラフトの目玉と評される県立岐阜商の高橋純平投手も、「ハムファン」という垂涎な情報を目にした憶えがある。‥もっともファンと“入りたい”球団が必ずしも一致するとは限らないが。


ともあれ、「入りたい」「ファンだ」と云ってくれる選手がかしこにいてくれるのは、私たちにとっても気分のいいものだ。小川の二の舞にならないために、田中投手はなんとしても獲得にいってもらいたいなぁ。由緒あるソウカ大の投手なんだし、本人も日ハム志望らしいし。

記事によるとすっかり“その気”になっているという栗山サンだが、来年のドラフト候補となる高校のかわいい後輩がやってくるまで監督をやらせてもらうためには‥‥やっぱり今年優勝するっきゃない?

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2015年07月17日

完全的中の奇跡?

『オールスターまでの残り5試合、すべて勝ちにいく』 と、意気込んでいた指揮官。最後の試合に敗れて惜しくも「有言実行」とはならなかったが、西武とソフトB、上位2チーム相手に4勝1敗となれば上出来とみるべきだろう。ただ、中継ぎでの登板も噂されたMr.地方球場?大谷翔平の(投手での)出番がなかったのは、いささか残念であったが。


15の貯金を持って首位まで3.5ゲーム差‥。前半戦、想像を上回る大健闘のおかげで「完全的中」の機運が高まってきた。開幕前に筆者が勝手に行った順位予想では1位・ハムから下にソフト、西武、オリックス、楽天、最下位にロッテの順。1位にハムを持ってくるのは、優勝を信じて疑わない、もはや恒例の“お約束ごと”である。したがってハムが優勝をしないかぎり、私の予想は永久に当たることがない。が、今年は久方ぶりにそのチャンスが訪れた。


多くの方が優勝候補の本命に挙げていたオリックス。確固たる根拠はなかったけれども、私はオリックスの優勝だけは多分ないだろうと見ていた。大砲ばかり揃えたって長嶋・堀内政権時の巨人軍を回顧してみれば判るように、大抵失敗しているからだ。これまた予想を上回る低迷っぷりで、現在最下位‥。今いわれても、なんだか“後づけ”みたいで、かっこ悪く聞こえるかもしれないが。

その点バッテリーを中心に、的確な補強を毎年行っているソフトはさすがというか、巧いなと思う。この投打にわたって隙のない、強豪チームを下に引きずり下ろすのは容易ではないが、対戦成績を五分くらいに、今後どうにか持っていければ...

こうなるとソフト以外の球団に“お得意様”をつくることが大事になってくる。ザッと星取表を眺めていると、故障者が続出したオリックス以外のパ・リーグチーム相手で得意と呼べるほど、貯金を稼げているチームが見当たらないのは‥若干気になるところだ。クライマックス進出圏内の3位狙いなら、とりあえず勝率5割でいけばいい。あくまでペナントをつかみ取りにいくなら、やはり、確実に貯金を増やせるチームはつくっておきたい。


栗山監督も前半戦の総括として口にしていたが、優勝を狙える位置にいるのはたしかだ。よく「追われるよりも、追う方が気楽」なんて云われるけれども、気持ち的には追う立場にいるハムの方がまだ楽である。中途半端な強さを身に付けていた昔は、前半戦首位に立ちながらも後半弱点を露呈してジリジリと追いつめられ、滅入った記憶が何度かある。アレは精神衛生上、本当によろしくない(苦笑)

だから、理想としては日本一になった2006年のごとく、2位でピッタリと“並走”して、最後の最後で抜き去る感じ?「熱パ」を演出して連日ニュースに取りあげられ、大勢のファンが球場に足を運ぶ‥。まさに、一石三鳥。おもえば、あのときもソフトと西武との三つ巴の闘いだったっけ...


勝ち抜け、ファイターズ!! 後半戦もおおいに期待している。

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2015年07月14日

両助っ人外国人選手の現状

まさか、西武相手に3連勝してくれるとは思わなかった。


岸、十亀に菊池‥‥。これまであまり打ちこんで勝ったイメージのない3投手が相手だったのだから、尚のこと悦びは大きい。その内訳も1点差勝利と大逆転勝利、そして最後がスコア「10−0」だなんていう、よもやの圧勝劇に、各々満員になった札幌ドームの観客も、大満足して帰路についたことだろう。

やはり、ファンの声援による後押しは、選手にいつも以上の力を引き出すのだな。かつて新庄剛志がお立ち台で絶叫した言葉が、ふと脳裏をかすめた。 『きょうのヒーローは僕じゃありません。みんなです!!』


しかしながら、ローテを組み替えてまでルイス・メンドーサを埼玉西武にぶつけたのは大正解だった。彼のナチュラルに“動く球”は、こと右打者の長距離砲が居並ぶ打線に有効的なのではないかと見ていた。前回対戦(6/28 西武プリンス)と合わせると、これで14イニングスをゼロ封...

中軸をほぼ完璧に抑え込んだことが勝因となったのは云うまでもない。そういえばその前回あたった西武戦のとき、先発を翌日に控えていたメンドーサが、テレビモニターを見ながら熱心に相手打線の研究に勤しんでいたのだという。チームは連敗中であったのだが、これを伝え聞き、私は彼なら必ずやってくれると思った。無論、どの投手もしていることだろうが、メジャーのマウンドを踏んだ経験もある投手が、それほどの意識を持って試合に臨めば、結果は自ずとみえてくる。

‥2015シーズンも勝ったり負けたりが続いているけれど、今後は重点的にL相手にぶつけてみるのも面白いかもしれない。昨季同様、夏場に向けて尻上がりに調子も上がってきている。クライマックスで激突する可能性も高い「獅子キラー」の誕生は、心底頼もしいかぎりである。


打率は2割を下回りながら、15本塁打43打点(7/13現在)という数字を目にすれば、どうしたって使いたくなってしまう。ブランドン・レアードのことだ。

非常に評価の難しい、近年ではあまり見かけなかったタイプの外国人選手。しばらくは下位打線に助っ人外国人がいるのが不満な筆者なのであったが、考えようによってはこのビックリ箱が下位で控えているのも、悪くはないのではないか?‥最近ではそう、わりとポジティブに捉えられるになった。

なんだろう、“掃除屋”のイメージ?塁上にたまった走者を一掃さすホームランを、よく放つ。勝利に直結するというよりも、どちらかといえば追い打ちをかけるように、さらに畳みかけにいくのがレアード弾の特徴。2日のオリックス戦で杉谷拳士の決勝内野安打のあと、彼がダメ押しのスリーランをかッ飛ばしたシーンがあったけれど、アレなんかよく分かりやすい。

下位にいるとはいえ、不用意にいくと一発があるから投手も息を抜けない。8番、または9番を打つ打者に、ここまで細心の注意を払わなければならないとは、相手もたまったもんじゃないだろう。こういった新しい助っ人の在り方も、ひょっとしたらアリなのではないかと、徐々に感じ始めてきた次第。あなたはレアードに何を思うだろうか。

周囲の厳しい声をシャットアウトするため、そして何より彼自身のためにも‥‥とにかく、打率を最低限2割台には乗せておきたい(苦笑)

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posted by 羽夢 at 10:52| Comment(0) | TrackBack(0) | FSコラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月11日

「満員御礼」

オールスターにおいて古くから『人気のセ、実力のパ』だなんて云われてきたけれど、その要因として一説ではこんなことも云われている。普段の公式戦では「不入り」のパ・リーグ。セ・リーグの人気選手が多数出場する球宴ともなれば球場が超満員となるので、ここぞとばかりにいいところを見せてやろうと、パの選手がいつにも増してハッスルする‥‥。要はゲームへの“入り方”の問題なのだ。だから、パの方がオールスターに強い。

一頃に比べればパ・リーグの不入りもずいぶんと解消され、セ・リーグとそん色ない盛況ぶりをみせている。が、毎年圧倒的な強さを誇る、交流戦の闘いぶりなども眺めていると“染みこまれてきた”伝統は、根強く受け継がれているのだろうか。お客さんがたくさん入ると、やっぱり‥いい試合をしてくれる。


10・11日の埼玉西武戦。札幌ドームは4万人を超える観衆で膨れ上がった。初戦は両軍合わせて4安打という“究極”の投手戦を制して勝利。2戦目も序盤つけられた4点差をひっくり返し、8−7。お見事な「ルーズヴェルト・ゲーム」でハムの連勝だ。ハラハラドキドキの種類は異なりながら、それぞれの試合で野球の醍醐味を存分に味あわせてもらった。

岸孝之との投げ合いに勝ち、両リーグ最速の二ケタ、10勝に到達した大谷翔平。連日バットで魅せてくれた近藤健介も、たしかに素晴らしかったが、連勝の真の立役者であり「MVP級」 の輝きを放っていた増井浩敏の存在を忘れてはならない。

‥2015年の増井は、なんて素敵なんだ。10日はライオンズの強力クリーンアップ相手にわずか10球。三者凡退で片付ける完璧な救援。浅村に鋭いフォーク、中村にはストレートで真っ向勝負を挑み空振りを奪ったシーンは、誠にしびれた。翌11日、またしても中軸相手に気迫の“イニングまたぎ”で、アッパレな火消役を演じてみせる。

近年、彼くらい心の底から安心して見守っていられるストッパーは皆無だった。長年その役を担った武田久も最終的には抑えるものの、走者をためてしまうことが多かったし、増井のごとく狙って三振を奪えるタイプでもないために、ましてピンチのケースが多い“イニングまたぎ”での登板など、ほとんどなかったように思う。

昨シーズンの前半頃までは、まだどこか頼りない表情を時おり覗かせていたが、今年は一変。チームの守護神としての自覚と自信を持った男の変貌っぷりには驚きの一言だ。


思えばなぜ、増井ほどのスーパーな投手が“オールスター”に選ばれなかったのか---

これも全パを率いる工藤公康の好みでなかったとしか考えられない。‥まあ、ポジティブに考えるなら、おかげで貴重な休養期間に充てられるのだが。このまま順調にいけば球団新となる40セーブも、夢ではなさそうだ。


先週末の楽天戦で幾分嫌な形でのサヨナラ負けを喫してしまったが、それを引きずることなく、ロッテ・石川歩に岸、さらに苦手としていた十亀剣といった好投手を次々と撃破しての連勝劇に、否が応にも逆転優勝に向けての期待が高まる。‥前半戦終了までの残り3試合は、すべて道内球場で行われる。できるだけ満員に近いスタンドで、ファンも後押していきたい。


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posted by 羽夢 at 23:19| Comment(0) | TrackBack(0) | FSコラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月07日

オールスターと、杜の都の怪?

そこまで仲がよくなかった同級生の結婚式に招待された。おめでたいことではあるのだけれど、なぜか心からの祝福ができない。そういった心境に近いだろうか...


2015年のオールスターには監督推薦を含め、日ハムからは計5選手が出場する。5名もの選手が選ばれたのは嬉しいが、個人的にはかなり意外な顔ぶれであった。まず、今季持ち前の高い打撃力を示してくれている近藤健介が不選出。まだまだ送球エラーは多いが、捕手としても頑張っていた。そもそも出場が危ぶまれている楽天の嶋しかり、捕手2人で大丈夫なのだろうか。まさか、森友哉にサプライズ的にマスクを被らせる気?

中島卓也は“予想外”だったが、今年の活躍ぶりを考えれば、まぁ当然だろう。派手さはなくとも、黙々と仕事をこなしていれば、見てる人はどこかでちゃんと見てくれている。

そして、いちばん驚いたのが、宮西尚生のオールスター初選出。毎シーズン、コンスタントに成績を残している宮西にも、いつか出場してもらいたいとは思っていたが、正直このタイミングで来るとは予想もできなかった。‥監督が栗山なら判る。昔から自チームの選手に、これまでの功績を称えたり、常日頃な努力する姿勢に対し「ご褒美」の意味合いも兼ねて出場させてあげるケースは、わりとあった。今回でいえば巨人の鈴木尚がそれに近いかもしれない。だが、現実選んだのは栗山ではなく工藤だ。

宮西がリーグを代表するセットアッパーに変わりはないけれど、春先から不振がちであった今年、「初選出」されたのには、皮肉というか、冒頭記したような、何かフクザツな思いも交錯する。もっといえば吉川光夫が選ばれのも意外だった。

たしかに開幕5連勝、復活をかける2015年は華々しいスタートを切ったが、ここのところはKOされる場面も目立ち始め、黒星も増えた(7/7現在 6勝4敗)。したがってそこまで調子がいいようには感じない。宮西といい吉川といい、ひょっとしたら同じサウスポーだった監督・工藤好みの投手であったということなのか。これならすべて合点がいく。‥無論、せっかくの晴れの舞台。選んでもらったからには、両投手に好投を期待したい。


“吉川絡み”では、直近4日の東北楽天戦で悔しい思いもした。これは吉川本人に対してではなく、1点リードの7回途中に交代させた投手起用について。2アウト1塁の場面。いくら相手の牧田が左投手に強くても、最近調子がいいといっても、まがりなりにもここまでローテーションを守ってきた投手‥オールスターに選ばれるほどの投手なのだ。

吉川クラスの投手であれば、何としてもこの回は投げ切らせてほしかった。結果がどうのの問題ではない。誰がみても判る「自分への信用がない」と云っているようなあの継投劇は、内心、吉川を落胆させたことだろう。観ていた私もガッカリした。


それから、仙台に場所を移して行われた同カード。『アレ?矢野謙次はどうした』 と。一向に出てこなかったのでベンチ入りすらしていないのかと思った。‥いるなら、なぜ使わない。惜しむらくは最終戦。9回、松井裕樹を攻めたてて2、3塁のチャンスをつくったシーンだ。

たしかに矢野の調子も一頃に比べると幾分落ち気味。陽を代えづらいのは判る。ただ、あの日あきらかに陽の様子がおかしかった。さほど遠くもない外角球にバットを放り投げて空振りをしたり、正直いってまったく打てそうな気配がなかった。だから矢野の、あの無類の勝負強さに‥あそこはかけてもらいたかった。

吉川のくだんといい、ヘンに「データ主義」な部分を垣間見せるときもあれば、陽のケースのように妙な“人間臭さ”を覗かせてくれる場面もある。栗山采配がたまによく分からなくなるが、云うとしたらこういうことだろうか。

代えるのも勇気、代えさせないのも勇気---

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2015年07月06日

東京ドームの怪?

ついに、あの伝説のユニフォームが復活‥ですか


今年度の「レジェンドシリーズ」(8/7〜8/9札ド・8/21〜8/23東ド)で着用するのは、1981年に球団創設以来初めてリーグ優勝を飾ったときのものだそう。

実は私、東京本拠地時代の産物について色々えらそうに語ってきたが、あのユニフォームを着て躍動するFs戦士は写真や動画でしか拝んだことがない(笑)。「野武士軍団」といわれた、当時を知るハムファンにとっては感激もヒトシオなのではないだろうか。


現代では“復刻”不可能かと思われた。濃紺と赤の「nh」帽子。下をみれば水色のストライプだなんて、ちょっと平成の人には受け入れられないのではないかと‥。しかし、先日“モデル”として登場してきた中田や田中賢をみると、意外に違和感がない。むしろ結構イケてるではないか(笑)。柏原コーチはさすが、様になっていた。侍のような風貌の大谷翔平なんかも、わりと似合いそう。


当日球場のお共に最適!


エピソードにも事欠かないユニフォームだ。資金面で複数枚持つ余裕がなかった当時のFsナインのユニフォームは「ツギハギ」だらけであったとか。要は洗濯を繰り返しながら、何べんも同じものを着回していたのだろう。盗塁しまくっていた島田誠さんのなんか特にひどかったそうで。この“惨状”をみた、広島から移籍したばかりの江夏豊投手があきれ返っていたというのは、嘘か誠か。


東京ドーム試合開催時に着用してくれるのは“既定路線”のような感じだったとはいえ、嬉しい。せっかくだから北海道から駆けつけてくれるファンと昔からのハムファンたちで、大いにレジェンドシリーズを盛り上げて頂きたいと思う。筆者も参戦するつもりだ。

‥しかしながら、年間を通して数も多くない東京ドームには近年、どうして客が入らないのだろう。まあ今に始まったことではないのだが(笑)、おおよそ20,000〜25,000人くらいの観客数で推移している。ちなみに最大収容人数は46,000人の球場。これなら普通に札幌ドームで試合を行った方が客が入るのに、おそらく東京時代からのファンをためを思って組みこんでくれている球団の厚意に対して申し訳なく思う(球場使用料もバカにならないだろうし)


先日、同球場であった東北楽天主催のゲーム。実に43,000人を越す満員御礼状態だった。鷹の祭典とやらでやってくる、ソフトバンク主催時(6/29 対L)も同様に超満員。年に一度だから、より“プレミア感”が増すのかもしれないが、あの集客力は大したものだ。

‥観客の多くが両社の社員、関係者だと訊いたから「招待券」の存在など、何かしらのカラクリがあるであろうことは承知。それでも、慣れない球場であれだけの観衆に見守られてプレイする選手たちは、当然悪い気はしないだろう。元本拠地の面子にかけて、8月こそは“自力”で近いくらいの数を動員して、スタンドを埋めてみたい。

件の楽天3連戦は珍しく全試合観戦できた。色々と不可解な出来事が起こったが(笑)、これらについてはまた次回にでも触れたいと思う。

≪関連≫
日本ハムファイターズ初優勝時のユニフォームが復刻!「レジェンドシリーズ2015」着用ユニフォーム概要 ※球団公式サイトより

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2015年07月02日

哀しき「F」 -古希のあなたへ-

オールスター休み以外で、シーズン中に3日間も試合がないとは珍しい。ただ交流戦明け、しばらく流れがよくないときが続いたから、これを良いプチ・リフレッシュ期間と捉えたい。唯一、生で観る機会を失われた函館の野球ファンは残念だったろうが。


あの日は残業で帰りが遅くなり、翌朝になってから知ったのだけれど、新幹線車内で火災?男が焼身自殺を計ったとかで。‥哀しいなぁ。他人まで巻き込んだ、あの男がしたことは決して許されることのない行為だ。しかし、その「背景」を知ったら、私はますます哀しくて仕方がない。

“狂行”に及んだ経緯。詳しい事情は分からないが、一説によると、年金受給額の少なさに対する不満を日頃から周囲に漏らしていたらしい。‥とても他人事とは思えない。ひょっとしたら今後、あの男のように自暴自棄に陥ってしまう高齢者が増える可能性だってある。同情はできないが、再発防止に向け、そういった部分に今一度、目を向けてみる必要性はありそうだ。


野球が好きだったのだろうか---


野球のユニフォームに身を包んだ写真。ずいぶん若い頃に撮ったもののようだが、胸に「FIGHTERS」の文字が見える。‥もちろん日本ハムファイターズに一切関係はないのだけど、帽子に描かれた「F」のロゴが旧・東映フライヤーズのと少し似ていた。

折しも、私は一冊の本に夢中になっていた最中。近藤唯之著「引退 そのドラマ」がそれである。ここに収められていた大杉勝男氏にまつわるエピソードを読み、のちの夭折してしまう遠因を知ったと同時に、私には“無念”の感情が一層募った。『なぜ氏ほどの人物を、ファイターズは放出してしまったのだろう』 と。


大昔にありがちだった現役を退く間際、故郷の球団や憧れの巨人軍に“移籍させてあげる”のとはワケがちがう。まだ脂が乗った30歳手前、みすみすヤクルト球団にやってしまったのだ。本書にもある「武勇伝」であったり、色んな人から話を訊けばきくほど、大杉氏くらい「ファイター」に相応しい選手はいない。

少し大袈裟にいうなら、現代の中田翔をトレードするような感覚ではないか。当時のファンから球団へ抗議の電話が殺到した‥か、どうかは分からない。

以前、西武が球団OBでもある稲尾和久氏の功績を讃えて、選手全員が背番号「24」のユニフォームを身にまとって試合をしたことがあった。とても高貴な景色をみせられた思いもしたが、ファイターズは‥こと大杉氏に際してはそれも叶わぬ夢だろう。どちらかといえば後年の“ヤクルト色”イメージの方が強くなってしまったのだから。ファイターズナインが東映のユニフォームで背番号「51」をつけている姿、一度でいいから拝んでみたかった。

生きていれば、今年でちょうど70歳‥か。古希の大杉氏は、一体どんなだったのだろう。

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2015年06月29日

ブレイク、手前?

同じ野球系ブログを運営する者として、筆者も一目は置いていた「プロ野球死亡遊戯」がこの度、一冊の本になったらしい。

一時期、個人のブログやケータイ小説が書籍化するというのが流行ったけれども、ああいった選手評や試合レビュー系?に特化したタイプのものは、案外珍しいのではないか。今回の“快挙”に、毎日セッセと更新を続ける野球ブロガー方も、大いに励みになったことだろう。日ハムに特化した本であれば、私も買おうと思う。諸兄諸姉にはがんばっていただきたい。




しっかしながら...

このブログは人気ねぇなぁ (笑)


「死亡遊戯」の累計6000万PVか。ラディッツとフリーザくらいの差がある。扱っている球団がローカルだからか‥いやいや、単に筆者の力不足だろう。これから益々精進していかねばならん。「書いてきて、ずっと続けてきてよかったな」と思えることが、正直このブログにかんしては滅多にないんだけれど、それでも更新のために何となくPCの前に向かってしまうのは、私に物書きの血が流れているか‥前世が作家だったのかもしれない(笑)


さて、そろそろ本題に移ろう。交流戦明け、日ハムは上位2チームに対して1勝5敗‥。私にとって「希望の星」であった斎藤佑ちゃんも3試合で計6失点か‥。マンマミーア状態(笑)。大量失点を繰り返す投手陣に、繋がらない打線。某選手のまさかの悪送球までありと、本当に辟易してしまったのだが、最後の最後。ひとりの選手がそこから救ってくれた。

石川慎吾。剛腕・菊池雄星から放った、決勝ホームラン。左打者ばかりの打線にあって、どうしてここまで出番が少なかったのか、ちょうど訝しがっていた最中で殊勲の一打。西武との三連戦は、彼の意地を見た気がした。

左投手から2アーチ。「左殺し」の一番手として、首脳陣に猛アピール。おまけにホームランを放った直後にベンチの中でみせてくれた、はちきれんばかりの笑顔は、多くのファイターズ女子の心を射止めたに違いない(笑)。‥よく見ると、かなりのイケメンだ。正統派路線の。

それにしても石川慎の打球は右中間方向によく伸びる。本人もお立ち台で話していたが、それを「持ち味」と捉えているようだ。何度もリプレイ動画をみていたら、一瞬、彼が二岡智宏とダブってみえた。その二岡、古くは落合博満に清原和博‥右方向に長打を打てる右バッターはこれまでも数多くいたが、いずれも球史に名を残すような強打者たちだった。

が、いきなりこの“域”を目指すのは、高卒4年目の彼にあまりにも酷だ。彼にはまず、球団OBの西浦克拓氏になってもらいたいと思う。氏も右中間へ鋭い打球を飛ばせる、スラッガータイプ。背番号「49」の先輩でもあった。それから「66」に代わり、20本塁打で大ブレイクしたのが入団6年目のこと。石川慎に、まだまだ時間はある。一頃の勢いが失せてきたFsに、ニュースター誕生なるか---

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2015年06月25日

No more YMCA?

主が誰だったか失念してしまったのだけれど、GAORAを視てたから岩本氏か金村氏、そのどちらかか。一連の会話の中で、たしか『6回に試合の流れがよく変わる』そんな話をされていた。

点が入ることが多いから、6回を“ラッキーイニング”とした‥は、それに裏打ちしているのかもしれないが、「流れが変わる」のは、いい時もあれば、悪い時だって当然ある。前者ならその流れを、少しでも断ち切りたくないと考えるのが、普通だろう。月並みだが、野球は“生き物”であるのだから。


そこに5回終了後の、一応グランド整備という名目で行われる余興、「YMCA」が、選手にとって、あのインターバルがいささか長すぎるのではないか? と。‥直に否定していたわけではないが、自身の経験に基づく、そういった口ぶりであったのが印象的だった。

試合途中に、余興にあれだけ時間を割いている球団も、確かに珍しいかもしれない。だから、インターバルなしにすぐさま6回に突入する他球団主催のゲームを観戦していると、たまに『アレ?』と思う時がある。まあ、慣れとともに、それだけ私たちの間で「YMCA」が定着している証左でもあるのだが。


かれこれ20年近くか。踊り続けてきた。筆者も東京ドームで係員をしていた際、半ば強制的に踊らされた(苦笑)。前述の「ラッキーイニング」でのプチイベントに、なぜか7回にもファイターズ讃歌を流す。‥‥いや、私たちはまだいいのだが、他球団のファンからすると正直、あれらは「クドい」以外の何物でもないだろう。なにしろスリー・イニングス連続、だ。


YMCAも、もうそろそろいいんじゃないか---


ふと、そんなことを頭をもたげた旭川スタルヒン球場で行われた24日の試合。5回終了時点で7−0。ハムの大量リード。おまけに先発・大谷翔平も絶賛好投中。‥ここまで今季ワーストの5連敗中であったのだ。いい流れを切りたくない。向こうに渡したくない。

もうなり振り構わずにいられなかった。YMCAはおろか、花火もいいから、とにかく一刻も早くゲームを進行しろ!ファイターズの勝利の方が大事なんだ! と、幾分イラついてしまった塩梅(笑)


もっともこの日の大谷は、そんな不安を吹き飛ばすくらい、調子がよかったわけだけど。ただ、もし万が一、あの長いインターバルによって試合の流れが変わるような事態になったら、私はもっと声高らかに「YMCA廃止」を訴えていたことだろう。大谷は、本当に色んな人を救ってくれた。


しかしながら、直球の走りにスライダーのキレも抜群。中盤からはカーブを交えて緩球を活かすなど“終始”安定していた。彼にかんしてはインターバルがどうだとか、まったく心配する必要がなかった(笑)。地方球場を苦手とする選手の方が、どちらかといえば多いと思うのだけれど、逆に得意とする投手も珍しい。誠に規格外な男...

大谷翔平の“極上”の快投に酔いしれた旭川の夜。たいへん良い試合をみさせてもらった。ありがとう。「花火はいいから」などと口走り、こと旭川のハムファンは気を悪くされたかもしれないが、すべては愛するハムの連敗ストップを願ってのもの。堪忍いただきたい。

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ラベル:大谷翔平
posted by 羽夢 at 11:07| Comment(0) | TrackBack(0) | FSコラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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