2009年09月26日

勝ち運を持つ男・・【対福岡ソフトバンク21回戦】

延長12回、フルに戦って両軍決め手を欠き、0−0引き分け。
11残塁の拙攻も、ファイターズ投手陣が次から次へと押し寄せてくる
鷹波を必死の継投で食い止め、勝利に等しい価値あるドローだった。


『1点取られたら終わり・・』


8回裏。4投手を送りこみ、1死満塁の大ピンチを凌ぎきり梨田監督、
執念の継投策が実った。『右には右、左には左』セオリー通り、小刻みに
惜しげもなく左右の投手を継ぎこんだ。先々を考えてはいられない、
一戦必勝!いよいよファイターズもスクランブル体制を敷いてくる・・
昨日の試合はその予兆だったかもしれない。



優勝チーム、または優勝争いに絡んでくるチームとゆうのは不思議と
勝ち運を持った、勝利が転がり込んでくるといった『ラッキーボーイ』
的な選手が結構、登場してくる。

ファイターズでは過去に日本一を果たした2006年。
後半から1軍に加わった押本健彦が5勝0敗、防御率1.50とゆう
素晴らしい成績を残し、勝利の方程式の一役を担った。また左腕の 
B・トーマスも優勝争いも佳境に入った終盤戦だけで4勝を荒稼ぎ
するなど、強運ぶりをいかんなく発揮。


連覇の07年はこの年からデビューを果たした金森敬之がラッキー
ボーイとなった。4勝1敗4ホールド。当初は敗戦処理的な起用も
多かった金森だが、登板すると不思議と打線が逆転し勝利投手に
なるといったケースが目立った。


昨年は優勝こそ逃したが坂元弥太郎の存在も光った。
自己最多の6勝、防御率3・18と安定した成績を残した。
今年で言うと既に救援だけで7勝を挙げている宮西尚生
それに当たるか。


さて、その2007年版2008年版『勝ち運を持った男達』
登板した昨日の試合。

まずは前述の8回2死満塁の大ピンチで登板した坂元。
いきなりカウント0−3と追い込まれたが、それから開き直って力強い
速球を投げ込み、多村仁志を一飛に打ち取った。多少、球のバラつきが
目立ち、コントロールが定まっていなかったが去年の良かった頃の感覚を
取り戻せれば今後、大きな戦力となってくれそうだ。


最終12回裏に登板した金森。
2イニングを放ったクローザーの武田久に変わってブルペンには金森しか
残っていない、文字通り後がなかった厳しい局面だったが、なんとか凌ぎ
きった。ピンチになってからの投球はまるで守護神も務まりそうなほどの
球威と迫力!

特に速球の伸びには目を見張るものがあった。疲れの見え始めた
菊池や江尻を24才の若さ溢れる、パワフルなピッチングでこれから
フォローしていきたい。


建山不在の救援陣、苦しい台所事情は続いていくがこれから彼らの
勝ち運・・いや、勝利に貢献する投球を期待していこう。


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2009年08月12日

小谷野栄一、勝負強さを検証!!【対オリックス12回戦】

起死回生、値千金・・

こんな一打をどれだけ放ってきただろうか・・

ファイターズ、1点リードの最終9回表。
守護神・武田久がローズに被弾し、まさかの逆転を許す。
裏の攻撃も2死ランナーなし・・

好投のバファローズ・岸田の前に土俵際まで追い込まれたファイターズ。
絶体絶命の局面で、またしてもこの男がチームのピンチを救ってくれた。


小谷野栄一


カウント1−0から岸田の投じた2球目。外角高めの直球を逆らわずに
右翼方向へ。打球はライトスタンド中段で弾んだ。

スコアを振り出しに戻す、価値ある一打に思わずガッツポーズ!

ヒーローは当然、サヨナラ打の田中賢介に譲ったが、小谷野も紛れもなく
昨日の勝利の立役者だった。


7月2日の東北楽天戦。
8回、満塁一掃の2ベースを放ち、チームの逆転勝利に貢献。
29日の千葉ロッテ戦でも同じく満塁一掃の3ベースを放ってひっくり
返すなど今シーズンは神がかり的な部類の勝負強さが光る。

こんなクラッチヒッターが打順下位にいるのだから対戦チームもたまった
ものではないだろう。


しかし小谷野の『勝負強さ』は何も今年に入って始まったことではない。
昨年、打率.251、本塁打ながら打点は60得点圏打率は3割以上。

今季の7号が自己最多で、昨年まで放ってきた本塁打数は意外にも
14本と少ない。

だが、その『意外』と思わせるのは勝利に直結する、中味の濃い一打を
数多く放ってきているからに他ならないだろう。

2007年6月23日。対阪神戦。
交流戦初Vを決める決勝ホームランを延長10回に放てば翌月7日には
千葉ロッテ戦で薮田から自身初のサヨナラアーチ・・

振り返ってみると印象深い一打が実に多い。

そういえばプロ初打点も2004年、東京ドームでの大阪近鉄戦。
代打で登場してきてのサヨナラヒットによるものだった。


一時期、打撃の調子が下降線を辿りながらもオールスター明けから
打率も急上昇。更に持ち味の『攻守』にも一層の磨きがかかっている。


難病を乗り越え、今やファイターズ不動の三塁手。

本当の意味での『勝負強さ』はここまで這い上がってきた、小谷野の
野球人生そのものなのかもしれない・・


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2009年07月29日

江尻慎太郎 〜剛球王子の弾丸ストレート〜【対千葉ロッテ16回戦】

『最後まで諦めない!』
そんな勝利への執念が最後の最後で、実を結んだ。

2点ビハインドの9回裏2死、ランナーなしの局面・・

マウンドには防御率1点台の抑えの切り札、B・シコースキー
さすがの私も九分九厘、今日の敗戦を覚悟していたがクリーンナップの
連打で繋いだ満塁のチャンスに6番・小谷野栄一が右翼フェンス直撃の
走者一掃、タイムリー3ベースを放って一挙逆転!


今季、逆転勝ちの多いファイターズを象徴するかのような劇的な勝利☆


初回、1番・田中賢からパ・リーグ記録の4連続2塁打で幸先良く3点を
先制。
その後も再三、スコアリングポジションにランナーを置きながら得点できず、
フラストレーションの溜まるゲーム内容だったが土壇場の9回、ようやく
スカッとした、心地よい爽快感を覚える時間が訪れた。


これ以上、ファイターズに連敗するわけにはいかないマリーンズは苦手、
多田野数人の攻略に成功するなど意気込みは相当なものだったが連敗
中の焦り、僅差でのプレッシャーからか最後の最後で力尽きてしまった。


後半戦の開幕カード。北海道日本ハムがこの勢いで明日の試合もモノに
するのか?それとも千葉ロッテが連敗阻止へ向け、意地を見せるのか?

千葉ロッテ・成瀬善久、北海道日本ハム・スゥイーニーの両予告先発で
18:15分、プレーボール。


7/29

−M  千葉マリンスタジアム  観衆 17,878人

【勝】 江尻勝  【敗】 シコースキー5勝5敗4S  
【S】 武田久19

【本塁打】なし


今日の勝利投手は4番手で登板した江尻慎太郎
1回と1/3イニング、打者4人を奪三振で斬ってとった。
江尻の好投に打線も鼓舞し、終盤の逆転劇を呼び込んで今シーズン、
2勝目をマークした。


昨年は痛めた右肘の手術からリハビリに専念するために一年間を棒に
振り、1軍での登板機会はなし。これも09年以降を見据えたものだが
『病み上がり』の江尻は以前よりも凄味を増して帰ってきた感じだ。


そういえばふと、こんなことを思い出す。
2年前、07年9月の西武戦だったか。江尻のまるで弾丸のような
ストレートを目にした地方局のアナウンサーが『藤川球児のよう』
と、称していたことがあった。


それほどまで周囲も惚れ惚れするようなスピードを誇っていた江尻が
今春、【サイドスローに転向】こんなニュースが入ってくる。


どんな技巧派投手に転身するのかと思いきや、やはり本格派は本格派。
むしろ球威と球速はアップしているかのように見える。


良き出逢いもあった。

現在2軍の投手コーチを務めているのはサイドスローの名手で共に
一時代を築いた小林繁島崎毅の両コーチ。まだ鎌ヶ谷にいた春先、
二人から学び取ったことも多かっただろう。


ヤクルト・林昌勇すら彷彿とさせる横手からの150キロ強の唸りを
あげる剛速球・・


これだけの力を擁していながら未だ勝ちパターンの試合に登板できない
のはなぜか?

一番考えられる要因は時折、顔を覗かせてしまう『ポカ』。

今月の函館で行われたホークス戦に代表されるように最終回、四球→四球
→本塁打でみすみす駄目押し点を相手に献上している。守る側とすれば
一番ダメージの大きい失点の仕方だ。そういえば2年前の西武戦でも結果
として栗山巧に決勝ホームランを浴び、敗戦投手になっていた。

この致命傷に成りかねない『悪癖』さえ解消できれば勝ち試合の中継ぎに
割って入れる力は十二分に持ち合わせている。

それどころかストッパーさえ務まりそうな、破壊力抜群のピッチング。
自身の最大の長所を生かした江尻の『攻める』投球を、後半戦はもっと
期待してみたい。


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2009年07月28日

北海道日本ハム、後半戦展望・・【対千葉ロッテ15回戦】

テレビ解説者が『試合巧者』 『強い!』なんて口にする度に
なんだかこの北海道日本ハムとゆうチームが一層誇りに思え
てきてしまった。

ましてや今日はビジターでの試合。
どうしても相手寄りな見方をしてしまいがちな解説者を唸らせて
しまうほど、ソツのない野球・・

これも勢いの差だろうか。
首位・ファイターズが、マリーンズ相手に横綱野球を展開。

初回2死1、3塁からT・スレッジの3ランで先制。
8回、スレッジのこの日2本目となる14号ソロ、9回には高橋信二
タイムリーで加点。これを小刻みな継投で交わしたファイターズが
5−1で完勝。後半戦初戦を白星スタートで飾った。


7/28

−M  千葉マリンスタジアム  観衆 25,558人

【勝】 八木勝1敗  【敗】 小林宏2勝8敗

【本塁打】 F スレッジ13号 14


このゲームの見どころと今シーズンのファイターズの強さを見出した
局面が終盤にあった。

7回、マリーンズの代打攻勢を前に惜しげもなく、バリエーションに
富んだ左右のピッチャーを投入。9回は足のスペシャリスト村田和哉
紺田敏正を立て続けに起用するなど適材適所、状況に応じた各部門の
スペシャリストが存在しているのが今年のファイターズの強み。

今日のような試合が出来れば後半戦も見通しは明るい。
試合前、監督が言っていた先発陣の固定、ここさえ解消できれば他に
目立ったウィークポイントも見当たらず、2年ぶりのリーグ制覇もグッと
現実味を帯びてくる。

鍵を握るのは今日7回途中まで投げ好投した八木智哉、明日先発の
ロッテキラー・多田野数人、実績十分の左腕・藤井秀悟辺りになる
だろうか。

特に前半、2軍落ちも経験した多田野と藤井は一度失いかけた信頼を
取り戻すべく、後半は大いに活躍してくれることを期待したい。


あとは変に構えず、普段着の野球ができれば結果はおのずとついて
くるはず。ここまで来たら是非1位通過だけにこだわってパ・リーグを
常にリードする立場でいて欲しい!


後半戦も頑張れ!北海道日本ハムファイターズ!!


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2009年07月15日

ダルビッシュ、130球の熱投!リーグトップタイの11勝目【対福岡ソフトバンク10回戦】

さすがのダルビッシュもシーズン開幕から4ヵ月、蓄積された疲労も
あったのか、7月に入ってここ2試合は『らしくない』投球が続いた。

今思えば、ダルビッシュ有の今シーズンの戦いは3月のWBC予選から
始まっている。疲れが忍び寄ってくる時期でもおかしくない。

しかし、今日は得意としているヤフードームで『らしい』、危なげない投球で
ホークス打線を翻弄。

11勝目をマークし、首位ホークスとのゲーム差を再び1.5とした。



7/15 

−H   ヤフードーム   観衆 33,031人

【勝】 ダルビッシュ11勝3敗  【敗】藤岡3勝4敗

【本塁打】 F 稲場12号 H 松中14号 
 


2回、ファイターズの先制直後、先頭の4番・松中にストレートを右翼席に
運ばれ、一発に泣いた前回登板の西武戦同様、嫌な流れだったがそれ
以降はホークス打線にチャンスらしいチャンスを与えなかった。

終わってみれば球数130、被安打四球、奪三振。
5月23日以来、久々の完投勝利。

オールスター前とゆうこともあって、今月は変則的に中5日でローテー
ションを回してきたが中6日で『休養』タップリのダルビッシュは連投の
中継ぎ陣を休ませる、志願の『完投』といったカタチで応えてみせた。

そしてヒーローインタビューでは夫人が第二子を授かっていることを
ファンの前で報告。

かつての『婚約報告』の時もそうだったが、しっかりチームの勝利に貢献し
自身がヒーローになって檀上からキメてしまうところが何とも大物らしく、
カッコイイ。

若干22才で、若き2児のパパ。
『守るべき人』が増えたファイターズ、そして日本のエース・ダルビッシュ有。
今後、責任感の増した益々の力強いピッチングを期待してみていきたい。


ダルビッシュ有の変化球バイブル

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2009年07月13日

勝利の継投崩壊も、全員野球で勝利☆【対千葉ロッテ11回戦】

今シーズン最長の5連敗を喫したファイターズ。
首位ホークスを2.5ゲーム差で追うファイターズは週末、地元・
北海道に帰って千葉ロッテとの3連戦を迎えた。


初戦、9回2死まで無安打無得点にM打線を封じこんだ多田野数人
快投により、連敗を5でストップ。

続く2戦目は序盤、点の取り合いになったが4投手による継投で
1点差を守りきり、連勝。

そして『3タテ』を目指した12日の試合も延長12回、5時間にも及ぶ
息詰まる熱戦となったが今期のファイターズの選手層の厚さを物語る、
試合となった。


林昌範菊池和正建山義紀と繋ぎ、完全な勝ちパターンの継投。
9回、3点リードのファイターズが満を持して抑えの切り札・武田久を投入。
その武田がまさかの乱調で同点に追い付かれてしまった。

裏のサヨナラのチャンスを逸し、敗色ムードも漂うなかで江尻慎太郎
宮西尚生を残せておいた、上記の4投手とそれほど遜色ない、他球団も
羨むような豊富なピッチングスタッフ。

結果、6番手・宮西の好投によってファイターズが勝利を掴むわけだが
ここまで奮闘してきた武田久のリリーフ失敗を皆でカバーしようと必死の
継投でロッテ打線に点を与えなかった。


豊富なコマ・・
野手陣でその象徴とも言えた攻撃をみせたのが延長12回。
代走で村田和哉、最後の最後で二岡智宏を代打で起用できたこと。

最終的にその村田が走り、二岡が打って、試合を決めた。
引き分け寸前だった試合を勝利することができた勝因はまさにこれに
尽きたと言ってもいいだろう。


昨年までのファイターズならまず考えられなかった・・ぶ厚い選手層!


またこの日、鶴岡慎也に変わってマスクを被った大野奨太がルーキーと
しては3年ぶりの満塁弾を放って打撃でもアピールしたり、今季二岡と
遊撃のポジションを争うはずだった金子誠がプロ入り初の1試合5安打
放って気を吐いていたことも見逃せない。


それぞれが持ち場で持ち味を存分にアピールできた試合だった。


7/12    

−M    札幌ドーム  観衆 34,764人

【勝】 宮西勝 【敗】 伊藤2勝2敗

【本塁打】 F 金子号 号 大野


ダルビッシュ有が投げないカードで3タテ出来たことは極めて大きいし
意義がある。これで勢いに乗りたいファイターズは明日からは敵地で
再びホークスと相まみえる。

函館のファンの前ではいいところをみせられなかっただけに
最低、勝ち越して北海道に帰ってきたい。


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posted by 羽夢 at 21:39| Comment(0) | TrackBack(2) | FS観戦記2009 7月〜9月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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