2016年03月22日

あえて、打者・大谷に期待する

二刀流「完成型」を目指す、大谷翔平のプロ4年目が始まる...


今季の目標として、具体的に掲げた数字が20勝&20本塁打、それと200イニング(第三者によって促された設定ではあるらしいが)

ハードルは、かなり高い。が、たしかに200イニング以上投げることができれば(2015年は160.2回)、20勝という数字はクリアできる可能性がある。投げた試合に負けないこと。これは打者陣との援護の巡りあわせにもよるけれど、単純に投げる試合に勝ち続ければ、24勝もできることを、田中将大が証明してくれた。あの「神」時代のマー君の、マイナス4でもいいと考えれば。

しかし、それよりもまず大前提としてあるのは、一年間きっちりとローテーションを守れるか?だろう。昨年は足の故障もあったりで長い間隔を設けたときが、数度あった。結果として160イニングにとどまってしまい、これが沢村賞の選考から漏れた要因だとも云われている。昨年あった「飛ばし」の回数を少しでも減らせれば、200と20の数字は自ずとついてくるはずだ。


問題は、もうひとつの20。20本塁打。ただ、これも「投手バージョン」と同じ理論で、打席数を増やすことができれば、わりと容易に達成できると思う。2015年は、ファイターズに限っていえば大谷のためにあるかのような「DH枠」を、近藤健介に奪取された関係もあって、プロ入り3年間でワーストとなる118打席(109打数)に終わってしまった。これでは、さすがの大谷も厳しく、5本塁打...

これまでの先発した日、前後に充てていた休養日を減らす(間隔を縮める)プランもあるようで、2016年は野手としての出場機会が劇的に増えそうな気配。増やすためにも、まずは「DH」に自力で定着しなくてはならないのだが、今期は「打」の方も相当やってくれるのでないか。・・・というより、20勝・200イニングよりも、一番達成できる可能性を秘めているのは、この20本塁打!とさえ、個人的には見ている。

20日のオープン戦、東京ヤクルト戦を観戦した。DHで出場した大谷は、その試合でレフトにホームランを放ったが、逆方向に強い打球を飛ばせる‥‥これこそが、彼の最大の強みだ。ファイターズの左打者で、あんな打球を打てる日本人選手がいたのか、少し振り返っていたら、最近では糸井嘉男のものと似ている。よくよく考えてみると、タイプ的にも打者・大谷は糸井タイプとも云えるかもしれない。

その糸井が年間、だいたい20本弱。むろん、打席数が糸井に比べたら確実に少なくなるけれど、高卒から野手としても出続け、投手入団の糸井とちがい「ブランク」のなかった点。巧さでは劣っても飛ばす能力と、パワーで糸井よりも勝っている点で、大谷の20本なら十分、射程圏内とみる。繰り返すが、兎にも角にも、今期はいかに打席数を増やせるかだ。


実は、大谷よりもはるか以前に『20勝・20本』を口にした選手がいる。甲子園優勝投手であり、近鉄バファローズにも在籍していた仲根政裕である。プロとしての実績もまだない、入団が決まった直後に、そう豪語した仲根のビッグマウスぶりも凄いが、大きかったのはその発言だけでなく、躰も日本人離れしていて「ジャンボ」の愛称でも、ファンに慕われていた。

くしくも現役当時のジャンボとまったく同じ背丈の193センチ。あれを決して「夢物語」では終わらせない、平成の世に贈る、大谷翔平の遥かなる挑戦---


≪参考≫
日ハム・大谷 20勝 20本塁打 200イニングでV宣言 (東スポWeb)
【11月21日】1972年(昭47) 近鉄ドラ1仲根「テレビに映らないパ・リーグはイヤ」 (日めくりプロ野球)

posted by 羽夢 at 23:27| Comment(0) | TrackBack(0) | FSコラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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