なんだろう‥‥ここ一週間ぐらい、この言葉が頭ん中をグルグルと渦巻いている。報道によると「文春」を意味しているそうなのだが、実をいうとベッキー嬢の言葉選びのセンスのよさに、関心すらした。センテンススプリング、すばらしい。
一回キミを生で見たことがある。中山秀征がMCを務める番組観覧。ゲストとして呼ばれていたベッキーは、まだあどけなさを残す少女のようであった。あれから約10年‥まさか、あのような幾分ダーティな報道においての渦中の人物に、キミがなろうとは。
彼女を精神的に追いつめた理由のひとつに「LINE」も挙げられるだろう。たしかに不用意、だったかもしれない。でも、第三者として見ていた僕は、ふたりが羨ましかったんだ。互いに、おそらく禁断の愛であるのを知りながら、まっすぐに想いをぶつけあうさまは、アダムとイヴのよう。‥そりゃあそうだ。誰だって「トーク」内容を他人に見られているとは思うまい。
それなら、何に対して羨ましかったのかというと、ベッキーと親密になれた彼氏も‥まぁそうだけれど、もっと根本の部分。「LINE」の在り方について...
何も“不倫”を肯定しているわけではない。僕が云いたいのは、男女間で交わされるツールに「LINE」というものが適しているのではないかということ。‥昨年目に見える変化として、とうとう自分もスマフォに機種変した。
これに伴い「LINE」を利用するようになったのだが、僕の周辺にいる人間‥つまり、オッサンとあそこで“文字”の言葉なんかを交わしていると、正直、吐き気をもよおしてくる。ヤロウ同士は、まだいい。ただオッサン同士で交わすツールとしては、無駄に可愛い絵文字なぞある「LINE」は、非常に不向きなのではないか...
仕方ないから、オッサンと業務上でのやり取りくらいはする今日であるが、もっと親密なラインを好きな異性としたい。僕の夢想は不倫ではなく、不純である。
ボールスプリング!
球春到来(笑)。早いもので、春季キャンプの季節がやってきた。今年は海外でキャンプを張る、渋ちんファイターズの“大英断”には驚いたが、それだけ2016年に期するものがあるのだろう。あまり、報道を追えていなかったが、新外国人投手を二名ほど獲得したそうな。それと米野の獲得、くらいか目立った動きは。基本的な構造とすれば、現有戦力の底上げとみていい。
契約が切れるL・メンドーサの退団は、僕も覚悟していた。彼が残留を決めてくれたのは、かなり大きかったと思う。先発ローテに加わって、二桁勝てる投手がいるのといないのでは大違い。そして、何より丈夫でタフだ。ガイジンにありがちな、すぐ痛い痒いだの口にして休むことがない。ボス栗山にとってもメンドーサは、相当にありがたく頼もしい投手であろう。
個人的に期待を寄せているのが、ベテランの武田久。今季はやってくれるのでは?‥何の根拠にも基づいていないが、ただ彼ほどの熱きスピリッツを持った投手が、このままで終わる気はしないという‥。
幸い増井が守護神に成長してくれた。安心して「大役」は任せよう。ケガさえ完治していれば、大袈裟な話、武田久は本当にブルペンに居てくれるだけでいい。彼はそれだけで戦力になり得る。若手が耳を貸す選手がコーチ以外にも存在すれば、全体的に若いチームにとってこれほど心強いものはない。二年ぶりとなる一軍戦での雄姿を、今から心待ちにしている。
今後も注目選手を中心に、十八番の私事・時事ネタなども若干盛り込みながら(笑)、伝えていければと思う。2016、ボールスプリング‥‥今シーズンもどうぞよろしく。