‥ファミレスや、居酒屋なんかの類でもそうなのだが、最近、中高年のカップル(?)がやたら目につく。熟年の夫婦のように見えなくもないのだが、ふたりの会話にそばだててみると、片方が敬語を使っていたりと、少し他人行儀なのである。
これは明らかに夫婦でない!と踏んだとき、私の中で勝手に「ストーリー」が浮かび上がってゆく。熟年離婚or死別?いや、オトコの方が不倫をしているのか?子供に手がかからなくなったから、もう一度「女性」としての輝きを取り戻したい、あるいはオンナの方なのか。婚活サイトを通じ、この日はじめて知り合った。いささか“ぎこちない”のは、おそらくそのため‥。目前にいる男女は、いったい、どれに当てはまるのだろうか---
以前、蛭子能収氏のエッセイ
私も現実を目の当たりにしてきた。母を見送った父が、籍は入れない‥いわゆる内縁関係にあったヒトと同居していた。その父が逝き、遺された内縁だったヒトとの関係性をどうしようか、今、いろいろと思案している段階である。‥まったく厄介な問題を抱えてしまったが、父をひとりにさせたのは私の責任でもあるし、そいつが昨年世間を騒がせた、K千佐子みたいな悪知恵の利くヒトでなかったことは、せめてもの救いであった(苦笑)
‥誰だって老後をひとりで過ごすのは不安だ。若者よりも、むしろ積極的に出会いを求める熟年男女。そうしたカップルが増えているのは、必然であるのかもしれない。
◆城石憲之と大橋未歩が、離婚していた
熟年‥とまではいかないが、彼らとは比較的世代も近く、強い関心を持つ。画に描いたような美男美女で「おしどり」と呼ばれていた夫婦の離婚、しかも女房の方がすでに再婚していたというのだから、二度オドロキだ。“彼女視点”での見解を読んだだけだから真相は定かでない。が、もし「すれ違い」の多かったことが離婚の原因にあるのだとしたら、それは両者にとって非情な運命だった。
遠征が多いプロ野球選手は、たしかに我が家にいられる時間は、サラリーマンの方と比べると少ない。したがって大抵は、夫を支えることに専念をするのが“野球選手の妻”である。‥彼女の方も仕事をしていたとなれば、それは「すれ違い」も多くなるだろう。
もちろん彼女を責めているのではなく、テレビに出ているときの大橋未歩は輝いているし、多くの視聴者方も彼女のそれを見たがっていた。ライフスタイルのずれによって、二人を結ぶ糸が引き裂かれてしまったとしたら、互いに気の毒であったというか‥。今季から生活の拠点を札幌に移すという、城石氏の仕合せを願わずにいられない。
◆芸能人の結婚、そして不倫‥
ゲスの極み乙女のボーカルと、ベッキー嬢の不倫?ちまたでは大騒動となっている模様。しかし「そうなんだよな」と、この一件をみて、あらためて感じたことがある。やはり、結婚している男の方に、かなしいかな‥魅力的なヒトが多いという事実。結婚までいかなくとも、「相手のいる」ヒトに惹かれるのは、大体いつの世も女性なのだ。
ただ、どうだろう。田中裕子‥樋口可南子‥今井美樹‥‥。略奪云々の良し悪しは別として、現在はそれぞれが大層、幸せに暮らしているように、第三者的には見えるのだが。結婚したからとか、人間が勝手に決めた枠にとらわれず、自分の好きな人‥今、自分がいちばん大切に想えるヒトと一緒にいれば良いのではないか?‥‥と、こんなふうに云えてしまうのは、筆者が世間知らずな独身男である、故だからか。
山本耕史も、おそらく堀北真希も‥当時からして別の相手はちゃんといたと思う。あくまで「本命」の彼女にアプローチし続けてみた結果、功を奏したカタチ。一方で恋人に振られてしまったヒトも、それを悲劇と思わずに、もっといいオトコ、もっといいオンナになれるように努力すればいい。ただそれだけの話。見合った相手が、あなたの元にもかならず現れるだろう。‥自戒の念も込めて、そう堅い決意をした2016年、初春。
ラベル:ベッキー 肯定