2015年11月16日

「助っ人事件簿」

ここのところ、立て続けに今は懐かしい外国人選手たちの名を耳にする。


ダスティン・モルケン(カナダ代表)、ルイス・ヒメネス(ベネズエラ代表)‥‥。これらはもちろん、意外に大盛況だった?「プレミア12」の影響だが、極めつけはアンディ・グリーンだ。彼が来季からサンディエゴ・パドレスの監督として、チームを率いるのだそうで---


驚いた。まさか“あの”グリーンが、あろうことかメジャー球団の監督に就任するとは。‥以前どこかで云ったかもしれないが、筆者が日ハム史上、「歴代ワースト助っ人」の烙印を押した害人である。‥助っ人としてやってきながら、ホームランを1本も打てずに、祖国へ帰って行った外国人を、私は彼以外に知らない。

おまけに守備もお粗末。たしか三塁をメインに守っていたが、こちらもヒドカッタ。守備が良いのなら、多少打てなくても、まだ目をつむれるのだが。彼がレアードようにはなれなかった最大の要因が、ここにある。

しかし‥どうやらグリーンの「人間性」が、抜群らしい。現場にいない筆者はそんなこと知る由もなかったが、せめてそうでもなければ、監督にまで登りつめることはできなかっただろう。

あとこの男、意外に“持っている”のではないか?1977年7月7日、生誕。見事な「7」並び。‥‥くしくもハムと業務提携を結んでいるパドレス。遠く離れた日本より、ささやかながらグリーン監督の健闘も祈りたい。


「プレミア12」、日本対ヴェネゼラ戦に出場していたL・ヒメネス。2009年、日ハムに在籍していた彼は5本のアーチをかけた。昨夜の試合を観戦していた方は判ったと思うが、当時からして、なかなかのバッティングセンスを見せていた。そんなヒメネスが夏場に突如「戦力外通告」を受けてしまう。春先に比べて、たしかに打撃は湿りがちではあったが、年俸も安かったし、歳もまだ若かった---

何もクビを切ることもないだろうと、訝しがるファンたちをよそに、徐々に耳に入ってきたのが、彼の素行の悪さ。一説によると「練習態度に問題があった」とされるが、他選手に悪影響を及ぼしかねない何かが、ヒメネスにあったのだろう。とりわけそういった選手対して、日ハム球団は厳しい。


この件で思い出したのが、少し前の「週刊ベースボール」に載っていた記事。【外国人投手の見極めに疑問】と題した“ハム番”が執筆したもので、ビクター・ガラテの“シーズン途中での”解雇は不可解であると。あたかも、のちに獲得したミッチ・ライブリーを入団させるため、同時にガラテをクビしたのではないかという、見解も書かれていた。

だが、これは違うと思う。あくまで推測にすぎないけれども、私はそんな単純な理由だけでないような気がしている。執筆者がいうとおり、ガラテは成績を残していた。まして左腕不足のチームにあって、彼を解雇にする理由も尚ない。シーズン序盤に負った故障も、ほぼ完治していたとの情報もある...

となると、どうしても脳裏をかすめてしまうのはヒメネス同様、素行面の問題か‥という考えに行きつく。他球団が一切彼に食指していないのも、よけい私にあらぬ妄想をかき立てさせられてしまうのだが、真相は一体何だったのだろう。ゆうに100キロは越してそうな体重よりも、目つきの鋭さ(悪さ)がなんとなく気になった。


あまり暗めな話ばかりするのもあれだし、ひとつだけ明るいものも。前出のブランドン・レアード。久々に助っ人野手でアタリだった。球団でホームラン30発以上打ったのは、セギノール以来でないか。彼は性格も明るそうだ。寡黙な感じも‥個人的に嫌いではないが、かつてのマット・ウインタースのように、周りを愉しませることが出来るのも、ある種の才能だと思う。残留が決まった来季も、バットとパフォーマンスでファンを存分に魅了してほしい。


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posted by 羽夢 at 10:44| Comment(0) | TrackBack(0) | FSコラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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