2015年11月09日

「国際レベル」の左腕、ここにアリ

「プレミア12」を見た。放送中に流れてた、髭面も渋い、ダイワハウス・竹野内豊。とうとう薄毛対策のCMにも出るようになってしまった筆者と同世代でもある、キンキキッズについて触れてみようかと思ったが、一応ここのカテゴリは“野球”であるので、今回は自重しておこう。


昨夜から大谷翔平の「快投」で話題は持ちきりだ。ハムに所属する選手が日の丸を背負って躍動してくれるのはたいへん喜ばしいことであるが、特段驚くこともない。彼はいつもあの程度の投球なら、シーズン中何度も披露してくれていたのだから。むしろあれくらいやって当然。‥しいて云えば、いうほどコリアン打線が強力でもなかったのではないか。

大昔から韓国チームは「メジャー型」とされ、どちらかといえば小細工なしに、ブンブンと振りまわしてくるタイプの打者が多かった。したがって、チカラ対チカラでねじ伏せようと思ったら、パワーでは勝りそうなコリアン打線の餌食となるのは明白である。若き日の松坂大輔なんかが、その典型だ。

同じく「力投型」の大谷も、対韓国‥‥けっこう危険な賭けであったといえるはずだったのだが、まったく相手を寄せ付けなかった彼のスピード・球威は、そのすべてを凌駕していたことになろう。‥もっとも、シーズン中は西武やソフトバンクといった、更に強力な打線を向こうにしてきた大谷なのだから、終始、涼しい顔をしていたのも頷ける。


一方で韓国チームにも気になる選手がいた。先発を担った金廣鉉(キム・グァンヒョン)投手である。ネットであちらの国の選手を褒めたりなんかすると『おまえザイ○チ』とか非難を浴びそうだが、おそれず書くと「えぇピッチャーやなぁ」と、素直に感嘆の声をあげてしまった。

左腕で150キロにも迫ろうかという球速。そして何より、落差の大きいあの“縦スラ”。かつてジャパンが攻略に手を焼いたのも判る。久々に見た彼は、更に良い投手になっていた。同種のスライダーを武器とするハムの乾真大も、キムみたいな投手になってくれたら‥そんなふうに想いを馳せながら、テレビと並行し、スマホでキムの情報を追っていたら、驚くべき事実に気づいた。日ハムに、彼とまるで瓜二つな投手がいたのである。 吉川光夫...





なるほど‥見ればみるほど、ソックリだ。ハムに吉川がいるのが、もはや“日常化”していたから、なかなか気づきにくかったが、こんな好投手が我がチームにもいたのか(笑)。“再発見”的な塩梅。歳も一緒、スピードは、ほぼ互角。向こうは切れ味鋭いスライダーで、吉川は緩いカーブを得意とする「緩急」を活かした投球スタイル。若干タイプは異なれど、日本で今年も11勝をあげた吉川がキムよりも劣っているとは、さして思えない。

でも「左不足」に泣くオールジャパンにあって、吉川よ‥‥なぜ君はあの場に居ないんだい?


最近お立ち台などで“チャらい”言動が目につく若手選手が多い中で、どんなときも浮かれず冷静に立ち振るまう吉川が、むしろ私には好印象だった。その日、良い投球をしたとしても、決して満足はしない。非常にストイックな投手。類まれな実力を持ちながらも陽のあたる機会の少ない、彼のような選手を「全日本」に選んでいただきたい‥‥本当は。

プレミア12から思わぬ方向に話は展開したが、札幌ドームで開催されていたせいもあってか(?)けっきょく「ハム愛」へと転化した。‥いや、きょうに限っては「光夫愛」だ。来シーズンこそ、その左腕でチームを日本一に導いてくれることを、期待している。

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posted by 羽夢 at 09:27| Comment(0) | TrackBack(0) | FSコラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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