2015年11月04日

No more "Exchange"trade?

日ハムと勇退が噂されていた原監督率いる巨人がCSで敗退したことで、今年は見まいと思っていた日本シリーズも、1試合、まともに観戦してしまった。放送してたら、ついチャンネルをそちらに回してしまうのは、やはり野球好きの性だろうか。

別にどっちが勝っても何ともなかったから気楽だったが、あるシーンを見てたら突如、怒りが込み上げてきた。現東京ヤクルト、今浪隆博君(31)の躍動‥‥。ソフバン・攝津と相性が良かったとかで、その日スタメンに抜擢されていたナミが、マルチ安打を放つ。

『あぁ「元・ハム」の選手だったよなぁ』 と。“攻走守3拍子揃った”まさにの選手。彼が野球のセンスの固まりであることは判っていた。それと、愛すべき特異なキャラ性を持ち合わせていたことも‥‥。気がつけば打席数は少ないながらも、2015年は打率3割以上を打ち、プロ初本塁打も記録。惜しいよな、どうしてこのような選手をハムは放出したのだろう。

‥薄々は理解している。中島卓、当時は西川や近藤も内野を守っていたし、20代前半の若手選手を続々と起用し始めていた時期。彼らが同じ左打ちであったことも、中堅のナミにとっては不運だった。それなら彼のため、出場機会を増やす為に他所へやろう‥‥ここまでは判る。ありがちなことだ。ただ、筆者の怒りの源となってしまったのは、これだ。


もっと巧い「商売」ができないのか?

ナミとの交換で来た増渕竜義が、今シーズンかぎりを持って現役を引退した。2年間の在籍で、けっきょくハムでの一軍戦の登板は一度も叶わなかった。この“現実”はたしかに哀しい。しかし、誤解しないので欲しいのは、悪いのは増渕ではない。彼を活かすことのできなかった、件のトレードをまとめた球団の方に責任がある。トレードの成果だけをみれば、日ハム球団の「惨敗」といっても、決して過言ではないだろう。


いわゆる“出し損”。近年こんなことばかり繰り返していないか。阪神に渡った今成亮太は、今や三塁のポジションを取ろうかくらいの勢いで、新天地で輝きを増している。今成の“代わり”にやってきた選手はどうだったろうか? ‥とうにハムから退いている。捕手として求められていた彼が内野手となり、捕手として半ば見きりをつけられた形でハムを出て、その才能を開花さす。何とも皮肉めいた話である。


球団の見る目をなさをモロに露呈したのは、3年前にオリックスとの間で行われた電撃トレード。糸井嘉男が契約で“ごねた”のも放出の要因として一理あったとされるが、それはいい。一応「目玉」として代わりにやってきた大引啓次に散々恨み節を吐かれて、最後はチームを去った。おそらく、目に見えない部分でのプラスアルファな要素も期待しての大引獲得だったのであろう。『長い目でみたら、ハムの方が得なのではないか?』そう、知ったかぶった野球ファンも、実際けっこういた。

なにが「将来の幹部候補」だ。わずか2年で、将来も何もないではないか?我々ファンも、若干恥ずかしい思いをした。一方の糸井はメジャーに行くことなく、今季からキャプテンに就任。‥‥この「歴史的失態」も、大引がどうこういうよりも、結果的に彼を“指名”し、そのような決断に至らせてしまった球団に方に責任があると、私は思っている。


こんな交換トレードばかり続けるのなら『やめちまえ』 と。少なくともハム、厳密にいうと現場の為にはならない。近藤唯之さんの著書を読むなどし、以前からトレード肯定派であった筆者も「もうコリゴリ‥」というのが、正直な感想なのである。‥まぁチーム編成上、それでもやむを得ない時は今後も訪れると思うが、ファンの声を無視したトレードだけは、やめていただきたい。そういったトレードは大抵、失敗に終わる。


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posted by 羽夢 at 09:59| Comment(0) | TrackBack(0) | FSコラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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