2015年10月14日

芸能プロ野球≪後篇≫ -IT'S ONLY LOVE-

福山雅治の義父、吹石徳一と同じ年の同じ日に現役を退いた、梨田昌孝。つまり、ロッテとの「10.19」を最後にユニフォームを脱いだわけだが、ともに“あの日”を語る上では欠かすことのできない選手になろう。

先日、東北楽天の6代目監督として、その梨田氏の就任が発表された。ご存知、ファイターズの前監督。「ハム色」のまったくない人の抜擢であったが、私は好意的だった。采配云々は自分にもよく分からないけれど、4年間で一度のリーグ優勝を含む3度のAクラス入りを果たしてくれたのだから、名将の部類には入ると思う。

それにも増して、とにかく氏は“見た目”がよかった。一言でいうならダンディー? ‥今は死語なのかもしれないが、この言葉が当てはまる紳士は、球界広しといえど、数える程しかいないだろう。なぜ、野球の世界で私が見た目なんかを重要視していたかというと、氏がトレイ・ヒルマンの後任であったからに他ならない。

あの俳優のような容貌で、歌唱力もあるヒルマンの後が、ありふれた爺さんみたいな監督だったら‥‥正直ギャップ感アリアリだ。ファンに愛され、物腰の柔らかさといった観点からも、ヒルマンの後を受け継いだ梨田氏は違和感なく、たいへんスムーズな人選であったのではなかろうか。そう、当時を回想する。


考えてみれば北海道に移転してからの11年、ファイターズの監督を務めたのは3名。これを多いととるか、少ないととるかは人それぞれだが、パ・リーグの某チームのように、監督が短年で目まぐるしく変わっていたところと比べたら、まぁ少ない方だと思う。平均すると、大体3〜4年。ひとりの監督が明確なビジョンを持ってチームをつくりあげようとすれば、少なくともそれくらいの期間は要する。その点、ファイターズ球団は監督に対しても十分な“猶予”を与えていると感じる。


栗山英樹の続投が決まった模様だ。見た目では先代に劣るのかもしれないが、私個人は彼がベスト。感性‥の一致といえばいいのだろうか。なにかこれまでの監督で一番シックリくるのが、現監督。つい先日も知人との呑みの席において監督問題について触れた際、私は堂々云いきった。『もうずっと栗山監督でいい』 と。

とにかく「プロデュース力」に長けている監督だ。二刀流なんか、たぶん彼でなければ生まれなかった発想。大谷個人を思ってのこともあるけれど、長くテレビ業界にもいたためか、常に野球ファンの目線にたっている。勝敗も大事だけれど、いかにしてファンを喜ばせたり、愉しませたりしようかを考えてくれているのが栗山さんだ。

来週開催されるドラフト会議。ファイターズは県岐阜商の高橋純平投手を1位指名でいく方針を固めたようだが、これも栗山さんの意向によるものが大きいという。その理由について...

『何となくファイターズっぽい雰囲気をしている。来年は純平、翔平(大谷)、航平(有原)の“三平”でいくよ』


この発想がたまらない。IT'S ONLY LOVE(笑)。ファイターズっぽい雰囲気‥‥。栗山さんの頭の中では、もう“プロデュース”できている。こういった人が監督をしてくれていたら、人気チームができないわけがない。‥もっと早くに、ファイターズが不人気だった時代に、出会いたかった監督。つまり、魅力あるチームづくりをしていくなら、この監督に任せておけば大丈夫ということだ。

プロ野球の世界において、勝敗と同じくらい大切なこと。大勢のファンから支持され、愛されること。勝ちながらも、これを並行して実践し続けていける栗山さんって、素敵じゃないか---

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ラベル:栗山英樹
posted by 羽夢 at 11:10| Comment(0) | TrackBack(0) | FSコラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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