2015年10月13日

「ロッテ対日本ハム」 -闘い終えて.2015-

9回ツーアウトランナーなし。最後のバッター、中島卓が外野フライに打ちとられた瞬間‥‥札幌ドームの空気が何とも云えなかった。長い沈黙。ライトスタンドの、わずかな一角を除いて。

『本当にこれで終わっちゃうの?今年のファイターズは』

『う、嘘だろ‥。福岡行って、あと6試合するんじゃなかったのか』

ほとんどの人がそんな想いだったのではないか。なかなか目の前で起こった現実を受けとめられない。私もそうだった。放心状態のまま、直後のデスパイネのヒーローインタビューを、目だけで追っていた。北海道日本ハムの2015年が終わった。


マリーンズファンの方々、ファイナル進出おめでとう。マリーンズは強かった。‥強かったと思う。数字上では12球団で2番目に強いファイターズを撃破したのだから、胸を張ってホークスとの戦いに臨めばいい。ペナントレース終盤からマリーンズとばかり試合していたから(笑)、おかげでそちらの事情にもだいぶ詳しくなった。涌井は紛れもないエースの投球をしたし、クルーズの好守、田村の強肩にも恐れ入った。

でもさ、この兵たちを打ち破って「伝説」 をつくるんじゃなかったのか?過去パ・リーグではファイナル進出の絶対条件だった初戦を落としてしまい、向こうはファーストステージ突破率100%とかで、圧倒的に分が悪くなってしまったのは確かだか、それでも「伝説」をつくるんじゃなかったのか、2015年のファイターズは...


「伝説」とは、奇跡の積み重ねの先にある。私は初戦を落とした時点で、その奇跡に結びつくようなものを懸命に探していた。

『そうだ、過去プレーオフを含めたポストシーズンではロッテに、ファイターズは負けたことがなかったじゃないか』

ペナントで大きく負け越し、戦前の予想では不利とされていた相手を破って日本シリーズ進出を果たした1981年。勝率9割の、成瀬善久擁する相手を負かせてリーグ優勝を決めた2007年‥‥。だから、きっと今回もファイターズは土壇場でファイナル逆転進出を果たしてくれるはずだ。その一縷の望みにかけた一戦。しかし、三度の奇跡は起こらなかった。


‥こう振り返ってみると、長らくパの“お荷物”と云われてきた両チームが、日本シリーズの舞台をかけて臨む試合を行うことになろうとは、けっこう感慨深いものがある。ファミスタでは「連合チーム」とされていたし、芸人・だいたひかるのネタの中にあった『どうでもいいこと‥ロッテ対日本ハム』 これを、今でも筆者は忘れない。どうでもいいどころか、全国の野球ファンが大注目する3試合であった。


相手は称えるけれど、正直いうと、やはり悔しい。もっと試合をみたかった。ペナント2位のメンツにかけて、ファイナルまではいってほしかった‥。ファイターズの戦いは終わったが、来たる2016シーズンに向けての戦う準備が、またきょうから始まる。いったい来季はどんな布陣になるのだろうか。

秋晴れの青く澄み渡った空。今朝は部屋中に掃除機をかけた。なんだか少しスッキリした。私も再スタート。選手、ファン、関係者。みんな一年間本当にお疲れ様。そして、ありがとう---

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ラベル:だいたひかる
posted by 羽夢 at 10:27| Comment(0) | TrackBack(0) | FSコラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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