2015年09月03日

神様がくれたもの

佐藤世那君...


決勝で敗れ去り、念願だった東北勢初の優勝旗をもたらすことは叶わなかったが、甲子園を沸かせてくれた選手のひとり。腕をめいっぱい振って投げこむ、絵に描いたような「力投型」の彼の姿に、感動を覚えた者も多いことだろう。私は投球ぶりとは別に、少しあることが気になっていた。


“せな”という名前には、どんな由来があるのか---


まったくもって余計なお世話である。きっと立派な意味や願いが込められているのだと思う。ただ、ネット上でこの手の話題があがったとき、人によっては『両親のどちらかがF1好きだったのではないか?』等‥様々な憶測をよんでいたのだが、“アイルトン”の線だけはないと、自分は密かに感じていた。

なぜなら筆者のなかで“せな”という語感で真っ先に連想をするのが「ロンバケ」だからである。ロングバケーション‥‥そう木村拓哉主演で一世を風靡した連続ドラマ。もっとも、劇中の“瀬名”は名字なのであって世那君とは若干体が異なる。しかしヒロイン役の山口智子が彼をいつも上の名前で呼んでいたから同作でのキムタクは常に“せな”でインプットされていたのである。ちなみに下の名前は秀俊...



世那君が誕生したのが1997年。「ロンバケ」が放送されたのがその前年であるから、多少は影響を受けた可能性も‥なきにしもあらずといったところか。

劇中のキムタクは、意外にも女性からモテない役。ただ、繊細な芸術家(ピアニスト)らしく、数々の名言を世に残していた。その中のひとつとして、あまりにも有名なのが、モデルとしてパッとしない日々を送っていたヒロインに対して贈った言葉である。


人生がうまくいかないときは、神様がくれた休暇と考えるようにしよう--


私は瀬名発のそのセリフこそが、今の大谷翔平にピッタリなんじゃないかと思う。このままいけば打撃成績は前年を大幅に下回りそうだ。打撃不振もあったし、大谷以上に今シーズン強打を発揮している、本来捕手の近藤健介を指名打者に置いていたこともあって、出番も限られている。

それを「神様がピッチャーに専念させてくれた」と考えると、気持ちが安らいでくる。もちろん代打での出場もあったり、完全に専念しているわけではないけれど、結果的に2015年は投げる方にかなりウエートを置くことができたのも、たしかな事実となろう。

昨年のように野手での出場を続けていたら、あるいは13勝4敗(9月2日現在)なんて秀逸な成績は、あげていなかったかも知れない。すべては運命的にそうなるようになっていた。

14勝目を狙った2日の千葉ロッテ戦は文字どおり初回浴びた一発に、泣いた。札幌ドームならツーベース止まりとなっていた可能性もある東京ドームの右中間の膨らみのなさが憎かったが、仕方ない。大谷とて不運な日もある。この点にかんしてだけは「ロングバケーション」とはならないように...

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posted by 羽夢 at 11:07| Comment(0) | TrackBack(0) | FSコラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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