2015年08月27日

不気味な影

君の心へ続く長い一本道は いつも僕を勇気づけた


なんて出だしで始まる、チューリップの有名な曲があるけれど、今の西武さんと千葉ロッテさんがこんな感じになるのか。クライマックスに続く長い一本道は---

でもどうなんだろう‥。それまでパ・リーグで唯一、首位ソフトバンクと善戦?していた頼みの綱のロッテも、火曜日からのゲームに連敗。2位ハムとソフトの差が一向に縮まらない。気がつけば2位と3位の差も、ますます開いていく一方だ。直接対決で惨敗しているハムが「2強」と云うのもおこがましい気もするが、3位以下の4球団にももう少し意地をみせてもらいたいのが本音である。


首位とのゲーム差より、3位とのそれの方が開いてしまっている筆者が今にわかに怖れているのは、クラマックスのことだ。4球団のいずれかが、仮にハムとファーストステージで対戦したとする。そのチームが勝率5割以下でCS圏内で食いこんできたとしたら、それはハムにとって恐怖以外の何物でもない。おそらく怖いものなしで試合に挑んでくるだろう。もう失うものがなくなったチームの恐ろしさは、2010年のロッテや昨年の阪神がまざまざと見せつけてくれたのだから。

できれば1STはやりたくない。ただ、現状をみてみて避けられなくなった場合、ハムにとってどのチームが戦いやすい相手なのか。‥‥戦いやすい相手なんてない。先発投手の頭数が揃っていて強力打線を持つ西武、伝統的に上位イジメを得意とし、短期決戦にも強いロッテ。アドバンテージを持たない2位のハムが勝てる保証なんて、どこにもない。


あれこれ怖れをなしているうちに、私は根本的な考えに行き着いた。勝率5割以下のチームにはCS出場の権利を与えないというのはどうだろう。さすがに‥。これには賛否両論があると思うし、ハムが出場を争っている立場にあったら、筆者もこんな発言はしていないかも知れない。しかし、だ。ソフトバンクを今年走らせてしまった要因はハムを含めたパ5球団にある。その罪滅ぼしとして、ましてや5割をも切るような球団にかんしては出場はしてほしくないと、心底感じてしまうのだ。敗戦への怖れ‥だけでは決してなく。


あえて好材料を探すとすれば、今シーズンは西武とロッテとはだいぶ分が良い。とりわけ西武とは26日現在、15勝6敗と完全にカモにしている。この結果については当の私も驚愕ものだ。西武相手にこれほどまでに勝ち越したシーズンが、かつてあっただろうか。比較的相性がよかった2010年に、ハムは西武相手に勝ち越したけれど、その年でも14勝10敗。西武を今年ほど得意とするシーズンなんて、筆者も長いことみてきているがまったく記憶にない。


CSでもエース級の活躍が期待される大谷翔平が、26日の同戦で8回を零封ピッチング。13勝目を手にした。決戦の相手が西武の場合には、やはり彼とメンドーサの投球が鍵を握りそうだ。

ここのところバッテリーを組む機会の多い捕手・市川友也と相性が抜群に良い。力強い直球に140キロ強の高速フォーク、随所に緩いカーブも織り交ぜて、強力打線を散発の5安打に封じる。危なげなく‥でもなかったけれど、今の大谷の調子なら序盤に味方が3点も取ってくれれば大丈夫のような気がして、安心しながら観ていた。


したがって“普段どおり”の闘いができれば秋も負ける要素はないはずなのだが、そこが一発勝負の怖さ‥短期決戦のいちばん難しいところである。この不気味な影に怯えながら過ごすのも、ソフトバンクに独走を許す一因をつくったハムに課せられる「宿命」となるのだろうか...

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posted by 羽夢 at 11:07| Comment(0) | TrackBack(0) | FSコラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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