2015年06月04日

欠かせないトリオ -アベレージ考察-

ちょっと待てちょっと待て、お兄さん

.373って、なんですの---


ロッテが清田なら、うちはケンシだ! 杉谷拳士(24)の当たりが止まらない。まさに“打ち出の小槌”状態。3日現在の打率は驚異の.373。規定打席に達していないとはいえ、ちょっとこの数字はアンビリーバボである。

注目すべきなのは先月13日までの打率が.167。まぁ例年どおり‥といった塩梅なのだが(失礼)、以降は57打数25安打で.439。出塁率にいたって.522!

‥この短期間の間で一体カレに起こったのか?易々と「覚醒」なんて言葉だけでは、片づけられない。つい先日、守備について私は絶賛したことがあったけれど、打撃面でここまでの飛躍を遂げてくれるとは思いもよらなかった。もうFs首脳陣は杉谷を外すことはできないだろう。


技術的な部分はそんなに変われないから(左打席でも率を残せるようになったが)、やはり、メンタルな部分が大きいのかもしれない。ことあるごとに口にしている「打てなくなったらレギュラーを外されてしまう」 。常に危機感を持ってプレイし、また、立場も似た彼と同年代の選手たちと切磋琢磨しあえることが、今日の好調ぶりに繋がっている可能性もある。これがチーム内で好循環を生み、首位を快走する一大要因になってくれているのだとしたら、杉谷が果たした役割は実に大きい。


とりわけ仲の良いとされている選手が、中島卓也と西川遥輝。中島は同日現在、打率.275か‥。遊撃手でこれだけの成績を残せるのは立派だ。しかし、その数字以上に広島のエース・前田健太に対し、ひとりで数十球も投じらせたり、好投を続けた大瀬良大地、攻略の突破口をひらく、セーフティバントを決めるなど、派手さはないものの、ここのところの貢献度は非常に高い。

今、カープ戦が行われているからではないが、西川を見てていつも感じるのは‥「高橋慶彦」だなと。現役時代の高橋氏は、筆者はそこまで記憶に残っていないから、あくまで数字的な部分。30年以上経っても破られていない、日本記録の「33試合連続安打」を達成した打者。


takahashiyoshihiko1.jpg
@カルビー1989


この記録をつくった1979年の打率をみてみると、.304と、驚くほど高いものではなく、「33試合連続安打」という強烈なインパクトからすれば“平凡”といっても、差支えないだろう。期間中.410のハイアベレージを残しながらの、かろうじての3割到達‥。

考え得るに、おそらく“ムラ”があったのではないか。打つときとそうでないときの。たとえば4安打、5安打する日もあれば、タコの日がしばらく続いたりと。コンスタントに打てないと、率はなかなか上がっていかない。

‥そう、まさに現代の西川遥輝だ。したがって西川も、最終的には“そこそこ”の数字で終わるのではないかと見る。が、過程はどうあれ、これまでの彼を鑑みれば仮に3割を打てれば凄い進歩となるのだから、基本、今のスタイルを貫いていけば良いと思う。


今やFsに欠かせなくなった、若手三人衆。彼らの活躍がチーム成績に直結していくのは間違いない。原石を磨きあげて一流選手に育てあげる‥‥この「快感」を知ったから近年、高卒指名を積極的に敢行していくのだろう。強さの秘訣は、案外ここにあったのかも知れない。

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posted by 羽夢 at 10:47| Comment(0) | TrackBack(0) | FSコラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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