2015年05月16日

【有原航平】 満点プロデビュー戦

本年より、北海道日本ハムファイターズでプレイすることになりました、有原航平です...


入団会見等を拝見していなかった筆者は、おもえば彼の“肉声”をまともに耳にしたのは、今回が初めてだったかもしれない。大柄な躯の持ち主のわりに、意外と甲高い‥というか、よく通る澄んだ声をしていた。発言にも隙がなく、ハメを外さない利発な感じがチームメイトの大谷ともかぶる印象を受けたけれど、少し古い世代の方なら「桑田真澄」(※1)でも通じると思う。

そういえば投球スタイルも、どこか“桑田的”だった。力強い剛球をビシバシと投げ込む「力投型」といった感じでもなかったが、それでも140キロ台後半の直球をコンスタントに投げ込むことができる。なおかつコントロールも良い。特に右打者へ、外角いっぱいに投じるストレートの精度が抜群だった。

捕手・大野奨太のサインに首を振ったシーンが数回あったけれども、そのいずれも選んだボールは変化球。‥よほど自信を持っているのだろう。なかでもよくブレーキがかった、チェンジアップのキレが白眉だったように思える。前評判どおり、非常に「完成度」の高い投手‥デビュー戦での有原を実際目の当たりにし、そういった印象を強く抱いた。


「観戦証明書」なるものが、ドーム来場者の先着2万5000名様に配られたそうだが、当日の観衆は27,561人であったから、実に9割以上の方がソレを手にしたはずだ。プロ初登板初先発初勝利‥‥。有原がこれから歩んでゆく伝説への第一歩を刻んだ記念の日にせっかく獲得したものを、みすみすヤフオクなどに出品しないでほしい(見つけたら私が即刻落札する可能性大 笑)

北の大地で数多の伝説を残したダルビッシュ有のときは、そのようなものは発行されなかった。デビュー戦は札幌ドームのカープ戦で、筆者の記憶が正しければ、たしか観衆は24,000人程度だったはず。だから、この点においてはいきなり「ダル超え」を果たした。将来的にはもっともっと客を呼べる投手に、有原にもなってほしい。


5回まで1安打ピッチングと、相手先発の東明大貴が好投をしていた関係で、6回2失点の有原に黒星がついてしまう恐れもあったが、その窮地を救ってくれたのが、ブランドン・レアードだった。理由はよく判らないけれど、彼は『金太郎』と呼ばれているのだそうな...

あのリアル金太郎?(※2)も登場するケータイのCMではないが、東明のスライダーを見事にとらえ、白球「パッカーン」とレフトスタンドに放りこんだ際は、私もおもわず歓喜の雄たけびを一人、自室であげてしまった。


今後を考えても有原が先発ローテに加わってくれるようなら、チームにとっても大変ありがたいし、そもそも彼をドラフトで引き当てられたこと自体が、様々な観点からみても本当に大きかった。アマ球界No.1と称された有原の交渉権を1巡目に獲得し、以降は将来性重視の指名へとシフトできた。

その結果の、高卒1年目・淺間大基が攻守にわたってこんなにも早くから非凡な才能をみせているのは‥‥首脳陣もまさに「嬉しい誤算」といったところであろうか。




≪備考≫
※.1 有原と桑田氏の血液型は同じAB
※.2 演:濱田岳 桃太郎は松田翔太


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posted by 羽夢 at 01:36| Comment(0) | TrackBack(0) | FSコラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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