2014年12月17日

ゆくる人 -2014- vol.4

今シーズン打撃3部門で自己ベストの成績を残し、1億円増の大幅アップで契約を更改。来季からはキャプテンに就任。しかも兼ねてからのメジャー志望は、しばらくは封印するという...


いわずもがな、オリックスの糸井嘉男のことである。とまぁ、ここまではハムサイドも「想定内」であった可能性はあれど、糸井を放出してまで獲得に踏み切った大引啓次に出て行かれてしまうのは、2年前の時点では正直、予想もしていなかったのではないか。なにしろ「将来の幹部候補」とまで崇められていた男。

糸井にしても大引のくだりにしても調査不足であったのは明白だし、ハムのお偉いさんがいくら何を云おうとも、所詮それは“強がり”にしか聴こえこない。トレードをまとめた人間は、本来なら責任問題を問われてもおかしくないはずだ。

‥もっとも現状のハムにオリックス並の金を払えるかと云われれば疑問符がつくし、大引だって本人の話によれば“環境”が移籍の決断に至らせたようだから一概に誰が悪いとかは云えないのだけれど、ただ確実に云えるのは、あの電撃トレードは‥‥ハムの「大敗」に終わった。‥いや、しかし木佐貫洋がいるうちは、まだそう決めつけてしまうわけにいくまいか。来季、彼が20勝くらいあげてくれれば、「一矢報いる」ことくらいはできるだろう。


糸井と同じ年である、田中賢介の復帰が決まった。田中がプロ入りした1999年のドラフトは、いわゆる「松坂フィーバー」の翌年にあたり、目玉になるような選手がいなく“不作”とも云われていたのが、蓋をあけてみれば、あの1981年生まれの選手には実に好素材が多かった。元ソフトバンクの川崎に、阪神の鳥谷。ハム関連でいえば鶴岡慎也もいた。みな、2015年に34歳を迎える世代...

糸井が来季からキャプテンを担うことは先に触れた。このベテランとまではいかない“中堅どころ”ともでいおうか、こういった選手にチームをまとめてもらうのが、やはり得策なような気がしている。いくら陽や中田が中心選手といえど、彼らはまだ20代。できるだけ自分自身のプレーや、技を磨くことの方に専念させてあげたい。重い荷物は抱えてほしくない。

40代の稲葉篤紀に、30代の金子誠・大引・小谷野が抜ける来季は、ハムにとって危機的状況だった。そこに現れてくれた、元選手会長の田中賢介。戦力としても、もちろん大きいのだが「精神的支柱」な部分で、彼の加入は本当にありがたかった。

来季のハムを陣容をみると、レギュラーは20代前半から後半までの、若い選手ばかり。勢いに乗ればとんでもない爆発力を発揮するのが“若さ”だけれど、同時にかなりの“モロさ”も持ち併せている。そんなチームを束ねるべく、酸いも甘いも知りつくした経験豊富な田中の復帰は今まさに、タイムリーな補強であった。


日ハム入りを報告する彼のブログを久々に覗いてみる。野球選手のわりに意外とツボを得た文才があって驚いた。ただ『来シーズンは北海道を日本一熱い街にしましょうね!』は、どこかでこれと似たセリフを訊いた覚えがあるのだが‥‥まあいいか(笑)

ブログランキング・にほんブログ村へ



ラベル:田中賢介
posted by 羽夢 at 11:03| Comment(0) | TrackBack(0) | FSコラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。