2014年12月12日

【新】外国人選手考察

フワン・ミランダをクビにした。


今季の成績が打率.227、本塁打14。一見すると、たしかに切られてもおかしくはない数字だ。でもどうなんだろう‥。このふたつの数字のわりには多い、57打点が示すように「意外性」だけでは片づけられない、勝負強さみたいなものが、カレにあった。

左投手も苦にしなかったし、もう一年くらい様子をみてあげても‥なんて云いたいところなのだけど、日ハムという球団は二軍にいる外国人選手に報酬を払えるほど、財政事情が豊かではない。まあ今となってみればすべて後の祭りであるが。


しかし、いつの頃からか外国人には金をかけなくなった。もちろん金をかければいいというわけではないし、ただ現役メジャーリーガーを連れてくればいいというものでもない。わずか1試合の登板で国に帰ったソフトバンクのペニーや今季のユーキリスが良い例だろう。

‥そうとはいえ、何年かに一度くらいはシーズンオフがその選手の話題で持ちきりになるような、心トキメク“大物”を獲得して欲しいと、思うときもある。FA選手を頑なに獲らない日ハムなのだから、せめて外国人選手には。


やはり【マーシャルの件】が相当なトラウマとなっているのだろうか。今から23年前、そんな日ハムだって「冒険」をしたことがある。メジャー148発男、マイク・マーシャルと約2億の年俸で契約を結んだ。現代でも2億といったら相当な金額だが、私は後にも先にも、カレ以上の“大物”をハムで見たことがない。マーシャルが額面どおりの活躍をしていれば、あるいはその後の助っ人の変遷もだいぶ違ったものになっていたであろう。「活躍」していたら...

なまじメジャーで名声を手にした外国人選手にありがちな、エベレスト級のプライドの高さ。仮に多少打てなくとも、楽天のアンドリューみたく、試合に出続けてくれればまだ可愛げがあるというものの、マーシャルは満足に出場もしなかった。日本人投手の多彩な変化球攻めに対応しきれなかった背景もあったにせよ、それでも球団だって高額な金を払っているのだから、本人にその気さえあれば使ってくれだだろう。‥まったく、不協和音だらけの「暗黒土橋時代」を象徴する外国人でもあった。


ここにきて、ハムが久々に“大物クラス”の助っ人を獲得するという情報が。ジェレミー・ハーミダ。初打席満塁本塁打の快挙を含む、メジャー通算65発‥‥。近年こそ活躍の場は3Aだったらしいが、「65」は、たしかに凄い。カレに一体いくら払うのか、今の段階では判らないけれど、少なくとも日ハム球団史上ではかなりの大物とみて間違いない。

個人的には来日前の「ビックネーム度」では、マーシャルの次点にしているパット・パットナム(1986〜1987)がMLB通算63本だった。実績でP砲の上をいくハーミダって、どんな選手なのだろう。さっそくお気に入りの動画サイトでカレのプレースタイルを追ってみると、誰かに似ている。こ、これは、もしや....

マイカ・ホフパワー。 打撃フォームも、打った後の姿も実によく似ている(あくまで筆者目線)。ホフィは日本で結果を残した外国人とは云い難いから、これを偶然目にしていささか不吉な予感をされた方、申し訳ない(苦笑)。気になった方は是非ご自分の目で確かめて頂ければと思う。


同時に2015年から日ハム入りする新外国人、ブランドン・レアードと、ビクター・ガラテも視てみた。まず、メジャーでの実績でははるかにハーミダより劣るレアード。カレは意外と?良いのではないか。「良い」とは漠然としているが、なんとなく打席での雰囲気がある。外国人選手特有の怖さというか、いかにも腕っぷしが強そうな感じだ。27歳、若さも魅力。あとは内野守備がアルモンテやグリーン並でないことを願うのみ。

左腕投手のガラテにも好印象。ややクセのあるフォームから投げ込まれるストレートは、常時140キロ超え。コントロールも、動画をみたかぎりでは悪くはなさそう。タイプ的には中継ぎだろうか。実質、宮西一枚だった中継ぎ左腕に、ガラテが加わってくれれば心強い。





そうそう。“元メジャー”といえば、なんでも田中賢介のハム復帰が秒読み段階であるとか。彼が帰ってくれば二塁、遊撃に中島卓也の布陣で、小谷野・大引退団の穴をそれほど感じずに済みそうだ。諸手を挙げて歓迎したい。というか、どの外国人を入れるよりも、田中の復帰こそが今オフ最大の補強になり得るような気がしてならないのだが。

誰かさんではないが‥‥ ケンスケ、帰ってこいよ!

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posted by 羽夢 at 23:30| Comment(2) | TrackBack(0) | FSコラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
マーシャルは当時、プロ野球ニュースだったと思うのですが、パンチョ氏が絶賛していたので期待してみたら……がっかりした覚えが。

ブリューワ、ウインタースはともかく、当時は他球団の助っ人がうらやましかったですね。デストラーデとかブライアントとか、ブーマーとか。

個人的にはスウィーニーやケッペルのようなナイスガイが来てほしいですが、性格が良い助っ人って、別れが辛いんですよねぇ。

Posted by トモンチョ at 2014年12月14日 23:06
>トモンチョさん

さすがですな。憶えとりましたか、「トラブルメーカー」とも呼ばれたマーシャル氏を。でも確かにファイターズに来る直前の頃は、メジャーでもジリ貧ではあったのですけどね‥

ケッペルの最後のコメントには泣きました。大物ではなかったけど、愛きょうのある顔をしていたT・スレッジなんかも、わりと好きでしたよ。もちろん実力も兼ね備えていましたし。
Posted by 羽夢 at 2014年12月15日 00:18
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