2014年10月24日

徒然なるままに -ハムドラ2014-

「その年の“ナンバー1”選手を獲る」 という姿勢がたまらなく好きだ。実にマニア心をくすぐられる。ハムの、こうしたドラフトと向き合う姿勢こそが強いチームをつくり、ますます魅力的なチームを形成さす。ダルビッシュ‥中田‥斎藤佑‥大谷。どれも野球好きを心底ワクワクとさせるような連中ばかりだ。

逆指名制度が撤廃されたのもハムにとって味方したが、単に「クジ運」がよくなったのも大きい。今でこそソレがあるような球団として持てはやされているけれど、ほんの数年前まではまったくといっていいほど抽選に勝てなかった。

陽仲壽(現・岱鋼)の頃からだろうか。ホークス志望だった陽青年をすったもんだの末に引き当てた2005年。いや、厳密にいえばクジではないながらも、それまでの弱腰だった姿勢から一転して、須永英輝を強行指名しにいった年からかも知れない。「意識」を変えたことで流れが変わり、徐々に運もハムを味方するようになった...


今年のドラフトのナンバー1が有原航平なら、『安楽指名』を豪語していた私はナンバー1ペテン師だろう。有原で“カモフラージュ”し、てっきり安樂智大を指名しにいくとばかり思っていたら、まさか正攻法でくるとは(笑)。しかもその有原を引き当てるといった、津田社長に強運ぶりにまたしても驚かされた。本当にまさか、まさかの連続であった。

安樂でないと判った直後はさすがにガッカリもしたけれど、それも社長渾身のガッツポーズですぐに吹き飛んだ。何しろ大学球界随一の右腕として呼び声高い、あの有原である。斎藤佑樹と入れ替わりで早稲田に入学した彼もまた、北海道へやってくることになるなんて夢にも思わなかった。社長及び、クジ引きを辞退してくれた栗山さんに、あらためて御礼申し上げたい。



社長にまで上りつめる男はやっぱり、もってる?


事前に名を挙げていた選手がことごとく指名されなかったおかげで、ますます私の“ペテンぶり”を浮き彫りとさせる形になったが、それはいい。ただ、白村明弘(2013年D6)のようにプロで“復活”した好例があるだけに、島袋投手を指名しなかったのだけ、いささか悔やまれた。

有原以外に目を向けると、ほぼ満点に近いのではないか。ブログでは触れなかったが、横浜高の浅間大基(3位)、高濱祐仁(7位)はもちろん知っていた。特に高濱君がこの順位まで残っていたのは、有原獲得並みに幸運であったとしか云いようがない。ともに強打を誇る選手。「ハマ高コンビ」として売り出していくのも面白そうだ。


九州国際大付属高の捕手、清水優心が2位指名。今年高校から入った石川亮という有望株がいるだけに、当初こそ懐疑的であったが、詳しく調べてみるとこれがなかなかに良い。強肩に加え、打撃にも定評があるという。ちなみに優しい心と書いて「ゆうし」。

4位の石川直也(山形中央)と6位の立田将太(大和広陵)は「素材型」であろうか。石川君は身長190センチを越す長身の右腕で、立田君は甲子園までメジャー球団のスカウトが視察に訪れたそうだ。最速149キロの直球が魅力なのと、いかにも気が強そうな顔は案外プロで大成するタイプなのかも。


2位以下では唯一高校生ではない、瀬川隼郎(室蘭シャークス)が5位。来季に向けて手薄な左投手をどうしても欲しかっただけに、この指名を訊いてホッとした。28歳で子持ちのオールドルーキーとは、相当な覚悟を持ってプロの世界に飛び込んでくるのだろう。即戦力として期待したい。

8位・太田賢吾(川越工業)の指名は私にとって、ある意味「サプライズ」だった。長いこと川越に住んでいた経験があり、川越工業高のすぐ近くにある「丸広百貨店」には筆者もよく通っていた(笑)。過去にも同校からプロ入りした選手はいるが、プロの世界ではいずれも伸び悩んでしまった。太田君よ、「川工」の星となれ!

最後の指名となった愛知啓成高、佐藤正尭(さとう・まさたか)。寸評に【高校では遊撃手を務めていたが、ファイターズは捕手として評価している。強靱な身体と肩の強さは捕手として適性あり】※nikkansports.com とあった。本当に捕手として獲得したのであれば、清水君と併せて二枚加わることになる。

また【気持ちの強さ、野球に対する愚直な取り組みを担当スカウトは高く評価している】ともあり、人間性なども考慮したと見られるが、いわゆるスカウトの隠し玉的存在であったといってもいいだろう。どこか高橋信二(津山工)のときと同じ匂いがする。まあこの辺りについては、また後日語ろうかと思う。


それにしても久々の大量指名。疲れた(笑)。まだ入団が決まったわけではないけれど、とりあえず先に云っておこう。北海道日本ハムへようこそ!ファンも熱いし、若干名ペテン師のような中年のファンもいるけれど、温かく非常にアットホームな球団だ。あらたに加わる9選手の輝かしい未来を夢みて...


ブログランキング・にほんブログ村へ



posted by 羽夢 at 09:40| Comment(2) | TrackBack(1) | FSコラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
自分もてっきり安楽かと…。

オリックスの山崎も良いなと思っていましたが、まさか有原を引き当てるとは…!!

自分は、かつて賢介を引き当てた時に

「あれ?これいつものハムなら間違いなく外してたよな…」

と、少しだけ流れが変わったのを感じましたね。

もちろん、有原はまだプロで一球も投げてないので判断出来ませんが、先発陣に刺激になった事だけでも意味はあったのかなと。

個人的には瀬川、石川に注目してます。

Posted by トモンチョ at 2014年10月25日 16:18
>トモンチョさん

あぁ賢介の頃って確かまだ完全ウェーバーではなかったんでしたね。D2でも抽選がありました。正田1位、賢介2位で並んだ「99ドラフト」は興奮しましたなぁ。

有原には期待しますが、大学出の「157キロ右腕」とかいうと、数年前に某球団にドライチで入った某投手を連想するファンも多いみたい。彼にはそうならないであってほしいです(苦笑)

山崎福也はマスクが良いのと同郷だったので惹かれました。2巡目辺りで獲れれば、なんて思っていましたけど、さすがにそんな甘くなかったですね。
Posted by 羽夢 at 2014年10月26日 00:03
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック

木田氏認めた ハムGM補佐「オファーをいただいているのは事実」
Excerpt: JUGEMテーマ:北海道日本ハムファイターズ 木田氏認めた ハムGM補佐「オファーをいただいているのは事実」  来季から日本ハムのGM補佐に就任するルートインBCリーグ石川の木田優夫GMが..
Weblog: えすあい。
Tracked: 2014-10-29 16:57
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。