2014年10月09日

ドカベンの好敵手

大づめのペナントレースで、プロ初セーブと初勝利を立て続けにマークしたルーキー・白村明弘


MAX153キロのストレート。直球で空振りを奪えるのが、なにより魅力だ。球筋だけをみていれば、そこれそ往時の藤川球児のよう。さすがはドラフト上位候補に挙げられていただけはある。結果として6位という下位指名ではあったのだが、高いポテンシャルを持つ白村のような投手をこの順位で獲得できたことは、ハムにとって幸運以外の何物でもない。


マウンドで躍動する姿をみながら、ふと、私は彼に“縦ジマ”のユニフォームをいっぺん着させてみたいと思った。縦ジマといっても虎のそれではなく、昨年のレジェンドシリーズで着用していたハムの「旧ユニフォーム」である。縦ジマ時代のある投手のシルエットに、白村が異様なほどに重なってみえたのが、その理由。投手の名は不知火守...


ご存知の方も大勢いると思うが、実在はしない。水島新司のマンガに登場してきた架空の野球選手だ。しかし、不知火は実際にハムのユニフォームを身にまとい、長年にわたってエースとして活躍していた。「弱投」と云われ続けてきたハムにとって、“リアル”に彼がいてくれたらと、何度思ったことだろう。


その不知火守に、よく似ている。背格好もそうだし、マウンド上のふてぶてしさとか、あからさまに漂ってくる気の強そうなところとか、それでいて一見クールな表情であるとかも---





直球のスピードはすでに「不知火級」といっていい。あと、不知火のごとく緩いボールを覚えて緩球を用いるようになったら、プレースタイルさえも、さらに“本物”に近づくことができるのかも知れない。この世に存在はしていない投手に「本物に近づく」だなんて、云ってる自分でも少し可笑しくなってしまうのだけれど。


トレードマークでもあった、帽子のツバの部分を割ってみるといい。公式戦でそれが叶わなかったら、ファン感謝デーのコスプレなどでもいいだろう。北の大地で、“リアル版”不知火守を拝むことができたなら、「ドカベンプロ野球編」ファンの筆者も、感激の面持ちである。


オールスターでは不知火とバッテリーを組み、ペナントレースでも数多の激闘を演じたドカベンこと、山田太郎。同じ愛称で多くの野球ファンから慕われた、香川伸行氏のはやすぎる死‥。謹んでお悔やみ申し上げます。


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posted by 羽夢 at 10:09| Comment(0) | TrackBack(0) | FSコラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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