2014年09月28日

それぞれな在り方

触れたい事柄は他にもあったけれど、きょう27日はもうコレに尽きる。


中田翔、殊勲のサヨナラHR...


延長10回。カウント3−1から平野佳のインハイの直球を狙いすまして打った打球はレフトスタンド上段へ。しびれた‥‥。これぞ4番。『翔さんよ、アンタかっこよすぎだろう』

それまで好機でことごとく凡退してしまった鬱憤を最後に、最高のカタチで晴らした一撃。喜ぶよりも前に、なんだか童心に返って『ホームランを打てるバッターっていいな』 そんなふうにダイヤモンドを一周する背番号「6」を凝視していた。子供のころは誰もがホームランバッターに憧れる。“安打製造機”なんか目指していない。ブンブン振り回して遠くへ、もっと遠くへ飛ばしたい---




久々に映像で

「AK砲」を羨望の眼差しで追っていた幼年期。同じように今の、とりわけ北海道にいる子供たちは、まず中田翔から入っていくのだろう。かっこよくて、絵になって、試合を決めるヒーロー。みんなホームランバッターになりたかった。

成長するにつれ、他にもうまい奴がいることに気づいたり、自らの能力を次第に悟ったりして、チームの“黒子”となって役割を果たそうとする者がでてくる。レギュラーをつかむため、何より試合に出場するために、それもまたひとつの道だ。


もしかしたら以前は長距離打者として鳴らしていたのかも知れない。ただ、兵共が大勢集うプロの世界ではムリだった。それなら連中が持っていない“自分らしさ”をとことん突きつめていこう‥‥そういった姿勢というか気概が、最近目にみえて判る選手が杉谷拳士

先の東北楽天戦は代打で内野安打、きょうも代打で死球出塁と、始まりに派手さはないが、両試合とも直後にしかけた盗塁で「ヘッスラ」を試み、彼の闘志に促されるようにして、ハムに得点がもたらされた。この積極果敢な走塁こそが杉谷の武器。プロで生きぬく術。そう考えると中田のでっかいホームランも確かにいいけれど、杉谷のような在り方だって、案外かっこよく思えてくる。


ヒーローがいれば脇役と呼ばれる選手もいる。様々な「個」の集合体となって、ひとつのチームとなす。だから野球は面白い。個性豊かなハム野球は、つくづく魅力的だ。

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ラベル:中田翔 杉谷拳士
posted by 羽夢 at 01:55| Comment(0) | TrackBack(0) | FSコラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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