2014年06月17日

流れを変えるベテラン

コードジボワール代表のディディエ・ドログバは1978年3月11日生まれ‥‥。とすると、私とは“タメ”に当たるのか(学年は1個上)。各国の代表になるような選手はせいぜい30歳前後までの、若い人が選出されるのかと思っていたら。いやはや、同年代の選手がまだ一線で頑張っているのをみると、競技の垣根を超えて応援したくもなってしまう。

初戦の興奮が冷めやらぬなか、いささか「KY」な発言をしてしまったが、筆者自身にそこまでサッカー熱がないので、ご容赦のほどを。それにしても、あの「英雄」の投入により、誰の目にみても明らかに、流れがコートジの方に傾いていった。おもわず日本寄りの解説者に『コイツ』呼ばわりさせてしまうほど、憎まれるくらいの絶大なる影響力を、彼がチーム内で持っていたのは確かなようだった。


そんな選手が日ハムにもいてくれたらと思う。経験豊富なベテラン、稲葉も小谷野もケガで不在。若手主体でここまで臨んできたが、たとえば15日の東京ヤクルト戦の最終9回。一打同点の局面でファームの試合に出場し続ける、金子誠を打席に立たせていたら‥‥。

試合はどうなっていただろうか。もちろん結果自体は同じだった可能性もある。ただ、「金子バージョン」はセンター前へコツンと弾き返す映像が、なんとなく脳裏に浮かんできてしまう。おそらく初球を簡単にポーンを打ちあげる行為もなかったであろう。カウントによって、かつて日本シリーズの大舞台でみせてくれたようなスクイズもあり得た。

相手側からみれば一筋縄でいかない、百戦錬磨の金子ほどの選手を、なぜ一軍ベンチに置いておかなかったのか。ここにきてようやく再昇格の報(17日)を耳にしたが、なにか「後の祭り」的な感がある。


プロ野球には野茂英雄やイチローなど、不思議と血液型「B」のスーパースター級の選手が多い。古くはミスター長嶋もそう。3人の共通しているのは周りに干渉されるのを嫌い、“我流”を貫きとおすといったイメージ。それ故に、使う側からすれば「扱いにくい」部分もありそうだが、もちろん彼らのような花形スターとなれば試合に出さないわけにはいかない。

もっとも損をするのは金子のようなタイプの「B」。そのときどきの監督によって起用法やチーム内での“立ち位置”が大きく変わってしまう。ヒルマン元監督の際も、のちに和解したとはいえ「冷遇」されていた時期もあった。そして現監督、栗山英樹とも‥‥。金子にかんして同監督は、毎回前向きな発言を繰り返しているだけに、誰もがこう感じていることだろう。


「だったらなんで一軍に上げないのか?」


監督就任時からの同選手の扱い方みていれば、誰の目にみたって「両者は馬が合わない」 そんな風に映ってしまう。昨年は最下位だったし、若手に切り替えていきたいのは判るが、いつまでも2軍に置いておくような選手では、決してないのだ。



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後ろ姿が悲しかった、某日の背番号「8」‥


東京本拠地時代から酸いも甘いも知りつくした21年目。幅広い世代にファンも多い。守備に就くことが難しければ代打として、流れを変えてくれるような一打を、そのサビついていないバットの方で、是非ともお願いしたい。

そして、“色んな意味”で監督を困らせて頂きたい...


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ラベル:金子誠
posted by 羽夢 at 10:11 | TrackBack(0) | FSコラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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