2014年04月12日

やがて来る、その日まで...

斎藤佑樹の2軍降格が決まった。


2度もチャンスをもらいながら、それに応えることができなかった。結果も残せていないのに、あのまま1軍に帯同させていたら他の投手から不満の声が上がってきそうで“不協和音”も生じかねない。

それに中継ぎ稼業だって先発がダメだから‥と、そんな生易しいものではないわけだし、現に前回登板では1イニングすらまともに抑えられなかったのだから、やはり「再調整」がベストな選択だったように思う。この現実を受けとめて、斎藤にはまたゼロからはい上がってきて欲しい。


11日の埼玉西武戦‥‥の2回。近藤健介の“振り逃げ”悪送球には面食らってしまった。私も長いことプロ野球と接してきているが、あのケースでの、得点に直接絡んでしまう暴投を観たのは初めて。おもわず何度もリプレイで確認してしまった。直後にばつが悪そうに、半笑いを浮かべていた近藤の顔が印象に残った。

たしかに致命的なミスだったが、投手の吉川と内野陣、誰ひとりあからさまに落胆した素振りをみせることもなく、若い近藤を気遣っている様子が見てとれた。口ぶりから小谷野栄一の『どんまい』という一言に、おそらく彼も救われた思いがしたのではないか。やってしまったことは仕方ない。あとはそれを周りが「どうフォローをしていくか」なのだから。

‥あそこでもし、かつて阪神にいた某ベテラン左腕のごとく、怒りをぶちまける選手がいようものなら、彼は今後しばらく立ち直ることができないくらいの、精神的ダメージを受けていただろう。灸を据えるのは観客の見ていないところで‥‥Fsナイン及び厚澤投手コーチはさすがによく分かっている。将来有望な若手選手の芽をつぶさなかった。


斎藤も近藤も、こういった選手・首脳陣たちに囲まれている球団に入ってこられて、本当に幸せだった思う。あとはあの時の悔しさを糧にして、チームに還元していってくれたら‥‥。やがて私たちも和やかにあの日を振りかえられる日が、くるのだろう。

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posted by 羽夢 at 09:58 | TrackBack(0) | FSコラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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