2014年04月11日

第3節 東北楽天戦 【カード勝ち越しの裏で】

『復活の兆しさえみえませんでした』


あろうことか、“NHKの”ニュースの中でそうバッサリと斬り捨てられていた斎藤佑樹。‥ムリもない。2回持たず2失点で降板。一週間前に特集を組まれ、『復活勝利をあげる日も遠くない』とまで云わせていたキャスターの顔も丸つぶれであった。

初回から四球を連発する姿は高卒新人のデビュー戦などによくありがちな、無残な姿だった。いや、まだプロでの実績がないに等しい、相手の松井裕樹や森雄大だってもうちょっとまともな投球をしていた。なのに、彼らとはまったく異なった立場にいる、結果を残さなければならない4年目の斎藤は...


打ちこまれたわけではなく、斎藤の「自滅」によるものだった。前回登板も6イニングで3度、先頭打者の出塁を許し、この日もそう。しかも2イニングとも四球でみすみす与えている走者。自分で自分の首を苦しめている、常に切羽詰まった投球をしいられて、重たい空気がドーム内をも支配していた。


【何をやっているんだ】


期待をされているからチャンスをもらっている。打たれる日もあるだろう‥負ける日だってある。ただ、そういったこと以上に、もっと気概をみせてほしかった。あんな投球で『やっぱりダメ』 『使いものにならない』なんて叩かれるのが、ファンにとっても悔しくてならない。くしくも田中将大のメジャー2戦目と重なった日‥。“アンチ”は手ぐすねを引いて待ち構えていたはず。意地をみせるチャンスだった。


プロ4年間でもっとも肩の状態が良いと云って迎えた2014シーズン。たしかに球の走りとは前年とは比べものにならないほどに向上している。が、ひとたびカウントを悪くすると、四球を出してしまいそうな雰囲気が、常に今の斎藤にはある。抜け球も多く、おもうような制球ができていない感じだ。

それならば145キロの計測するようになった直球でどんどん攻めていってほしい。覚えたてのシュートやスライダーで“かわす”投球をしようなんて思わず‥‥そういいたいところだが、1軍戦でそんなことをするのは不可能であろう。

ファームでの再調整を命じられるかもしれない。そこで今一度、何を目指すのか?どこへ向かうべきなのかを見つめ直してきてほしい。今シーズンはまだ始まったばかりだ。時間は残されている。



浦和レッズの「赤い悪魔」ならぬ、クリムゾンレッドの悪魔?の楽天相手に勝ち越すことができた。2013年は札幌では一度も勝てなかっただけに、これで多少は苦手意識も払拭できただろうか。上位打線は軒並み低打率にあえいでいるが、要所要所では打っている。3戦目・西川遥輝の逆転弾には溜飲を下げる思い。ミランダに当たりが出始めてきたのも好材料だ。

斎藤に加え、1戦目のメンドーサも乱調で先発陣の調子はいささか気がかり。ただ、中継ぎ陣が好調を維持してくれているのは救い。次カードは日ハムと同じように今季波に乗り切れていない埼玉西武が相手。中継ぎの“酷使”を避ける意味でも、吉川光夫を皮切りとする先発陣に一層の奮起を促したいところだ。

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ラベル:斎藤佑樹
posted by 羽夢 at 01:24 | TrackBack(0) | FSコラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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