2014年03月03日

拭えない違和感

今年2度目の‥‥『バカヤロー』


以下はスポーツ紙からの引用である。

日本ハム・栗山英樹監督(52)が1日、広島との練習試合(名護)で打球が右でん部に直撃した大谷に苦言を呈した。4回途中1失点の投球内容については「やっと説得力を持ち始めた」と認める一方、「バカヤロー、ちゃんとよけなさい」と顔をしかめた。 ※1/3付けスポーツ報知より


前回はキャンプが始まって間もないころ、やはり、大谷翔平に向けられていたものだった。プルペン入りし、なかなかコントロールが定まらなかった彼に対して、『バカヤロー。ガンバロー』。私はこれを活字で目にした瞬間、学生時代の林間学校のときに、『バンガローまでガンバロー』といった、同級生の洒落たギャグを思いだした。

そして今回、バカヤロー!に続いて出た言葉が『ちゃんとよけなさい』。どんな口調でまくし立てたのかは判らないが、想像するに教師が生徒を嗜めるようにして云った“敬語”だったのかもしれない。依然つかめない、栗山さんの「キャラ性」というか、そういったものがまた浮き彫りになった気がした。


監督就任時から、抱いていた違和感‥‥。それは前から監督が選手のことを『コイツ・アイツ』呼ばわりすることだ。しかもメディアに向けてコメントを発しているときに、あ・え・てだ。

いや、別にそう呼ぶのを悪いと云っているわけではないし、わざわざご丁寧に「君付け」などで呼ぶ必要性は微塵もない。これはあくまで個人的な先入観なのだが、どうも報ステキャスター時代の、ソフトな印象が根強く、いまだに昔の“体育会系”なノリの指揮官から、違和感をただ拭えずにいるだけ。


同じことを、仮に大沢親分が云っていたとしたら、おそらくフツーに流していただろう。すべては栗山さんだからこそ。南原清隆を『ナンちゃん』と呼んでいた、柔和な栗山先生が、かつてそこにいたこそ。

世間に定着してしまったソフトなイメージから脱却するために、チームの“首領”的な言い回しをあ・え・て公の場で使用していた‥‥いや、もしかすると仮面をかぶっていたのはキャスター時代の方だったのか?その答えは長期間、監督と接してみなければ判らない。


前任の梨田さんはいかなるときも、非常にきれいな言葉づかいをされる方で好感を持てた。栗山さんもてっきりそういうタイプなのかと思っていたが、けっこう“ワイルド”な面があって、そのギャップ性に驚いた次第。就任3年目を迎えた、今更ではあるが。

何かにつけパワハラだのセクハラだので訴えられてしまう一般社会においても、今日では社員をコイツ・アイツ・バカヤロー呼ばわりする上司は今、そんなにいないのではないか。しかし、(株)日ハム球団では栗山さんに熱を込めてそう呼ばれているうちが華であるということを、肝に銘じておきたい。


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posted by 羽夢 at 00:45 | TrackBack(0) | FSコラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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