2014年01月14日

「新庄劇場」 リアル版

これら人名をみて、貴方が連想するのはなんだろう...

「野茂」 「与田」 「潮崎」 「佐々岡」



そう、みな野球界において一時代を築いた名選手たち。‥‥ここへ訪れている方にとっては、いささか馬鹿げた問いかけとなってしまったことを、許し願いたい。

ただ、4選手が同じ年にプロの門を叩き、いずれも華々しい活躍をしたのを知る者は、そこから半分くらいに減ってしまうだろうか。野茂が奪三振マシーンと化して球界を席巻し、与田が160キロ近い豪速球を投じていたのも、早いもので四半世紀近く前の出来事となる。

プロ野球に精通していない者であれば、あるいはこんな返答の仕方もある。実はまだ他にも、この人名には“共通点”があったのだ。


彼らが初々しい輝きを放っていた1990年。この年の暮れに放送されたドラマ「すてきな片思い」の登場人物たちの名前‥が、その答え。当時のトレンディを地で行く中山美穂が“与田”となり、角刈りの柳葉敏郎には“野茂”の名があてられ、追いつ追われつの恋愛模様を繰り広げる‥。無論、つくり手が意図として、役者たちにその名をあてたものだ。


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野茂英雄の凄まじい活躍の影に隠れはしたが、特別表彰を受けるほどの健闘(10勝)をみせてくれたにもかかわらず、不人気球団が故に、日ハムの新人・酒井(光次郎)を名乗る人物が現れなかったのは‥‥天下の「月9枠」だったし、やむを得ないところか。


同年は知る人ぞ知る、大豊作ドラフトと呼ばれた年。その中には阪神に5位指名された新庄剛志が含まれていた。同様に彼の名で思い出すのが、ブレイク直後の1993年冬放送の連続ドラマ「高校教師」。

この作品には当時から似ていると云われ、現在に至ってもまるで瓜二つ?な京本政樹氏が、狂気じみた役柄で出演していた。 が、あえて氏ではなく、同僚教師役の赤井英和の方に「新庄」の名を授けている。そこにはつくり手の、またしてもちょっとした“遊び心”があったのかもしれない。ちなみに脚本を務めたのは「すてきな片思い」と同じの、野島伸司氏。


苦悩


振り返ってみると90年代というのは連ドラがまさに、栄華を極めていた。新庄もいた阪神と日ハムはちょうどその頃「暗黒時代」の真っただ中にあったが、都度、私は野球で負った傷ついた心をドラマで癒すこともできた。

今は当時ほど、夢中になれるドラマがない。作品の質云々よりも、おそらく私自身が年齢を重ねたことによって、感情移入がしづらくなったためなのであろう。その療法とすれば、やはり「劇的」なものの方がよい。

新庄剛志が主演、役どころは元野球選手の画家‥‥。上質なノンフィクションドラマがお目見えする請け合いだ。演技指導も兼ねて、京本政樹に脇を固めてもらう。脚本を担当するのはもちろん、野島氏。高視聴率まちがいなし?のリアル版「新庄劇場」なら、いつかみてみたい‥かも。

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posted by 羽夢 at 23:18 | TrackBack(0) | FSコラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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