2013年11月30日

「ゆくる人」 退団編.4 ≪2013≫

『どうしてこのテンプレートにしてるの?』


なんて思った訪問者も、一応4年くらい運営してきていますので、2、3人程度はいるかもしれません。私自身が好いているピンクを基調として見栄えがよかったのもありますし、実はつい最近まで大昔から長寿の象徴として縁起がいいとされる「鶴」のイラストだと思い込んでいて‥‥(左上の花びら?を 笑)。ファイターズにもツルこと、鶴岡慎也選手がいるし関与していいかなという、そんな軽いノリからでした。


あの頃はちょうど大野奨太が鳴り物入りでドラ1入団。高橋信との正捕手争いに勝った感もある鶴岡が『まだまだルーキーにポジションを渡すわけにはいかない』と云わんばかりに、自己最多の122試合に出場し、ベストナインにも輝いた年です。

そう考えてみると、入団時から鶴岡は常に誰かとポジションを争っていた‥いや、「競い合わされていた」そんな印象も受けます。これには元々捕手の“ツープラトン制”を好んでいた、梨田昌孝前監督の意向も多分にあったのでしょうけれど、やはり、当人はチームの「絶対的捕手」でありたかったということなのか...


FAによるソフトバンクホークスへの移籍が発表されました。2006年の日本一メンバーがまたひとり、チームを去ることになります。

大野に持っていないものも、彼はたくさん持っていたのですけどねぇ‥。今でこそ打率が3割にも迫ろうかという、打撃面がクローズアップされていますが、個人的に鶴岡が特に秀でていたと感じるのはリード面。1軍に定着したころはダルビッシュや八木といった入団1、2年目の若い粋の良い投手と意識的にバッテリーを組まされ、大きな声を張り上げて鼓舞してきましたっけ。

どちらかといえば“かわしたり”の、駆け引きが得意の大野が「慎重型」なのに対し、鶴岡のリードを一言で表現するならば「強気」 といったところでしょうか。内・外の、配球面のみを指しているのではなくて、ストレート主体で真っ向勝負といったニュアンスの方に近い。したがって武田勝やウルフよりも、ダルや後の吉川光夫と相性がよかった理由も、なんとなく判ります。


とりわけサインに首を振るケースも多かったダルビッシュは難しい面も結構あったと思うのですが、辛抱強く、気持ち良く投げてもらうことができるリードをしていました。ときに18.44メートルを隔てた、ふたりだけの“対話”をしながら‥‥。今やメジャーで2年連続二ケタ投手にまで上りつめた彼も、北海道日本ハムで鶴岡と出会えたのは、その後の野球人生において良い影響を与えてくれていたに違いありません。

いつだったか、完璧な投球を披露した日に『今日のピッチングならレッドソックス打線でも打てない』などと、女房役を務めた鶴岡が茶目っ気たっぷりに、でもどこか誇らしげに語っていたのが、つい昨日の出来事のように思い返されます。


‥それにしても近年ペナントを争うことも多い、ホークスが移籍先とは(苦笑)。今はまだまったくイメージが湧きません。『生まれ故郷(九州)に恩返しがしたい』という心意気は立派だけれど、ファイターズ戦に活躍して【鶴の恩返し】 なんて見出しが躍るのは、正直御免です。そうならないよう、鶴岡に球を受けてもらった多くのFs投手陣!来シーズン、ホークスが相手のときは一層がんばりましょう。

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posted by 羽夢 at 23:52| Comment(2) | TrackBack(0) | FSネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
羽夢さん、お疲れさまです。

鶴岡選手の移籍は覚悟していましたが、会見を見ると寂しい気持ちになりました。

活躍を願ってはいますが強いソフトバンクなので複雑な心境です。

斎藤佑樹投手の初勝利の時も鶴さんのリードでしたから来シーズンもバッテリーを組んでほしかったです。(個人的な想いです)

ダルさんがメジャーに行った後にブログで鶴さんへの感謝の気持ちを書いていたのが話題になりましたね。ふと、思い出しました。

来シーズンの正捕手は大野捕手ですね…まだ、あまりピンとこないです。近藤捕手と競わせるのでしょうか?
私は大島匠にも期待しているのですが…怪我もありましたが、やはり苦労しているようですね。
斎藤佑樹投手が背水バッテリーなんて言っていたらしいですが、出来ればWバッテリーを札Dで見たいです。

ソフトバンク背番号8(?)のユニを着た鶴岡選手がまだ想像できません(苦笑) 入団会見を見たら…どう感じるのでしょうね。なんとなく似合わないとか言いそうです(笑)
Posted by ゆき at 2013年12月01日 19:37
>ゆきさん

ファイターズが強くなり始めてきた頃からいた選手なので、思い入れも人一倍強く、今回の鶴岡選手の退団は正直にいうと私も残念な気持ちでいっぱいです...

ここ数年は某所で「強打者」だなんて崇められ、チャンス時で彼に打順が回ってくると盛り上がっていましたね(笑)。随所でみせた勝負強い打撃は、今でも私の瞼に焼き付いています。

>>近藤捕手と競わせるのでしょうか?

その可能性が高そうですけど、1軍での捕手経験が圧倒的に不足している近藤捕手は、まだ大野捕手と争える粋にまで達していないのでは‥と。もちろん両者が切磋琢磨しあっていければ、ベストだとは思いますが、どうでしょう。

斎藤佑投手の大学の後輩である大嶋選手!がんばってほしいですね。ファン感ではご覧になったでしょうか。彼、体大きいでしょう(笑)なんとか来シーズンは飛躍の年としていただきたい。いつもファイターズの選手へあたたかいメッセージ、ありがとうございます。
Posted by 羽夢 at 2013年12月02日 01:33
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