2013年11月19日

「ゆくる人」 退団編.3 ≪2013≫

あまり好ましい印象は持っていませんでした...


ファイターズに来てまだ間もないころは抑えても打たれても、どこかいつも「ムスッ」としているように映ってしまい‥。どちらかといえば当初は痛打を浴びるシーンの方が目についたので余計にそう感じたのかもしれません。別に試合中にニコニコしろと云っているのではなく、今思えば単にあれが彼の“真顔”だったわけですが。

何かの偶然か、はたまた「伝統」なのか。スウィーニーやトーマス、ミラバルにグロス‥‥今まで籍を置いた外国人投手の大多数が“甘め”なマスクの持ち主。そんな中で例外である“コワモテ”の彼は、でも闘志を前面に出すわけではなく、内に秘めたタイプで、どこか不気味なオーラをマウンド上で醸しだしていました。

結局そのスタイルが最後まで変わることはなかったのだけれど、入団時から抱いてきた「負」なイメージを一変させてしまった出来事が、リリーフから先発に転向し、二度目の登板となった試合。


勝利を収めて、お立ち台に上がる際‥‥とつぜん女房役である大野奨太の、「抱き枕」をかかえながら現れてきたのです。悪戯な笑みを浮かべながら‥‥。瞬間的にブライアン・ウルフに対する見方が、自分の中で変わりました。


『意外にかわいいとこあるじゃん』

そんな風に(笑)


以来、先発ローテーションの一角を担い、毎年のように安定した成績を残し続けてくれたウルフ。大黒柱だったダルビッシュ有がチームを去ってしまうという「激動期」にあって、試合をキッチリとつくってくれるウルフの存在は貴重で、ずいぶんと助けられもしました。

ファイターズが強かったときも弱かったときも、当たり前のようにそこいてくれた彼が、来季はもういません。苦楽を共にしてきた、仲間との別れ...

4年間で積み上げてきた勝ち星の数は35。日本で成長し、成功を収めた球団史に残る“アタリ”助っ投。本人が国内でのプレイを希望しているとの報道もありましたが、それならセ・リーグへ‥。できることならばあまり“敵”には回したくない男です。

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posted by 羽夢 at 00:42| Comment(0) | TrackBack(0) | FSネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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