2013年11月05日

印象に残る 「トレード劇」 vol.1

イバタとか、欲しいですねぇ...


今季限りでドラゴンズを退団することが決まった井端弘和選手。手に入れられるものなら是非!という感じです。明確な理由は特にないのだけど、しいていうならフィーリング?何か今のファイターズにとって必要なものを、彼は兼ね備えていそうだし、経験値とかも非常に魅力に感じるんですよね。

‥まあ現状を見渡せば内野手にかんしては若手から中堅どころからまで多種多様な人材が揃っていますし、手は挙げないとは思いますけれど。


そもそもトレードで獲得となると、今のFsって交換要員になり得る、“過剰”している戦力(選手)がなかなか見つからないので困ってしまいますよね。ことさらピッチャーの方は主力と若手との間に、まだまだ分厚い壁がある気もします。よって今のファイターズが主力投手を出せるはずもないし、まだ発展途上の若手投手を好きこのんで獲得に手を挙げる球団も多くはないでしょう。


大昔からチームを「改革」するために、トレードという手段を巧みに用いてきました。いわゆる出血覚悟の‥といった“大型系”のトレードですよね。打の柱だった張本勲さんを放出とか、現代では到底考えられないこと‥と思っていたら、どっこい!昨オフは主力級の糸井嘉男のトレードで、世間を仰天させてくれました(張さんのは本人の希望だったとも訊きますが)

ポイントポイントで、突如大型トレードをやってのけてしまうのは、もはやファイターズの「伝統」なのかもしれません。昨今はややそれが“裏目”に出ているような気もするのですが‥(苦笑)。今回より不定期ではありますが、泣いた・笑った!そうした悲喜こもごもな、印象に残った「トレード劇」を振り返ってまいります。


まず第一弾は1995年のオフ。福岡ダイエーホークスとの間でまとまった、「武田一浩+松田慎司」⇔ 「下柳剛+安田秀之」について。


このトレードにかんしていえば、「予感」めいたものはありましたよね。武田投手も下柳投手も、前の球団で“干されていた感”がありましたので。武田投手は当時の上田利治監督ら首脳陣と馬が合わなかったらしく、体はどこも悪くないのに、ずっと2軍暮らしを強いられていました。同投手はのちに、この時のことを『悔恨の日々』と仰っていたので、両者の間にはもう埋めることのできなかった深い溝があったと、推測できます。

下柳投手は新任の王監督から期待もされていましたし、まだ年齢も若かったので本来であればトレードに出されるような選手ではなかったのですが、同年のシーズン中に自らの不注意で交通事故を起こしてしまい、出番を急激に減らしていたんですよね。もしかすると、それも放出の“遠因”になってしまったのかなと‥。本人は移籍後も『ホークスを見返してやりたい』などと、ことあるごとに口にしていたので、本意ではなかったと思いますが。


予感があったとして、次に焦点になるのは交換先がどこになるのか?ということでした。当初、武田投手の有力な移籍先と目されていたのが、明治大の大先輩にあたり、同じ島岡吉郎監督の遺伝子を引き継いだ星野仙一氏が率いる中日ドラゴンズ。

結果的に交渉がうまくまとまらなかったわけですが、一説によるとファイターズ側が左腕の山本昌投手を要求していたとか何とか‥。今思うと“無謀”にも思えてきてしまいますけれど、もし万が一!このトレードが実現していたら、山本投手の野球人生はかなり違ったものになっていたでしょうねぇ。


しかし、まさか同一リーグのホークス相手とは予想すらしていませんでした。やはりアイアンホークと呼ばれた、タフで若い下柳投手がFsサイドも魅力的に映ったのでしょうか。この頃は左投手が絶対的に不足していたのもあったし、何より同投手がファイターズ戦に滅法強かったという背景もありましたので、人選としては非常に的を得ていた感じます。

個人的には一緒にやってきた安田秀之選手にもかなり期待を寄せていました。本職は捕手なのですが、ファイターズでマスクをかぶる機会はほとんどなかったですね。持ち前のパンチ力を活かして代打でも活躍されました。安田さんはとにかく体が大きいので、打席に入ると「打ってくれそう感」といいますか、常にそういうのを抱かせてくれましたね。現代でいえばいささか鵜久森風味(笑)


参考までにホークスへ渡った松田慎司投手の、ファイターズ在籍期間は3シーズンのみ。そのためか、あまり記憶に残っていないのですが、あらためて当時の映像を拝見すると左腕からずいぶんキレの良いボールを放っています。先発と中継ぎで役割は違えど、小柄な体型も手伝って何か石川雅規投手を連想させるようです。もっと「軟投派」なイメージもあったのですけどね。



ルーキーイヤーの貴重映像


なんとなく嫌な予感はしていたのですけど、武田投手は翌年、新天地の福岡で15勝をあげる大活躍‥。下柳投手がその鉄腕ぶりを発揮するのは翌々年からでした。

【話題度】B
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※特A〜E

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posted by 羽夢 at 00:53| Comment(2) | TrackBack(0) | FSネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
楽しく拝見させて頂いています。
はぁ〜、去年の糸井は、いたかったですね。
大リーグにも、挑戦しそうにないですし、何だったんでしょうか?
やっぱり、栗山監督と合わなかったんですかね。
糸井は、宇宙人ですから、指示を天然で見落としそうですし。。
しかし、中軸が抜けるのは、考えられません。
ハムは、金を積極的に使い補強するチームではないので、外人があたるか、今年のドラ2あたりが、大活躍しない限り、来年もしんどいかもしれませんね!
大谷の2刀流は、夢があるし楽しみでもありますが、チームには中途半端な貢献しかできず、彼にとっても、プラスなのか若干疑問ですよね。
和田あたり、とるような夢みたいな事おこりませんかね〜。
Posted by 白猫 at 2013年11月07日 22:43
>白猫さん

>>大リーグにも、挑戦しそうにないですし、何だったんでしょうか?

真相は分かりませんが、栗山さんと‥というよりかは年俸でゴネたあげく、ポスティングを直訴したことが、幹部の心象を悪くしてしまった、とかはよく聞きますね。3番が固定できませんでしたし、打撃面でみればたしかに大きな痛手でした...

私も白猫さんと同じようなことを考えていました。そろそろFA補強もアリなのではないかと。仰るとおり、今の戦力のままでは正直、来年も厳しいと思います。唯一の獲得例、稲葉さんでファイターズは一定の成功を収めていますし、最下位になってしまったこのタイミングで外部からの補強も真剣に検討していただきたいところなのですが‥‥どうなるでしょうか。

ただ、ネームバリューのある選手は今年結構いますけど、補強ポイントに合致する選手がいないんですよね(笑)。片岡も今江も個人的に好きなのですが、内野手は若手が順調に育ってきていますし。川崎宗もしかり‥。

そうですね、和田投手は先発左腕ということで合致しますね。けど、現実は厳しそうです(苦笑)。低予算でよければ井端選手か谷選手には来て頂きたいかも。
Posted by 羽夢 at 2013年11月08日 22:49
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