2013年06月19日

「名プロデューサー」

『ふたりの選手が入ってきたみたい』


‥たしかこんなような言葉を、大谷翔平の入団決定時に栗山監督が口にしていました。彼を投手と野手、『どちらで起用した方が得策なのか?』というのはドラフト前から議論されていたし、花巻東時代から投打で非凡な才能をみせていたのも確かな事実だけれど、まさか“いっぺんに”本当にふたりの大谷選手を拝める日が訪れるなんて。

いっぺんに‥‥ここがミソです。18日のカープ戦にて世間でイメージされているような「二刀流」が、とうとう実現しました。まず大谷投手を中軸5番に置いた!ここを評価したいですよね。打者として、得点源となる働きも期待している証だから。

さすがにこの日ばかりは私も下位に据えると予想していましたが、よくよく考えてみると8番や9番で“普通に”打たせていたら、セの主催ゲームで当たり前すぎるというか、それを二刀流なんて呼んでいたらセ・リーグのピッチャーたちはみんなそうなってしまいます(笑)。なので、中軸に置いたことで栗山監督の「本気度」と、今後二刀流と向き合っていく指針を、あらためて見た思いですね。これがDH制のあるリーグ戦に戻ったときに、はたしてどんな起用法をしてくるのか、見ものです。



しかし、栗山さんが監督でなければこういったことは実現しなかったのではないですか。キャスター時代から「ロマンチスト」っぽい一面をみせてましたものね。高校野球を長く取材してきたのもあってか、球児のごとく、常に夢見がちなイメージ‥。野球を“魅せる”のに長けた、名監督と云うよりかは、さながら「名プロデューサー」といった印象(笑)

戦術面等は詳しく判りませんけれど、「演出」の仕方には筆者もつくづく関心させられています。見てる分にはやっぱり面白いですよ、現実主義な監督よりも。現状最下位に甘んじているチームとはいえ、おかげで日々?“Fsネタ”には事欠きませんよね。これも大谷翔平を、「二刀流」をプロデュースしている栗山流の、ファンへの楽しませ方。知らず知らずのうちに、私たちも“ワールド”に引きこまれていたのです。


プロの舞台で投打で活躍することが大谷本人の夢でもあり、栗山監督の夢でもあり、ファンの夢でもある。みんなで同じ夢に向かって歩んでいくのは、なんだか楽しいですね。チームの優勝とはまた違う、選手一個人に向けられた、まるで我が子を見守るような‥あたたかい愛情。みんなの愛に包まれた大谷の「夢物語」はこれから先、一体どんな結末を迎えるのでしょうか...


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posted by 羽夢 at 02:30| Comment(2) | TrackBack(0) | FSネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
初めまして、毎年交流戦を楽しみにしている広島在住のハムファンです。
マツダスタジアムに行って来ましたので簡単ですがレポートします。
ちょうど試合開始ごろにスタジアムに着いたんですが、チケット売り場に並ぶ長蛇の列で中に入れるまで30分以上かかっちゃいました。普段なら考えられないんですが。カープファンも大谷くん見たさに当日券をたくさんの人が買い求めてましたよ

羽夢さんのおっしゃるように、投手と打者の2人の大谷くんが一度に楽しめ、しかも、まさかまさかの広島でやってくれるなんて、最高でした。

ブログいつも楽しんで拝見してます。頑張って下さい!
Posted by 広島のハムファン at 2013年06月19日 21:46
>広島のハムファンさん

広島の‥ハムファン様ですね!カープのファンからだと思って、一瞬ドキっとしました(笑)。訪問&メッセージありがとうございます。これからも“知る日ぞ知る”くらいのブログを目指していきますので、よろしくお願いします。

レポート助かります。お察ししていたのかもしれませんが、この日は視聴環境がなく、試合を観戦できなかったのですよ。

なるほど、長蛇の列ですか‥。たしかに平日のマツダスタジアムにしては2万人を越えていましたし、フィーバーぶりを垣間見た思いもしましたね。

今後のどのような形で二刀流を継続していくのか分かりませんけれど、あまり負担がかからないようにしていってほしいです。大谷選手はファイターズだけでなく、「球界の宝」ですからね!
Posted by 羽夢 at 2013年06月19日 23:01
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