2013年01月06日

2番は誰だ?

今季2番を務めるのは、どの選手なんだろう...


一晩かけて考えてみたが、ココがやっかいで一番難しかった。2番という打順に何を求めているかで“選考基準”が変わってきたりもする。栗山監督が著した「覚悟」を読んだ印象、それと昨年の春先は稲葉さんを持ってきているあたりをみれば、ファイターズ打線にとっての2番はかなり重要な位置なのだと推測する。‥まあ他球団もそれに大差はないだろうけど。


稲葉篤紀(日ハム) 2013年カレンダー


小谷野栄一の2番はとてもよかった。一昨年まで4番を打っていた彼があれほどまでバントが上手だったのは少し意外だったが(40犠打)それ以上に進塁打と呼ばれる、ゴロを転がして確実に走者を進めたり、あるいはホームに迎えいれたりといった、状況に応じた打撃ができる選手。昨シーズンの小谷野は打率こそ低かったものの、数字には表れない勝利への貢献度という部分では計り知れないものがあった。

付けくわえていえば中軸にいた陽岱鋼もわりと好きで、その間の彼は実にノビノビと、右に左に快打を飛ばしていた。やはり元々スラッガーの資質があるのだろう。だから2番に小谷野がいて6番に陽がいるという「田中賢介・離脱前」までのオーダーが、大変理想的でもあった。


問題はその田中賢がチームを退団した今年。昨シーズン終盤戦は代わりに陽がトップに入り、西川遥輝が2番を担う並びでほぼ定着していた。俊足で左バッター、巧打だって持ち合わせている西川も、十分2番打者として適正はあったといえる。

しかし、経験不足と若さ故だろうか‥まだ細かいところでのミスが多かった。20そこそこの彼に、小谷野のようなスタイル(働き)を求めるのは酷だし、そこは致し方ない部分もあったかと思う。チーム事情で“急場しのぎ”的な感もあったが、できれば今季は制約の少ない打順で、西川のスケールの大きな打撃を見てみたい。


難しいのは、上記は西川が二塁のポジションを奪取できたら‥‥の“前提話”になる。これが仮に今浪隆博が就くようなら、逆に彼こそ王道を行くような「2番型タイプ」ともいえる。小技が利き、選球眼も良いのは先の日本シリーズで実証済み。派手さ(長打)はないが、陽が出塁して堅実な今浪で着実に1点を取りにいく、ファイターズらしい野球も自ずと展開していけるだろう。


西川や今浪らとポジションを争うことになるであろう、杉谷拳士も有力な候補。スイッチヒッターの彼が2番に入れば、トップの陽から一般的に理想とされる「左右ジグザグ打線」を形成できる。ただ、チームでは内外野を守れる貴重な選手であるがゆえ、昨シーズン同様に“バックアッパー”的な役割を求められることも考えられる。


‥ここで【2番・セカンド】という枠からはいったん外れ、頭の中をリセットしてみた。なるべく左右ジグザグで、より攻撃的に、なおかつ「小谷野の2番」「陽が中軸」「西川の打撃力」などを考慮しながらオーダーを構築してみると、このような形になった...


1【二】 西川遥輝
2【三】 小谷野栄一
3【右】 糸井嘉男
4【左】 中田翔
5【一】 稲葉篤紀
6【中】 陽岱鋼
7【指】 ホフパワー (大谷翔平)
8【捕】 鶴岡慎也 (大野奨太)
9【遊】 金子誠 (中島卓也)


いっそ西川には田中賢の“代わり”をそのまま引き継いでもらい、田中賢以上の脚力で、ダイヤモンドを駆けまわってもらう。手堅い「セカンド・今浪」がくるなら、さして昨年のオーダーをいじる必要性もなさそうだが、西川のさらなる成長に賭けてみるのなら、この並びもおもしろい。

‥ただ、西川がショートを守る可能性だってなきにしもあらずだし、そうなってくるとまた話がややこしくなってくるのだけど(笑)。まあ「小谷野2番」に固執した、筆者の理想を押し並べただけなので、信憑性には乏しい。云えるのは2013年もバリエーションに富んだ強力打線を組めることは、まちがいなさそうだ。





posted by 羽夢 at 14:22| Comment(4) | TrackBack(0) | FSコラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
羽夢さん、あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

当方は、昨年、札幌から地方に転勤になっており、今年もTV&ネット観戦が主になりそうです。
でも、昨年同様、ポイントになる(と自分で勝手に考えている)試合には仕事を休んででも札幌ドームに駆けつけるつもりです。

今年は大谷選手の入団によりキャンプから盛り上がるシーズンになりそうですね。
でも、西武を除く各球団とも戦力が大幅にアップしているようにみえます。
連覇に向けては、サブやファームから急成長してくれる戦力が出てこないと、既存レギュラーの組み合わせだけでは厳しいですよね。

いずれにしても、昨年以上に最後まであきらめない試合を見せて欲しいものです。そうでないと、ただでさえ空席が目立ってきた札幌ドームの観客がさらに減っていくのでは・・・・
Posted by sunrise_V at 2013年01月06日 21:41
>sunrise_Vさん

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

そうでしたか、転勤‥。札幌から離れてしまうのは辛いですね。私も引き続き今年はTV&ネット観戦が主となりそうです。お互い遠くからファイターズの勝利を念じ続けましょう!

同一リーグだと、ホークスやイーグルスがオフの補強に積極的でしたね。やはりホークスが眼下の敵となるでしょうか。ファイターズはこれといった補強はしなかったですけど、若手もどんどん成長してきていますし、今年も良い勝負をしてくれると思います。
Posted by 羽夢 at 2013年01月07日 12:05
羽夢さんお疲れ様です。2番打者は羽夢さんも言っていましたが西川選手でない方がいいと思います。犠打や進塁打などかなり制約の多いしかも相当なケースが頭の中に入っていないと対応の出来ない2番打者を自由に打たせた方がいい結果が出る打撃が売りの西川選手にしない方がいいと思います。西川選手は6番辺りでノビノビ打たせて育ててあげた方がいいと思います。そうなると2番打者は羽夢さんのいう通り小谷野選手が無難だと思います。昔の小笠原選手みたいに犠打をあまり使わない方針なら糸井選手や稲葉選手も面白いと思います。
Posted by 東京のキャロット at 2013年01月12日 03:15
>東京のキャロットさん

自分も西川を1番に入れてみたものの、後から荷が重いような気もしてきました(笑)。トップバッターもとりあえず出塁することを前提にしなければならないし、“気楽”にとなると、やはりキャロットさんもおっしゃられたように6、7番辺りがいいのかなと‥。ただ、彼にはチームで1、2位を争う脚力がありますからね。ここも1番として捨てがたい魅力...

糸井がトップというのも良さそうなんだけど、昨シーズン1番では芳しくなかったんですよね。出塁を重視するあまりか、小ぢんまりしてしまってた印象もあります。できたら彼には3番で貪欲に、大きいのを狙っていってほしいのですけど‥‥って以前、こんなようなことを岩本勉さんが言われていました(笑)
Posted by 羽夢 at 2013年01月12日 11:37
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