2013年01月04日

漫画を超える? 【投打二刀流】

年も明けたことだし、本格的に今シーズンのファイターズについても、ぼちぼち占ってみたいと思う。まずは個人で、今季大注目の的・大谷翔平から。なお、彼は正式にファイターズの選手になったので、以後“クン”づけなどはいたしません。ご了承あれ(笑)


話題となっているのが、なんといっても前代未聞の【投打二刀流】。‥‥前代未聞とはいったものの、調べてみると“二刀流”の選手は結構いたんだそうな。しかも1リーグ時代とかではなくて、わりと最近。新庄剛志さんやデストラーデみたいな“お遊び”的な感じでもなく、わりと本気モードで...


記憶にも新しいと思うのがオリックスにいた、嘉勢敏弘さん。プロ入り後に野手に転向したのだけど「仰木マジック」によって投手に“再転向”。このケースだと二刀流のうちには入らないかもしれないが、1997年や2000年などは【外野手登録】でマウンドにも上がっているのだから、もしかすると今季大谷がその嘉勢さんと逆のことをする可能性はある。


あと広島にフェリックス・ペルドモという、アカデミー出身の選手がいて、彼なんかはもっと凄かったらしい。元々は内野手だったんだけど、地肩の強さを買われて、投手としても登板していた。だから(投手の)代打として登場してきて、そのままピッチャーとしてマウンドにも上がれてしまう‥‥。実際にそんな試合もあったそう。

これこそ二刀流って気はするし、より大谷を試合で見れる機会も増してファンにはいいのかもしれないけど、でもこの起用法だと、メディアでも散々云われているように、結局“どっちつかず”になってしまう危険性があるし、故障の恐れだってある‥。では一体どんな使い方が、大谷にとってベストな形になるのだろう...


ヒントが意外なところにあった。


それは昨秋行われていたアジアシリーズ。予選で巨人が対戦したパース・ヒート(オーストラリア代表)の4番を担っていたティム・ケネリー。DHで出場していた彼が、なんと8回途中からマウンドに上がり、坂本・村田といった主軸打者を斬ってとっている。国外だってDH制を用いながらの、このような起用法は稀だろう。よほどケネリーも投打で才能に溢れていて、両刀(両方)で使ってみたくなってしまう選手なのにちがいない。


現状、このケネリーのような【DHで出場】→【場面に応じて登板する】が一番シックリとくる。ひょっとしたら大谷は先発を希望しているのかもしれないが、ローテーションに入っての“二刀流”は調整法などの観点からいっても、相当困難を極めるだろう。それなら端から投手一本でいくべきだとも思う。また、大谷のように強いボールがあれば最初から全力でいけるリリーフでも、十分適正がありそうな気はしてくる。

とにかくこれらは球団が本当に二刀流を挑戦させたらの話。松坂やダルビッシュクラスに育つ可能性を秘めている大谷を、できたらスターターとして見てみたいファンも大勢いることだろう。


一連の大谷報道を見ながら、なんとなく思い出していたのが大昔、少年ジャンプに掲載されていた【ペナントレース やまだたいちの奇蹟】という漫画。




ここに超高校級と騒がれた山田泰二という剛腕投手がいて、やはり打撃も秀でたものあった。アストロズ合流初日、いきなりの紅白戦初打席でエース級の投手から三塁線に鋭い打球を飛ばしていた彼も、右投げ左打ち。

そんな彼でも公式戦では4番を打つどころか、クリーンナップを任されることさえなかった。二刀流は漫画の世界の中でも実現されていない。‥というか、作者(こせきこうじ)にそんな発想すら、沸いてこなかった可能性もある。


はたして二刀流を“現実”にすることができるのか。
大谷翔平の「誰も歩んだことのない」物語が、これから始まる...


≪関連≫
なぜ清原和博は逃げ出したのか?





posted by 羽夢 at 21:06| Comment(4) | TrackBack(0) | FSコラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
羽夢さん、こんにちは。

大谷選手の人気の高さは想像通りですが、少し心配です(笑)マスコミ対策は球団が考えているでしょうが、かなり囲まれそうですよ!
野球に集中できる環境を考えて欲しいですね。

二刀流!プランって本当に真剣なんでしょうか?
やっぱり、先発投手としてマウンドに上がる姿を期待しているのですが…普通に!(笑)
だって、プロでは普通に活躍することが難しいじゃないですか?!
ファンとしてはルーキー大谷選手の成長を楽しみに見守りながら応援できるのは幸福です!
とりあえず、キャンプインが待ち遠しいです。

今年もファイターズ英雄列伝!楽しみにしています。
Posted by ゆき at 2013年01月05日 14:14
>ゆきさん

あけましておめでとうございます。2013年もよろしくお願いします。

>>二刀流!プランって本当に真剣なんでしょうか?

どうなのでしょう。本人や栗山さんの発言などを見ていますと、真剣な感じはしますよね。難しいとは思いますが、ぜひトライしてみてほしい気持ちはあります。

>>マスコミ対策は球団が考えているでしょうが、かなり囲まれそうですよ!

過去にも中田選手や斎藤投手のような大スターがいたので、球団もその辺の対応策はしっかりと練ってあるでしょう。大丈夫ですよ(笑)
Posted by 羽夢 at 2013年01月05日 20:37
二刀流は漫画の世界の中でも実現されていない。
 山田「太一」選手は、どうですか?
最終戦以外…4番ショート
最終戦  …5番ピッチャー

やまだたいちの奇蹟
Posted by たいちの奇蹟 at 2013年03月28日 20:42
>たいちの奇蹟さん

初めまして。ご訪問ありがとうございます。

なるほど‥。太一さんの方ですか!ちょっと今手元に漫画がなく、記憶が定かではないのですが、たしかにピッチャーとして登板してましたよね。ヤクルト戦でしたっけ。そうなら「二刀流」ですね。

この漫画を知っている方からようやくリアクションを頂けて、嬉しかったです。私もジャンプ世代の一員として、正直少し淋しい思いもしていましたので(苦笑)。感謝します。
Posted by 羽夢 at 2013年03月29日 00:05
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。