2012年09月14日

【追いかけて..斎藤佑樹】 VOL.3 @鎌スタ

鎌スタは遠い...


埼玉県に住む私の家から千葉県鎌ヶ谷市までは電車に揺られて片道で大体1時間半ほどかかる。昼間に行われる2軍の公式戦、しかもまだ暑いこの時期ともなると腰も重くなってしまい、足が遠のいてしまう。

しかも年間数試合ある、入場無料の社会人チームとの交流試合に、私が出向いていくことなんて今まではまず考えられなかった。しかし、13日のENEOS戦はちがう。なぜならこの一戦が彼にとって重要な意味を持つことを知っていたから。

彼のファンがたくさんいることを、あらためて肌で感じ、背中も押された。今日も見にいかなければならない。悩める背番号「18」斎藤佑樹の今を...


準備に手間取ってしまい、結局家を出たのが11時過ぎだった。試合開始時間が刻々と迫りくるなか、次第に焦り始めてきた私は船橋法典という駅で“途中下車”し、タクシーに飛び乗る。痛い出費だったが、今日ばかりは仕方ない。ゆくゆく考えてみたらここはドラフト外から最多勝投手にまで上りつめた松浦宏明さんの地元でもある。きっと縁起がいいはずだ。この「縁起がいい」がどこにかかっているのかは不明。

道中、ドライバーに『おたくニッポンハムの選手?』なんて訊かれ、もちろん否定しようと思ったが、それも面倒臭かった私は、しばらくそのまま“ニッポンハム”の選手でいることにした。【えぇ、怪我が怖いのでマイカーはもたない主義なんですよ。それでこうしてタクシーに】‥‥なんでやねん。


これでバチがあたってしまったのか、けっきょく鎌ヶ谷スタジアムに着いたのは13時を少し回ったころであった。選手と思わせてしまった以上、少しくらいチップを弾ませようかとも考えたが予想以上に出費がかさんでしまったため、お釣りの580円をしっかりと受け取った。『じゃ、頑張って!』


はい、(応援を)頑張ってきます!】


急いで球場内へ向かう私。視界に飛びこんできたのは久々にみる、ホーム用のユニフォームに身を包んだ斎藤佑樹。とても暑そうだ。試合はまだ始まったばかりで、幸いスコアボードに得点は刻まれてない。しかし、すでにマルチの走者を背負っているではないか。もうあまり余計なものは背負うな、斎藤!

しかし、運も味方したダブルプレーもあって、初回を何とか無失点で切り抜ける。2回も先頭バッターの出塁を許し、得点圏に走者を進ませるも、後続を断つ。社会人相手にもっと圧倒的な投球を展開しなければならない世論の目もあるにはあったが、とりあえずこの試合に至っては内容よりも結果の方が大事‥と私は捉えていた。敗戦投手にでもなったらあとで何を言われてしまうか分かったもんじゃない。このまま耐えろ、斎藤!

3回は初の三者凡退にENEOS打線を退け、このまま波に乗っかっていきたいところ。ところが4回、またも無死から連続ヒットを許す。この時は相手のまずい攻めもあって0で切り抜けたが、5回。ここまで耐えてきた斎藤がとうとう捕まってしまった...


もともと社会人屈指の強豪チームではあったが、なかにはドラフト候補となっているような選手もいる。当然斎藤のようなネームバリューのある選手から快打を放てば、関係者に向けた格好のアピールの場となり、向こうも必死だ。それでいてこの日はコントロールも甘く、直球も前回登板より走っていないように感じた。6回10被安打4失点という内容は、ある種「必然」だったのかもしれない。


しかし、“球質”に違いはあったとしても、1軍クラスの投手と比べてみても球速などにそんなに大差はなかった。やはり決定的なちがいは「制球力の差」なのか。今の斎藤のストレートであれば、甘めにいけば社会人クラスの打者相手にでも、簡単に持っていかれてしまうことは分かった。なら、チームの先輩・武田勝のように両コーナーを丁寧に突き、高低を操っていくしか現状、道はない。


せっかく取り戻しつつあった自信‥。ENEOS戦で消滅してしまったかもしれない。でも、登板機会させあればまた見に行きたいと思っている。それこそ“底”にまで行きついてしまった斎藤が、今後どれだけ強くなって立ち直っていくのか。来シーズンだっていい。檜舞台に帰ってくるその日まで、私は斎藤佑樹を追い続ける...






posted by 羽夢 at 16:07| Comment(6) | TrackBack(0) | FSコラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
暑い中、観戦&応援お疲れ様でした。斎藤君、残念でした。私も必ず出るバッシングを思うと何とか無失点で踏ん張って欲しいと願ったのですが・・・なかなか安定しないですね。本人が一番苦労しているのでしょうから見守るしかないですね。私は兄が野球をしていた事もあり好きですが、技術的な事は解りません。よく斎藤君はフォームの事を言われますが、やはり変えないとダメなのでしょうか?それが必要ならコーチや監督は厳命して指導しないのですか?プロだから自分でやる事なのですか?すいません、??ばかり・・・
もうあまりにも斎藤君へのバッシングが酷すぎて(ハム選手関係者に総スカンなんて記事も)少しでも良い方向に向かうなら・・なんて思ったりしたもので。
彼を信じて待つしかないですが、辛いです・・本当に這い上がって欲しい!!
Posted by yykk at 2012年09月15日 03:49
>yykk様

こんにちは。プロに入ってからだいぶフォームは矯正されたらしいですけどね‥。ファイターズ入団当初は当時中日の監督だった落合博満さんも『学生時代よりよくなった』とお褒めになっていましたし。でも、このまま結果が残せないのであれば、たしかに何かを変えていく必要性はありそうですね..

>>もうあまりにも斎藤君へのバッシングが酷すぎて

そういった情報を鵜呑みにしてはいけませんよ!特にファイターズにはそういった関係者は絶対に居てないと、そう信じています(笑)

>>彼を信じて待つしかないですが

はい、いつだって信じて待ちましょう!
Posted by 羽夢 at 2012年09月15日 09:56
了解です!!
コメント返し、ありがとうございました。
また、試合など斎藤君の様子お願いします。暑い中、お気をつけて!!
Posted by yykk at 2012年09月15日 14:01
>yykk様

次の交流試合も何もなければ今のところ応援に行く予定でいます。今度は一軍昇格がかかる、大事な登板となるみたいですからね。ありがとうございます!
Posted by 羽夢 at 2012年09月16日 00:01
羽夢さんも観戦されたんですね。暑い中、お疲れ様でした。羽夢さんってプロ選手に間違えられる位の体格なんですね。たしか元高校球児とおっしゃってましたね。

あの試合以来、ちょと気分が滅入っております。確かに大卒2年目で「育成」というのも適さないのかもしれないのですが、球団はきちんと指導しているのでしょうか。「練習しない」というのも目撃したわけではないのですが、本人はウェイトしたりプロティン飲んだりして上半身を鍛えるなどの練習はしているはずです。でも、残念ながら、あの投球ですとエネオス2番手の北原投手の方がよっぽどプロらしく見えました。球団として適切な助言や指導が必要だと思います。

このまま実戦登板の結果だけで既に興行面、広告面では元がとれているとして、フェードアウトさせるのでしょうか?
Posted by 南の国から at 2012年09月17日 11:31
>南の国から様

南の国から様こそお疲れさまでした。私も「練習しない」というのはよくわかりません。おそらくそういった部分が、斎藤のような一見エリート育ちからは“見えてこない”だけではないのかなと思いますが、実際のところはどうなのでしょうかね。

今年いきなり開幕投手に抜擢され、そこで周囲の雑音を一掃してしまうような完投勝利をあげてしまう男ですから、やはり何かは持っていると感じます。斎藤ならまたこの逆境からはい上がってきてくれるでしょう。厳しくも愛情のあるメッセージ!いつもありがとうございます。
Posted by 羽夢 at 2012年09月17日 23:24
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