2012年06月11日

武田久 【最後のピース】

今シーズンの武田久...


球の走り自体はほぼ例年通りのようにも見えるが、生命線でもある「制球力」が今ひとつといった印象を受ける。前を投げる増井浩俊が27イニングで6与四球なのに対し、武田の14回2/3で8与四球というのは少し多めだろう(10日現在)。10日のドラゴンズ戦でも先頭バッターを歩かせ、結局それが失点に繋がってしまった。元々、下半身に負担のかかる投球フォームをしているだけに、膝を痛めたことも影響しているのかもしれない。

一部のファンの間で「隔年の守護神」なんて言葉をよく耳にする。数字だけを見ればたしかにそんな風に見えなくもない。ただ、調子の悪い時期の抹消期間もあるとはいえ、彼はほぼ年間を通じて6シーズンも投げ続けてくれていた。その結果が100HP・100Sで、6年連続の50試合以上登板。


これを踏まえた上で読んでほしいのが、第二次長嶋政権のもとで「勝利の方程式」の一角として一時代を築いた、橋本清氏のブログ。先日更新された「長年続けるために」という記事。クローザー・セットアッパーがいかに過酷なポジションであるかとういことを説いている。自身も務められていただけに、非常に説得力があるのだ。

振り返ってみると武田久くらい長年に渡って、ファイターズをクローザーを担ってきた投手は他に見当たらない。長くやっていれば調子がなかなか上がってこないシーズンもある。その度に彼は自力ではい上がってきて、最終的にはいつもの“ポジション”にいた。

過去の実績どうの云っているだけなのではなく、今まさにその“悪い時期”にいるだけなのだ。だから、かならずまたはい上がってくる。好調・増井を差し置き、故障明けもあえて「守護神」として起用しているのは、武田久という存在が絶対であるため。彼が真の力を取り戻したとき... 最後のピースが埋まって、より強固な2012年版の「勝利の方程式」が完成する。





posted by 羽夢 at 01:24| Comment(0) | TrackBack(0) | FSコラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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