2012年06月09日

武田勝 【名古屋人の血】

2012年も抜群の安定感をみせてくれている武田勝。吉川光夫が今季どれだけ飛躍しようとも、ファイターズの左腕エースはまだまだ武田。かつては「ホークスキラー」として名を馳せた彼は、今はどこが相手だろうと関係ない。ただ、気掛かりな点が一つだけある。それは...






直接聞いたことはないが、生まれも育ちも愛知・名古屋の彼はやはり、幼少の頃は中日ドラゴンズのファンだったのだろうか。あれほどの投手がなぜか名古屋で登板すると、信じられないような打ちこまれ方をする。

記憶に新しいのが1イニング4被本塁打(新記録)の昨年のオールスター。元々配球で勝負する投手。いつもとは違う女房相手ということも、多少はあったかもしれない(こう考えると大野は名捕手)。にしてもだ。まさか回の途中でアノ斎藤佑樹のリリーフを仰ぐことになるなんて、誰が予想しただろう。これもファンサービスの一貫だったのか? ‥少なくとも全パの秋山監督にはあったかもしれないが、武田自身にそんな感情は毛頭なかったはずだ。


まだオールスターなら笑い話にもなる。一方で“シャレ”にならなかったのが2007年の日本シリーズ第3戦。この年ダルビッシュ有に次ぐ9勝をあげて、リーグ5位の防御率2.54を誇った精密機械・武田勝が2四死球で3被安打‥。1アウトしか取れずに、わずか22球で降板しているのだ。

結果的にこれがドラゴンズの勢いを加速させ、約半世紀となる日本一、地元V達成の後押しもしてしまった。彼の中に潜む「名古屋人の血」がそうさせたのではないか? こうでも解釈しないと、他に納得のできる理由が見つからない。


10日の対ドラゴンズ戦の予告先発は武田勝。舞台は鬼門・ナゴヤドーム。昨シーズンはあの「球宴の悪夢」から後半戦はバランスを崩してしまったようにも、端からは見えた。ファイターズがペナントを奪回すれば再びドラゴンズとシリーズであいまみえる可能性は十二分にある。武田が名古屋の“壁”を打ち破ったとき‥。それはチームの日本一にも近づいている。




posted by 羽夢 at 21:59| Comment(0) | TrackBack(0) | FSコラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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