2012年03月25日

『左腕王国』 到来?

4月は連戦続きだから6人の投手でローテーションを回していくのだろうけど、その候補となっている顔ぶれを見てみると左3枚に右3枚。左右でバランスの取れた陣容になっています。長年ローテを張っている武田勝はともかくとして、吉川光夫八木智哉!キャンプの時からこの両左腕の調子がとてもよさそうです。

昨年こそわずか3試合のみの登板で終わってしまいましたが、八木が年間を通して働いてくれた2006年、2009年。チームは優勝しています。彼が今シーズン先発として機能してくれたら、ひじょうに大きいですよね。元々力はあるし、経験もある。秋までローテーションを保ってくれるようなら、ポストシーズンに強い八木の存在がよりクローズアップされることもあるでしょう。(日本シリーズ2戦2勝)

25日の千葉ロッテとのオープン戦で吉川の投球を見ました。時期的なのものなのか、それとも意図的に制球を重視したためか、球速はいつもより出ていませんでしたが、よくまとまっていた思います。この日多投していたチェンジアップが低めに決まっていました。彼のボールを見るたびに、どうしてここ数年1軍で勝てていないのか不思議になります。ただ、吉川のような速さがなくても毎年2桁勝利をあげている武田勝のような投手もすぐ近くにいます。やはり勝てる投手とそうでない投手の違いは制球力の差なのでしょう。得点にこそならなかったものの、無死から四球を与えてしまったイニングがありました。四球から崩れていく“悪癖”さえ改善できれば自ずと勝ち星が付いてくるはず。2012年は 「飛躍」のチャンスです。


中継ぎ以降の左腕も充実している印象。石井裕也は昨シーズン同様に安定してますね。心配はいらなそうです。宮西尚生はいい時ほどの球のキレはまだあまり感じられませんけど、それもシーズンに入れば徐々に増してくるでしょう。タイプはまったく異なりますが、昨年ロッテから移籍してきた根本朋久という投手も面白い存在です。できたら勝ちパターンで投入したい石井・宮西以外にもうひとり左がいると使い勝手がよいので、1軍に置いておきたい投手ではありますね。


先日ファームの試合で好投した乾真大も牙を研ぎながら待っています。一気に『左腕王国の様相を呈してきた』まではさすがに言い過ぎだと思いますが、バリエーションに富んだ左の好投手が多いのは事実です。

‥どこかで聞いたことのある響きだと思ったら、日本ハム球団となって初めて優勝した1981年、ファイターズは『左腕王国』 なんて呼ばれていたそうです。先発ローテの一角を占めた高橋一三さんが14勝、間柴茂有さんが15勝(0敗)、木田勇さんが10勝‥。なるほど、左腕投手3人でチーム勝利数(68勝)の半分以上にあたる39勝。当時はストッパーも江夏豊さんが務めていましたものね。

少々ハードルは高めではありますが、これくらいの心意気を持って、どうか先代の「左3本柱」に“2012年版”が少しでも近づけますように‥‥




posted by 羽夢 at 23:29| Comment(2) | TrackBack(1) | FSネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おばんです。つくづく羽夢さんの眼力に恐れ入ります。斎藤投手の件といい、本日の吉川投手の力投といい。何だ、予言書か?このブログ(笑)
失礼。あまりの好投に興奮気味です。待ち望んでいた左の先発、しかも本格派。
Posted by 東京おばんどう at 2012年04月01日 22:11
>東京おばんどう様

古株ファンのおばんどう様のような方からそういっていただけて大変光栄に思います。まだまだ発展途上ですが、頑張っていきますね!

>>本日の吉川投手の力投‥

本当ですね。本来ファイターズが負けたときは筆も進まないものなのですけど、吉川の熱投を見せられて、おもわずレポしちゃいました(笑)
それと早く中田にも1本出てほしいですね(苦笑)
Posted by 羽夢 at 2012年04月02日 00:54
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Tracked: 2012-03-25 23:53
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