2012年01月25日

『スーパーダルビッシュ』

24日に開かれた札幌ドームでの公開会見の場で、メジャーへ旅立つダルビッシュ有が語っていた言葉。

『求められているのは違う環境、メジャーなのかなと思った』

『僕はすごい、勝負がしたかった』


なるほど‥。この男には「サイヤ人」の血も混じっているのかもしれない。人気漫画・ドラゴンボールに登場する孫悟空ベジータなどといったサイヤ人は相手が強ければ強いほど、戦闘意欲をかき立てられ、燃えるタイプの男たちだった。ひとたび「打倒○○」という目標が定まると、そいつを倒すことが己の使命だと感じ、無謀とも思えるような戦いにも挑んでいく‥。もうこうなってしまったら、周囲の制止なんか無意味となす。


私たちが求めているような“平穏無事”な生活は好もうとはしない。この平穏無事をドラゴンボールの世界で例えるならば地球。すでに地球の頂点を極めていた孫悟空は、やがて宇宙へと飛び立っていった。この宇宙にあたる部分をダルビッシュ有のケースに当てはめると「メジャーリーグ」ということになる。


孫悟空は地球を出て、サイヤ人の“限界”をも超えてしまった。サイヤ史上、誰もその域に踏み込むことすらできなかった、あの伝説の 「スーパーサイヤ人」と化してしまう。もし地球にとどまっていたなら、決して打ち破ることのできなかった高い、高すぎた壁。


『世界中の投手の中で、ナンバー1だといってもらえるようになりたい』 と云ったダルビッシュ。北海道日本ハムで世界一の投手を目指すのも、見ている我々にとっては悪くない話だが、「スーパーダルビッシュ」になるためには、やはりそれ相応の“ステージ”が必要になるということなのだろう。「伝説」になるくらいだったら、みんな見てみたい。


向こうは強敵揃いで血も騒ぐ。これが孫悟空ならまちがいなく 『ワクワクする』と表現する。ダルビッシュの心境も同じはずだ。日本のようにはいかないことも、時にはあるかもしれない。それでも相手にやられる度に戦闘力が増していくのがサイヤ人の特性でもあった。きっとダルビッシュなら乗り越えてくれるだろう。

‥それと下世話になるが心配しなくて良い。孫悟空だって“単身”ナメック星に乗り込んだのだから。





posted by 羽夢 at 21:55| Comment(1) | TrackBack(0) | FSコラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
文とネタが秀逸すぐます。その辺の記者より全然いい。
Posted by 慎太郎 at 2012年01月25日 23:22
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