2011年10月26日

ダルビッシュ有がいる至福


「野茂さんに“参りました”と仰っていただけるように」

これは2年連続3回目となる最多奪三振のタイトルを獲得したダルビッシュ有が、ペナントレース終了後にファンに向けて残したコメントの一部。なんか‥凄くないですか。このコメントを見たとき、私はあらためてダルビッシュの偉大さを思い知らされました。

だって教科書に出てきてもおかしくないような、アノ野茂英雄に対して、そこまで言ってのけてしまうんですから。またダルビッシュが言うと、ジョークに聞えてしまわないところが、ある種コワイ。松坂大輔とかとはたまに比較されることもありましたけど、ダルビッシュと野茂を比較するという発想は今まで湧かなかったので、色々と空想をしながら比べてみると面白いですね。

逆にダルビッシュの成績を、野茂の成績に照らし合わせてみるのもいいかもしれません。野茂が新人年にマークした投球回数235で287奪三振、奪取率10.99というのは、今季のダルビッシュよりも上をいきます(232回で276奪三振)。日本で残した成績だけでいうと、カテゴリ【奪三振】に関してはかつてドクターKとも呼ばれた野茂に軍配が上がりそうです。

それでも年間100以上四死球を与えてしまうような投手でしたので、防御率は一番よかった年でも2.66(1992年)。5年も連続して防御率1点台をマークし続けるダルビッシュの安定感には、いくら野茂でもかないません。


野茂が“参りました”と言わざるをえない(?)ようなダルビッシュの特集が今週号の週刊ベースボールに組まれていました。


darvish.11
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対戦した打者や間近でみてきた関係者たちが、ダルビッシュの凄さについて語っている企画があります。まだご覧になっていない方もいると思うので、詳しい内容は差し控えますが、少なくとも現役の投手ではNo.1なのではないか?という“証言”が多数あります。

私たちファンには“日常”でしたけど、誰もがその実力を認めてしまうほどの大投手を、いつも間近で目にしてきていたのですね。『ダルがファイターズにいた』 今思えばこれは本当に幸せなことでした。できたらこれからもずっと‥ この幸せを噛みしめていきたいものです。


あ、 あと、ひとつだけ!

驚くべきデータが紹介されていました。なんと今シーズン投げたストレートの半分以上が150キロを超えていたというのです(計測できたもの)。振り返ってみますと、たしかに2011年のダルビッシュは最終回でも150キロ以上をバシバシ計測するといった、驚愕のシーンをよく見かけました。ときにはその日の最速を、最終回にマークしたことすらあります。どうもこれも昨オフに手がけた『肉体改造』の賜物らしいのですが‥

以前苦手にしていた立ち上がりの不安定さも克服し、ありあまるスタミナで球の勢いは衰え知らず‥。それならいつ攻略できるというのでしょうか。他球団からしてみたら今シーズンのダルビッシュほど、やっかいな相手はいなかったはずです。


望みがあった最多勝のタイトルを半ば放棄してまで、CSに向けて全神経を集中させているともききます。相手は開幕戦で苦い思いをしてしまったライオンズ。ギリギリのところでCS進出に滑りこんだライオンズには、昨シーズンのマリーンズのような勢いがあるかもしれません。まずはエースの獅子封じで、確実に初戦を取りにいきたいところです。

2008年のCS第2ステージ(対L第2戦)でダルビッシュが試合後に言っていた言葉を思い出しました。※(F5-0 9回 被安打3 奪三振6 失点0)

(相手に)ダメージを与えるような結果』

投球で相手チームに“ダメージ”を与えられるような投手は、ダルビッシュくらいしかいません。さらには2戦目以降に相手打線が再起不能に陥ってしまうほどの“破壊的”な投球を、絶対エースに期したいと思います。


※次回、運命のドラフト会議について語ります。


posted by 羽夢 at 22:19| Comment(2) | TrackBack(0) | 羽夢日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ダル投手の場合、年ごとに「凄味」が増してきているように思います。かつては、球威(球場での目測ベースで打者の実感的なものではありませんが)に欠けていて、松坂大投手や田中将投手と比較するとメジャーはちょっと難しいかもしれないなどと思っておりましたが、羽夢さんの仰る通り、今年はすごかったですね(残念ながら今年は球場に足を運ぶことができず、GYAORAでのテレビ観戦でしたが)。
今のフロントの雰囲気を推測すると、メジャー行きの可能性が高いと思っているのは僕だけではないはずですが、その場合には、ファンとして素直にメジャーでの大活躍を期待することにします。
Posted by 南の国から at 2011年11月04日 22:23
南の国から様、こんにちは。
今季最終戦、万が一の時に備え、国内での「生ダル」を目に焼き付けておこうかと球場まで足を運んでみたのですが、まさかの先発回避でした(笑)

今年は球に力強さがありましたよね。特に3試合連完封をやってのけた5〜6月頃ですか。あの時のダルビッシュ投手は「完全無欠」状態でしたね。個人的にはGW明けの仙台での楽天戦、あの日の投球がベストピッチに映りました。

あまり考えたくはありませんが、もし向こうに行くようなことがあったら‥背番号「11」は絶対に永久欠番にすべきだと思います。それほどのものを、彼はファイターズに残してくれましたから。
Posted by 羽夢 at 2011年11月05日 12:15
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