2011年06月04日

2011.ドラフト考察 【北海道日本ハムファイターズ】

開幕はずれ込んでしまったが、2011年度のドラフト会議は当初の日程通り行われる予定だという。そういえば今年の大学4年生はファイターズの中田翔と同い年に当たる。いまだ『中田世代』なんて言葉が聞こえてこないのは少し淋しい気もするが、この1989平成“元年世代”もなかなか人材は豊富のようだ。人によっては豊作といわれた昨年のドラフトよりも上をいくのではないか?という向きもある。まだ会議まで時間はあるが、補強ポイントと照らし合わせながら“ドラフト候補”たちを少しずつ追っていきたいと思う。


先日、一部のスポーツ紙でファイターズは東海大甲府高の高橋周平を1位で指名するという報道があった。右投げ左打ち。「森野2世」と呼び声も高い内野手で同校では主にショートを守っている。今のところ、甲子園出場経験こそないものの、高校通算50発以上というスケールの大きな打撃が魅力。ただ、さすがに“即戦力”と考えるのは難しく、そのあたりを球団がどう捉えていくのか注目してみたい。

野手なら慶応大の伊藤隼太も人気が高い選手。こちらは「高橋由伸2世」とも呼ばれ、特に打撃面で昨年から急成長をみせている(今春Av.405 HR4)。ファイターズの外野は現在、主力の稲葉篤紀が指名打者での起用が増え、糸井も今年で30才を迎える。そろそろ“次世代”も考慮していかなければならない。実際のところは過去を振り返ってみても慶応の選手はあまり獲得していないファイターズだけに、指名の可能性は低そうか。

この伊藤隼を含めて大学球界には『ビック5』と称されるドラフト候補選手がいる。1人目は東海大の菅野智之投手。ここまで首都大学リーグ通算30勝、防御率は圧巻の0.51。まさに大学球界のダルビッシュ。どこの球団も喉から手が出るほどほしい選手に違いはないだろうが、運よくクジを引けたとしても“相思相愛”と噂される巨人から「強奪」することが、はたしてできるだろうか。少しリスクの高い賭けとなる。

近頃、自分の子供の名前の中に“ユウ”の文字を入れるのが流行りなのだろうか。今年も1位候補に『ユウちゃん』が2人いる。一人目が明治大・野村祐輔。2007年夏の甲子園、決勝で満塁ホームランを浴び「悲運の投手」と呼ばれていたのは周知の通りだが、大学入学早々には44年ぶりとなる防御率0.00(34回2/3)を記録してタイトルを獲得するなど、順調に成長してきている模様。抜群の制球力を併せもち、プロでも先発で“試合をつくれる”投手。その点、昨年のドラフトでいえば剛球・菅野が澤村拓一タイプで、この野村が斎藤佑樹タイプといえるのかもしれない。(もっとも菅野も制球は良い)なお、広島が野村の1位指名をすでに公言しており、こちらも競合は必至となった。

個人的には「悠ちゃん」を推している。近畿大学の中後悠平。あれは2年前の11月に行われた大学日本代表とプロ選抜の試合だったか。中田翔とも対戦していたことでよく覚えていた。左腕から繰り出されるキレのある直球、なにしろ『ジェフ・ウィリアムズの再来か?』ともいわれている横手からの変則投法で左打者には脅威を感じさせる。近大では先発を務めているが、プロではそれこそジェフのように、リリーフでの起用の方がハマる可能性もある。



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“ビック5”最後の一人は東洋大の藤岡貴裕。昨春頃からメキメキと頭角を現し、こちらも素材は一級品と謳われている左腕。同大から今年ファイターズに入団した乾真大とはまた違ったタイプの投手で、MAX153キロを誇る速球派で馬力では菅野にも引けを取っていない。2008年には現在も主戦として活躍している大野奨太も1位指名しており、東洋との【】という観点からすると、藤岡の1位指名も十分「アリ」なのではないかとみている。


これらの投手は競合を避けられそうにないが、ファイターズには是非とも狙いにいってほしい。多少のリスクを冒しても指名する価値のある投手だと思っているし、今シーズンもウルフ・ケッペルと先発ローテーションの中に外国人投手が2人も含まれているのが現状。数年先を見越しても、やはりチームの柱となれる骨太な投手は獲得しておきたい。

今年も若干“投高打低”の傾向はありそうだが、野手にもまだまだ面白い人材はいそうだ。今後も引き続き、有望なドラフト候補生を探していこうと思う。


posted by 羽夢 at 22:47| Comment(0) | TrackBack(1) | FS特別企画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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藤岡?伊藤?それとも高橋?日本ハム、今年の"ドラ1"は誰だ!?
Excerpt:  広島さんが早々と野村(明大)の1位指名予定を表明したようで。なんでも競合必死の逸材に、早々に名乗りを上げる事で他球団が手を引く事を計算してるとか。んなアホな!いい投手だったら競合になっても獲り.....
Weblog: 世界日本ハムの哀れblog@……だから今は泣くべきじゃない。笑うべきなんだ。
Tracked: 2011-06-05 23:16
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