2011年04月18日

斎藤佑樹 【プロ初登板】完全レポート

1回表、マリーンズの先頭・岡田へ投じたプロ第1球はやや内寄りのストレート。球速144キロ、ストライク。なかなか勢いのある球。やっぱり最初はこうでなきゃ。ハンカチ伝説「プロの章」 いよいよ開演だ。力で押し切るのかと思いきや、今度は一転して変化球攻め。最後は落ちていくボール球を振らせてプロ初奪三振。

2番は荻野。二遊間へ鋭い当たりのゴロ。田中賢追いついたかに見えたが後逸。痛恨のエラー。俊足・荻野だけにこれは痛い。ランナーにも気を遣いながら、これから中軸を迎えなければならない。

3番の井口。案の定、荻野の足を警戒して、けん制を2度3度繰り返す。マリサポのブーイングなんかに負けるな斎藤!うまくピッチャー有利のカウントに持ち込んだが、めいっぱい投じた外角高めのストレートをライトスタンドに運ばれた。プロ初被安打、初被本塁打、初失点‥

斎藤がこだわりをみせるストレートで力勝負にいった結果。いきなりのプロの洗礼。井口は右方向へ長打を打つのが巧い打者。これは致し方ない。ただ、初回はゼロでいってほしかったというのが、正直なファン心理。5番の福浦にもいい当たりをされた。本当に大丈夫なのか、斎藤!

初回の反省を生かし、変化球重視の組み立てに変えた斎藤・大野バッテリー。2回、徐々に斎藤が持ち味を発揮し始める。変化球を低めに集め、今江・サブローを内野ゴロ、大松を外野への凡フライ。

3回は里崎にジャストミートされたが、賢介の正面。続くしぶとい岡田・荻野にはバッティングをさせない。ピッチャーゴロ2つ。これが斎藤のピッチング!これが斎藤の「投球術」!これが 佑樹100%なのか!?

4回、打ち取った当たりではあったが、先頭の井口に出塁を許した。初のノーアウト1塁。このケース、揺さぶられたりする方がよっぽど嫌だけど、次は4番の金泰均。狙い通りの内野ゴロ併殺打。続く福浦にはセンターへきれいに弾き返されただけに、金でダブれたのは大きかった。またしても、今江をピッチャーゴロ。

5回、サブローにこの試合2つめの三振を奪う。大松セカンドゴロで勝ち投手の権利まで、さぁあと一人!ここまで球数も少ない。もしかしたら7回ぐらいまでいけるんじゃ‥

しかし、そうは問屋が卸さない。9番・里崎のボテボテのゴロを小谷野が素手で取りにいこうとしたが、手につかなかった。エラー?これは小谷野がかわいそうだ。これで少し斎藤のリズムが狂ったか、さっきまで抑え込んでいた1、2番に連打を許し、2死満塁。ここが正念場だ。踏ん張れ斎藤!

ここで井口‥。野球の神様も試練を与える。でもこの窮地を乗り切ったら、カッコよすぎるぞ斎藤!


?!!!


レフト方向へ特大のファール!危なかった。抜けた変化球が真ん中付近に。命拾い‥。安心したのも束の間、この日4打点目となる2点タイムリーを、再び井口に打たれてしまった。2点差、やばいぞ斎藤!

でも次は絶不調の金。まだツキはある。ボールが先行してヒヤッとしたが、1−2からアウトコースへ糸を引くようなキレのあるストレートが決まった。平行カウント。5球目、金が放った打球は強烈な3塁へのゴロ!今度は小谷野がしっかり裁いてチェンジ。

どうにかこうにか5回を投げ切って勝ち投手の権利を得ることができた。打線に助けられ、継投もズバリと決まって、筋書き通りのプロ初登板初勝利。内容だけを見れば斎藤よりはるかにいいピッチングをした西武の牧田や巨人の沢村を出し抜いて、新人一番乗りとなる白星をゲット。

振り返れば、決して意図的ではなかったはずだが、日程の都合で入団会見もたった一人、広い札幌ドームを借り切って盛大に行われた。やはりこういった星の下で生まれた男なのだろうか。ごく自然と流れを引き寄せてしまう。プロ1勝の結果にしたって5回を4失点(自責点1)。いたって普通(以下?)だ。それでも記念すべきプロ初登板を勝利で飾る。 ‥「持ってる男」はどこまでも違うらしい。


※次は楽天戦ですね。相手は手ごわいですが、『2戦目が大事』と斎藤投手、分かっています!また打線が早めに援護してあげられればいいですけどね。それでは最後になりますが、佑ちゃんの初勝利記念にポチッっていってもらえたら嬉しいですにほんブログ村 野球ブログ 北海道日本ハムファイターズへ



posted by 羽夢 at 22:11| Comment(2) | TrackBack(1) | BEST GAME! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
テンポが良かったのと、四球を出さなかった事が良かったです。個人的には思ってた以上でした。

夏場あたりにはストレートのキレも出てくるんじゃないですかね。

この盛り上がりをファイターズのパワーに利用して、突き進んでもらいたいものです。
Posted by トモンチョ at 2011年04月19日 19:33
トモンチョさん、お久しぶりです。

そうですね!コントロールは良かったですね。変化球も低めに集まっていたし。ストレートの力、速さは向こうの大嶺の方があったと思うけど、やっぱりその差は大きかったです。

はい、昨年の秋口には150キロも計測していたらしいですからね。直球の威力もだんだん増してくると思います。斎藤効果で先日も4万人近い観客が集まりました。他の選手たちも意気に感じていたことでしょう!これで勢いに乗って、2年ぶりのリーグ制覇に向かって突き進んでほしいです☆
Posted by 羽夢 at 2011年04月20日 00:02
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4/17、【F-M】<3> 斎藤佑投手、プロ初登板は5回4失点も、打線の援護で初勝利!!
Excerpt:   ついに大注目のルーキー斎藤佑樹投手が公式戦デビュー。 相手の千葉ロッテの先発も同学年の大嶺投手と、黄金世代と言われる時代に担う投手同士の対決となった。 ..
Weblog: やっさん日記
Tracked: 2011-04-19 00:47
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