2010年10月13日

北海道日本ハムのドラフト戦略 VOL.1 【ハンカチ世代】

今月28日に行われる新人選手選択会議、いわゆる「ドラフト」があと2週間ほどに迫ってきた。今年は特に大学球界に好投手が目白押しで「豊作」と云われ、近年になく野球ファンからの注目度も高い。そこで今回は2回に渡り、ファイターズとドラフトについて色々と語ってみようと思う。


逸材揃いのなかでもっとも注目されているのが、4年前の夏の甲子園で駒大苫小牧の田中将大(現・楽天)と死闘を演じた早実のハンカチ王子こと、早稲田大の斎藤佑樹。田中を含め、巨人・坂本、広島・前田健らすでにプロで華々しい活躍をしている1988年生まれの「ハンカチ世代」が今ドラフトで続々とプロ入りしてくる。

斎藤以外では同じ早稲田の大石達也、中央大・沢村拓一、佛教大・大野雄大、法政大・加賀美希昇、九産大・榎下陽大‥ それこそ「ドライチ候補」は枚挙にいとがまない。いずれの投手も1年目からプロでローテを張れるのでは?と期待がかかっている。

この「好景気」に伴い、ファイターズも上位は投手を指名する模様で、上記のような逸材を競合覚悟で獲得を目指すものと思われる。今シーズンは二桁勝利投手を4人も輩出したとはいえ、12勝のケッペルは後半戦不安定だったし、榊原はリリーフのみであげた10勝‥。先発投手の駒不足は明らかだった。

また、長年ブルペンを支えてきた建山義紀の退団が濃厚で、中継ぎ以降にも若干の不安を残す。投手陣の整備は急務で、まずは今年のドラフトから着手していくことになる。これについて北海道日本ハムの山田正雄GMが「沢村獲り」を明言していたと一部で報じていたが、これには筆者も納得。

中大では主に先発として活躍していたが、150キロを超すスピードボールに高速フォークを軸に組み立てる投球は抑えとしても面白い。しかし、獲得を狙っている球団は数チームあるとみられ、抽選は必至の情勢。しかも本人には意中の球団があるらしく、強行に至った場合はある程度のリスクを背負わねばならない。ドラフト当日まで他球団の動向をうかがうことになりそうだ。



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≪次回に続く≫
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posted by 羽夢 at 23:39| Comment(2) | TrackBack(0) | FSネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
初めてメールを送ります。
毎回拝見させて頂き、その中身には毎度唸らされます。
ドラフトの沢村は確かに魅力的で現時点ではNo.1と言って良いのではないでしょうか。
斎藤ことハンカチ王子の評価は、非常に難しく連戦連投を強いられ、疲労はあるとは思いますが、東大戦で見せたピッチングは余りに非力なもので、ガッカリさせられました。
日ハムの過去のドラフトは、全て正攻法で、その年の目玉に札を入れてきました。木田、清原、阿波野、野茂、田中、中田、菊池…。
これらの注目選手のうち、獲得できたのは僅か数名です。
今活躍しているダルビッシュ、前田、涌井などは力がありながら、スター選手に隠れた2番候補です。
私は、今年のようなきら星のごとくスター選手がひしめく年こそ、しっかりとしたドラフト戦略が問われると思うのです。そう…野茂世代の時のように。
あの時、素晴らしいドラフト戦略を見せた横浜(佐々木)、西武(潮崎)、佐々岡(広島)のように。
沢村にこだわらず、菅野(東海大)や大石(早稲田)なども見据え確実に戦力を補強できる事をせつに願います。
Posted by 黒猫 at 2010年10月14日 13:14
黒猫様、どうも初めまして!ご訪問ありがとうございます。

私も沢村・大石の方が現時点での、実力は斎藤よりも上をいってると思います。だからといって、まったく斎藤が欲しくないのか?と問われれば、実はそうでもありません。このようなことは記事中には書けませんが、今オフはエースのメジャー流失も噂されていますし、チーム・北海道を元気づける意味でも、斎藤のような華を持った選手に入団してほしい!という気持ちもあります。田中との投げ合いなんか実現してくれたら一層、盛り上がりそうですしね!

これはこれは!お詳しい!!そうなんですよね。昔から日ハムは「クジ運」が悪くって‥(苦笑)大物選手は狙いにいくけど、当たった試しがありません。それだからでしょうか。中田を引き当てた時は飛びあがって喜びましたよ!

でも、それよりも深刻なのは、黒猫さんもおっしゃっているような「ドライチ君」が、プロで思うような活躍ができていないことです。私も調べてみたら90年代以降で活躍したと言ってもいい選手は(逆指名等も含む)金村・ダル・八木・糸井‥。この4選手ぐらいではないでしょうか?厳密にいうと糸井は投手で入団させていますので、成功したとも言い難く、八木も二桁勝ったのは初年度だけという現状ではありますが‥

阿波野の時は確か5球団競合の近藤真一でしたよね。彼を外して結果的にはこれが幸いし、後のエースとなる西崎幸広を獲得した例もあります。大物狙いも悪くはないですけど、黒猫さんもきっとこういったドラフトを期待しているんだろうと思います^^個人的に当時よく感じたのは、せっかく駒大や近大と太いパイプがあるのに、肝心なところで好選手を獲得しにいかなかったり(例・野村謙次郎)そういったところに少しヤキモキしましたね。

‥長々と失礼しました。話せるを方を見つけるといつもこうです(笑)是非また遊びにいらしてください。
Posted by 羽夢 at 2010年10月15日 14:06
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