2010年07月31日

入来祐作 【闘志】

甲子園での伝統の一戦‥

背後を通る大暴投に激高したG・アリアスに、グラブを叩きつけて
立ち向かっていった姿を今でも良く覚えている。

あのケースは「逆ギレ」もいいところではあったが、打者に向かって
いく姿勢、投球スタイル‥ 常に 「真っ向勝負」

入来裕作 (いりき・ゆうさく)

野球も、その生き様においても少し不器用だった。逆に退場させ
られてしまったあの日の甲子園でのマウンドが象徴するように‥

それでも己が歩んできた道に悔いはない。全力で駆けぬけてきた
野球生活、ファイターズでの2年間‥


yusaku iriki
  にほんブログ村 野球ブログ 北海道日本ハムファイターズへ



巨人からファイターズにトレード移籍してきたのが2003年オフ。
北海道移転を翌年に控え、人気球団からの主力投手の加入は
補強の目玉でもあったが、この時点ですでに来オフ以降のメジ
ャー挑戦をほのめかし、周囲を混乱させた。

足の故障が完全に癒えてなかった移籍1年目は2勝止まり(4敗)
期待に応えることができなかったが、直球の威力を取り戻した
翌年は、ようやく巨人時代のような「らしい」投球を見せ始める。

入来特有のホップするストレートを武器に、中盤からローテー
ションの一角に加わると、崩壊状態だった先発陣の中において
エース級の安定感を誇った。

01年以来の規定投球回数に達し、防御率はリーグ9位の3.35。
これは自己最高だったが、打線の援護に恵まれないこともあって、
トータルでは6勝7敗に終わった。

この年の入来を象徴するような試合が好調だった夏場に2試合。
1試合目は7月17日の東北楽天戦(札幌ドーム)

8回2死まで圧巻の無安打ピッチングを披露。完封ペースできたが
自軍も無得点とあって、結局延長戦へ突入。

入来は10回まで投げ切って被安打1の9奪三振。四球もわずかに
3つとまとまっていた。延長に入ってからこの日最速の146キロを
計測するなど、ストレートの威力は最後まで衰えなかった。

勝ち投手にはなれなかったものの、チームはサヨナラ勝ちを収め、
お立ち台にも上がった。

2試合目は自身33回目の誕生日となった8月13日のホークス戦。
杉内俊哉とのしびれるような投手戦を制し、3年ぶりの完投勝利を、
完封で飾る。この年18勝の杉内に、パ・リーグの投手で投げ勝った
のはこの日までで入来祐作、ただ一人だけであった。


これらの活躍により球団は契約年数以後の残留も要請したが、
長年の夢であったメジャーへと飛び立っていった入来。退団して
からファイターズが常勝チームへと変貌していったのは、何とも
皮肉だった。

完全アウェーの甲子園で巨漢・アリアスに挑んでいった闘志
これこそが入来最大の持ち味であり、野球人生を支えてきた。

現在は横浜ベイスターズで打撃投手を務めている。プロ通算35勝を
あげた元剛腕投手の生きた球を打てる、横浜打撃陣は幸せだ。


※もっと×2!ファイターズの歴史と、このブログをファンの方に知ってもらわねば
なりません!どうぞ皆さまからの温かい『
一押し』を、よろしくお願いいたします。


この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。