2010年01月09日

日本ハムファイターズ【武闘派列伝】

『プロ野球の珍プレー・好プレー集』

最近あまり見かけなくなったが、一昔前はオフシーズンなどに各局で
よく放送されていたものだ。この番組に欠かせなかったのが相手投手
の死球に激怒し、マウンド目がけて一直線!あとは両軍入り乱れて、
殴るわ蹴るわの大乱闘・・

そう、【乱闘特集】は必ずといっていいほど付きものだった。あまり褒め
られたものではないが、真剣勝負が故に我を忘れて熱くなってしまうの
も、いわばスポーツ選手の性・・。まったく理解できないわけでもない。

また、大男達のド派手な立ち回りに見ている側の我々も、感情移入して
いるせいか自然と熱がこもり、見入ってしまう。

この乱闘で『活躍』するのは、やはり日本人よりパワーと迫力で勝る外
国人選手。『常連』のような存在だったW・クロマティ(前巨人)R・デー
ビス
(前近鉄)B・ガルベス(前巨人)などといったような面々の『格闘』は
お茶の間で目にしたことがあるファンも多いだろう。


近年、ファイターズに在籍した外国人助っ人はT・スレッジF・セギノ
ール
のように温厚かつ、紳士的な選手が極めて多い。(セギノールの見
た目は十分いかついが)
ややもすると乱闘などといったような【野蛮】とは、
一見無縁のようにも感じてしまうのだが・・  ⇒パ・リーグランキングへ

露出自体は少なかったが、過去ファイターズにも、『常連』に勝るとも
劣らない、血気盛んな【荒くれ者】は、確かにいた。

前置きは長くなったが、今回はファイターズが誇った?そんな【武闘派】
達の過去を、少し振り返ってみる。



長時間に渡る審判への抗議・暴言・暴行。これらに全て付随する
キーワード・・。それは、退場!

この『試合に出続けてなんぼ』の野球選手にとっては、有難くない
退場宣告と、もっとも深く関わっていたのが95年から96年に在籍
していた、R・デューシー外野手。背番号『20

デューシーは退場に纏わる、ある記録を持っている。2試合連続を
含む、年間3度の退場処分。しかもその中には史上初の『初回先頭
打者退場
』といった不名誉な記録も含まれている。

95年9月16日に行われた東京ドームでの福岡ダイエーホークス戦。

走者・デューシーが本塁に突入する際、肘を立てて捕手の坊西浩嗣
にタックルをかましてしまう。ここから本塁上で始まりだすいさかいな
ど、良くありがちな光景だ。しかし、その直後!ゴングは予想外のとこ
ろで鳴り響いた。

          BGMに!(笑)



デューシーも、両軍ナインも、スタンドのファンも、フイをつかれたよ
うに、突然それは襲いかかってきた。

3塁側ベンチから、猛烈にK・ライマーが飛び出し、本塁上のデュー
シーに『突進』しているではないか!そう、ライマーは自軍選手へ
向けられたラフプレーに憤慨していたのだった。

ファンは突如、繰り広げられた『バトル』に茫然。外国人選手同士の
超重量級の取っ組み合いは選手達もなかなか止めることができず、
大半の選手はあっけにとられていた。


そして翌17日の同カード。1回裏、先頭打者のデューシーが死球を
喰らい、またしても坊西に暴行を働いてしまう、。これで文句なしの
2試合連続、史上初の初回先頭者退場。・・日本記録の樹立。

聞けばライマーとデューシー。プライベートにおいて、仲は良かった
そう。時期も9月、お互い残留をかけての瀬戸際だっただだけに、必
死だったのかもしれない。バットではなく、腕っ節でアピールしてし
まうことになるとは・・恐らくご両人、想定外だったはず。
(ライマーはこの年限りに)

一方、翌シーズンも残留を果たしたデューシーはチーム2位浮上に
貢献。先頭打者本塁打8本、リーグ最多の86四球を選んでリードオ
フマンとしての役割を担う。なので、フォローしておくが『ダメ外人』と
呼ばれる存在でも、決してなかった。


     robert ducey
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久々に彼を見たのが今から6年前のアテネ五輪の時。カナダ代表と
してプレーしていた。日本戦では代打として登場。スリムな体系と柔
和そうな顔は健在だった。その時、元チームメイトで日本代表だった
金子誠と何か会話を交わしたかどうかは、不明。


すっかりロブ・デューシーに時間を取ってしまったが、他にも右打者
としては歴代でも優良外国人の部類に入る、A・ブリューワが90年
にオリックス・伊藤敦規の死球に激怒して、強烈な右ストレートを顔
面に喰らわせ、一発退場!伊藤は帽子を取って謝っていただけに、
これはいただけなかった。

あと比較的最近ではN・ウィルソンが近鉄戦で西川慎一の際どい
球に激高し、鈍足飛ばして?追いかけまわしていたのも印象深い。


あなたの記憶に残った【武勇伝】・・ どんなものでしたか?


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posted by 羽夢 at 19:49| Comment(2) | TrackBack(0) | FS特別企画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
武闘派と言えば、元ホークスのアップショーとバナザードでしょうか。
ある日、西武球場で試合を見て、帰りの電車に乗り込み、発車を待っていました。

試合はライオンズの大勝で盛り上がっている車内。発車直前、私の目の前に駆け込み乗車してきた大柄の外国人が二人。なんとアップショーとバナザード(笑)。
車内はサイン会が始まる訳でもなく、一瞬で静まり返り、異様な雰囲気に。私も下を向いてしまいました。だって当時の二人は乱闘の常連。アップショーは確かファイターズの西村投手をセンターまで追いかけ回して投げ飛ばしてましたよね?
今思い出しても怖いです(笑)。
Posted by EILEEN at 2010年01月11日 23:45
EILEENさん、こんばんわ^^

バナザードにアップショーですか!これまた随分懐かしい名前が出てきましたね☆アップは眼鏡が特徴的でしたよね!バナはロンゲ・・(笑)あの二
人が西武線?に乗り込んできたら・・確かに沈黙してしまいます^^;

近鉄でいうと、やっぱりトレーバー?ロッテ戦であの金田天皇に蹴りをもらっていたのが印象深いです!それと、西村投手・・懐かすぎっ(><)b
貴重な体験談、ごちそう様でした☆
Posted by 羽夢 at 2010年01月12日 00:03
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