2010年01月04日

ダルビッシュ有.2009【激動】

シーズン42勝、年間30勝以上を4度、通算防御率が1点台・・
現代野球では到底考えられない、またこの先破られることのないで
あろう、そんな『常識破り』の記録を数々打ち立てた鉄腕・稲尾和久

神様・仏様・稲尾様と崇めた【伝説】の大投手が持つ、あるとてつもない
記録を、今季半世紀ぶりに掘り下げてくれた投手がいる。3年連続防御
率1点台
、入団5年目以内で最優秀選手賞を二度・・

ファイターズのエースにして、ジャパンのエース・ダルビッシュ有

10年、20年に一度現る大物・・なんて言われ方をされる選手がいるが、
まさしくそんな存在。この希有で、最高級の投手と同じ時代を共有でき
ていることが、嬉しくて仕方がない。

今季のダルビッシュは例年にない、また色々な顔を覗かせてくれた。
2009、【激動】のエースを振り返る・・


       yu darvish
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2009年、春。世界制覇を成し遂げたWBCで、ともに共にローテーシ
ョンの一角を担った僚友・岩隈久志との投げ合いで、日本中が注目し
ていたなかで行われた、シーズン開幕戦。

3連続3度目の大役を任されたダルビッシュは、初回、いきなり楽天打
線に捕まってしまう。先頭のリックに安打を浴び、犠打で1死2塁。3番・
鉄平にはセンターオーバーのタイムリー3ベースを浴び、先制を許す。
続く4番・セギノールには特大の2ランを右翼席に運ばれ、苦手としてい
る立ち上がりに早くも3失点・・

この間、ものの数分の『出来事』だっただろうか。計算上では1試合平均、
1〜2点しか許さないはずの投手が、初回から3点も取られてしまうとは、
これはある種の事故、いや【事件】だった。 ⇒パ・リーグランキングへ

楽天打線は明らかに早打ちが目立っていた。ダルビッシュ攻略にはこれ
しかないと、言わんばかりにファーストストライクに狙いを定め、積極的に
振りにきていたのだ。前年までの【異変】にいち早く気づいたバッテリーは
直ちに組み立てを変え、修正。初回の3点のみに抑え、最後まで投げ切っ
たのは、エースの面目躍如といったところだが、打線の援護に恵まれず、
初陣を黒星スタート・・


しかし、ここから始まったダルビッシュの白星ラッシュが圧巻だった。


登板2戦目の4月10日、敵地・福岡でのソフトバンク戦。この日は変化球
主体の打たせて取るピッチング。力まず、交わす【大人の投球】を披露した。
ホークス打線を手玉に取り、8回をわずか90球、奪三振は5と少なかったが
変化球を生かす、ストレートも有効的だった。

ホークス戦での初勝利から、17日の対埼玉西武戦は盟友・涌井秀章との
投げ合いを制し、プロ通算50勝目を達成。6月6日の巨人戦で土が付くま
で無傷の7連勝。もっともこの日も8回完投、3失点だっただけにKOされ
たとは言い難い。前半戦のダルビッシュ有は、まさに【完全無欠】だった。



交流戦明けの6月26日、千葉でのマリーンズ戦。8回までノー
ヒットノーランピッチングを披露。7月22日の同じくマリーンズ戦
では7回途中まで無安打投球と、ダルビッシュ『無敵の行進』は
続いた。

       yu darvish
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微妙に歯車が狂い始めたのが、球宴での手痛い故障・・


地元・札幌ドームで行われた第1戦。3年連続全パの先発として
大役を任されたダルビッシュだったが、初回にラミレスの猛烈な
投手ライナーを右肩に受けてしまい、負傷退場。

打撲と診断され、大事には至らなかったが、これが後に致命的な
『キズ』になろうとは、誰も・・恐らく当の本人ですら、想像もできな
かったであろう。


それもそのはず。オールスター明けの7月31日、対ホークス戦
では、まったく故障を感じさせない、奪三振ショーを展開。伸びの
あるストレートを軸に、4回までに8個の三振。トータルでは9個に
収まったが、8回を投げ切って被安打5の1失点。貫禄の投球で
チームに9連勝目をもたらした。


だが、その『代償』は大きかったのか・・


田中将大との投げ合いに敗れた翌月7日の楽天戦はともかく、
21日のホークス戦は、なかなか悲惨だった。2発を浴び、自己
ワーストとなる6失点。インフルエンザによる体調不良も併発し、
いつもの球のキレの良さを感じなかった。この登板を機に、1軍
登録を抹消され、内外で激震が走った。


このままでは終われない!いや、終われるはずもなかった・・


インフルエンザ禍で主力選手が続々戦線を離脱していった8月
後半以降、ファイターズの苦闘。それまでの勢いはすっかり影を
潜め、連敗が多くなった。この苦境に立ち上がったのは、やはり
エース・ダルビッシュ有だった。

チームが泥沼の6連敗中だった9月13日に復帰し、8回を1失点
ピッチング。故障明けにも関わらず、それまで負担が大きかった
中継ぎ陣の為に、1イニングでも長く投げようとするエースの懸命
の姿がとても印象的だった。これで節目となる3年連続15勝以上
の偉業も達成し、あとはリーグ優勝に向けてひた走るのみ・・

それもつかの間、次回登板で今季2度目の登録抹消。原因は長年
休む間もなく酷使してきた【勤続疲労】によるものだった。


CS中での復帰も回避し、日本シリーズでの登板も絶望視されて
いたが・・

『ダルビッシュ、有コラム』〜それでも勝てた理由(わけ)〜


ダルビッシュの『進化』はとどまるところを知らない。今時珍しく、
メジャーにも全く興味を示さず、日本で200勝を目指すことが
目標だという。日本の子供たちに夢を与え続けるために・・

もう一度、言わせてもらう。私はこの男と同じを共有できて
いることを嬉しく、そして誇りに思う・・


             あの感動をもう一度・・

関連本『WBC日本代表はなぜ世界一になれたのか?』


            ダルビッシュ有の原点・

ナイキ 硬式グラブ 投手用 ダルビッシュ型 ダイアモンドエリートJ 6TY6-X PD 右投用


※北海道日本ハムファイターズも選手情報はコチラでもどうぞ!



posted by 羽夢 at 01:43| Comment(0) | TrackBack(0) | FSコラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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