2009年12月24日

小谷野栄一.2009【魅せどころ・・】

2009年、北海道日本ハムファイターズ・ベストゲームに挙げたいのが、
7月29日の千葉ロッテ戦。オールスターを挟んで7連勝を飾った試合が
個人的に、とても印象深いものだった。

ファイターズの2点ビハインドで迎えた最終回。簡単に2死をとられた後、
稲葉篤紀高橋信二の連続単打にスレッジが歩き、これで満塁。この局
面で6番の小谷野を打席に迎えた。

B・シコースキーの直球を真芯でとらえた打球は、グングン延びて右翼
フェンス直撃の走者一掃のタイムリー3ベースヒット。3走者をホームに
迎え入れて、一気に逆転に成功した。

本来、塁上のランナーを還す役目のクリーンナップトリオが『繋いで、繋
いで・・』今季、ファイターズの選手が口々に語った【繋ぎの野球】を、まる
で象徴していたかのような試合に、劇的すぎる展開も手伝って『ベスト』
とした。


この日の勝利の立役者は、何といっても今年プロ7年目・小谷野栄一


       eiichi koyano
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打撃3部門で自己最高の数字を叩き出した。(打率.296本塁打11打点82)
惜しくも3割に届かなかったが、チーム3位の打点82は、断然光る。また
今季放った11本のホームランがすべて勝利に繋がり、相変わらずのクラ
ッチヒッターぶりも発揮した。⇒パ・リーグランキングへ

チームの調子がもっとも良かった7月から8月後半に掛け、持ち前の勝負
強さも一層輝きを増した。7月2日の東北楽天戦では8回、グゥインから前
述のマリーンズ戦同様、逆転となる満塁走者一掃の2ベースを放ち、勝利
に貢献。8月11日のオリックス戦では9回、東京ドームのライトスタンドに
起死回生の同点アーチを架けている。

やはり、これも『繋ぎの意識』からくるものなのか。主にランナーが塁上を
賑わす場面での、逆方向へ放った強烈な一打を、何度も目にしてきた。

前半戦は4番にも座るほどの長打力を持ち合わせていながら、目立たな
いところで、意外にも犠打16、盗塁(盗塁死1)と、攻撃面においてもあら
ゆるユーティリティーぶりを披露した。


それと!小谷野を語る上で外せないのが安定した守備力

梨田監督をもってして『守備だけで飯を食っていける』と言わしめた、
華麗な三塁守備は今シーズン、幾度も投手陣を助け、盛りたてた・・



もともと守備の評価の高い選手ではあったが、その高い能力を
まざまざと見せつけてくれた2009年。ポストシーズンでも事あ
るごとに、関係者から絶賛されていた。


ボテボテのゴロを素早いダッシュで、ジャンピングスロー!
ライン際の鋭い打球を、横っ飛びのダイビングキャッチ!
そして、流れるようなフィールディング・・



そんな三塁手の一番の魅せ処を、小谷野はさも当たり前のように
難なくこなしてしまう。だから決してファインプレーには見えない。
でもそれを『当たり前』にこなしてしまうのが、小谷野の本当の凄い
ところだ。

そういえば、今季から2年目の中田翔が守備位置を3塁から1塁に
変更された。打撃はともかく、守備に関しては『到底、小谷野に太刀
打ちできるものではない!』そう首脳陣が下した背景も、少なからず
あったのかもしれない。


こう考えてみると【打ち勝つ野球】にも【守り勝つ野球】にも貢献して
きた、2009年・小谷野栄一の功績は絶大だった。


その集大成が日本シリーズではなかっただろうか。毎試合安打で打率
.391、本塁打、打点をマーク。また全国放送で【美技】をサードで
連発し、オフにはゴールデングラブ賞を獲得したのも、また当然の成り
行きだった。


      eiichi koyano
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今季の活躍が認められ年俸も大幅増を勝ちとった。背番号は来季から
【5】に変更され、名実ともにファイターズの顔となる。『新・お立ち台男』
に相応しい活躍をたくさんしてきたというのに何回経験しても、その姿は
どこかぎこちない。照れ屋のなのか・・そんな口数少ないクールな栄ち
ゃん
ファンもただ今、急増中!

2010年もクールな小谷野が守る『ホットコーナー』と『チャンスに強い』
背番号【5】から、目が離せなくなりそうだ。


※小谷野栄一著 『心で勝つ技で勝つ』
※プロ野球選手のストーブリーグ情報や契約更改情報はコチラでもどうぞ!


     筆者が選んだ今シーズンの【ベストゲーム】動画はコチラ!

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posted by 羽夢 at 01:13| Comment(2) | TrackBack(0) | FSコラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
『守備だけで飯を食っていける』
これは前ヤクルト監督の高田さんの言葉ですね

それにしても一番好きな小谷野が日本シリーズでも打ちまくって守備で見せてくれて歓喜の極みでした

今も4番でチームを引っ張って打率も3割に乗せました

GG賞は取れないかもしれないけど打点王、ベストナインに期待します
Posted by ハムファン at 2010年07月04日 01:14
ハムファンさん、こんばんわ^^
そうですかぁ?私はパでGG賞にもっとも相応しいのは小谷野だと
思っています☆対抗は中村紀・今江辺りですが、きっと今年も獲得
してくれるはずです^^v

小谷野選手ってホント!勝負強いですね〜。私も長年ファイターズの
選手を見てきていますが、勝負強さはトップクラスです。
これからもチームをけん引していって欲しいですね!
Posted by 羽夢 at 2010年07月04日 22:04
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