2009年11月23日

糸数敬作.2009【敢闘勝利】

『彗星のごとく・・』


こんな言葉が野球界などでもよく使われることがあるが、今シーズンの
糸数敬作はまさに、これがピタリと当てはまりそうだ。

プロ入り2年間、1軍登板すらままなかった男が日本シリーズでも先発を
務めるなど、大躍進を遂げた2009年。『ブレイク』の軌跡を辿る・・・


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転機が訪れたのは春季キャンプ。元々オーバーハンドの速球派だったが
コントロールにやや難のある投手。そこで投手コーチの助言を受け、腕を
下げた、サイドスローに転向。その分、球速はだいぶ落ちたが制球力は、
前年までのそれと比べて格段にアップした。

そして迎えたレギュラーシーズン。5月に1軍初登板を果たすと6月30日の
地元・東北楽天戦では先発し、6回を1失点に封じて念願のプロ初勝利
マーク。トータルでは(5敗)だったが、この数字以上に残したインパクトは
大きかった。

インフルエンザ禍で軒並み、主力選手が離脱した8月。更にエース・ダル
ビッシュ有
までもが故障で登録を抹消された。手薄になった先発枠の中に
割って入り、8月以降だけで3勝。このチーム最大の【危機】に、糸数が果たした役割は絶大だった。また左腕投手が多かった先発陣においてこの変則
右腕のローテーション入りが絶妙なスパイスとなり、機能した。

その糸数、今季最大のハイライトは何と言っても9月19日、京セラドーム
でのオリックス戦。前日、延長11回の死闘を演じ、勝利の方程式の一角を
担う宮西尚生武田久はともに、2イニングずつを放っている。

できれば連投は避けさせたいところ・・

これがダルビッシュや武田勝クラスなら、完投を望む声も聞こえてきそう
だが完投はおろか、それまで2勝しかあげてなかった投手・・。期待する
のは、少々酷だったかもしれない。


『せめて7回まで、持ってくれたら・・』


祈るような心境で送り出したに違いない首脳陣、そしてファン。
そんな周囲の不安をよそに、いい意味で糸数は期待を裏切ってくれた。

終わってみれば、あれよあれよの9回131球、初の完投勝利を飾る。
被安打5、奪三振6。これまでコンロールに苦しんできた投手が、3四球と
ゆうのも光る。制球の安定が、ピッチングに幅をもたらした。首脳陣からの
【信頼】を、自らの手で手繰り寄せた。


クライマックスシリーズでも好投を演じた。ファイターズ2勝で迎えた第
3戦。相手エース・岩隈久志と堂々と渡り合い、7回1失点ピッチングで
勝利投手。

勝てば日本シリーズ進出王手がかかる試合。重圧は大きかったが、まるで
ベテランのような落ち着いたマウンド裁きとピンチにも動じない強心臓で、『右
のエース』そんな風格すら、漂っていた。

日本シリーズでも第3戦先発の大役を任される。ジャイアンツ打線の一発
攻勢の前に沈んだが、『北海道日本ハムに糸数あり』を全国ネットで十分
知らしめることもできただろう。

ヒーローインタビューでの丁寧な受け応えは非常に好感が持てる。
沖縄の【英雄】は来年も北の大地・北海道でさわやかな優しい風を、
壇上から送りつづける!


糸数敬作、初完投勝利☆森本V打!

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このインタビュアーの素敵な声にも注目!(笑)

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posted by 羽夢 at 23:26| Comment(0) | TrackBack(0) | FSコラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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