11残塁の拙攻も、ファイターズ投手陣が次から次へと押し寄せてくる
鷹波を必死の継投で食い止め、勝利に等しい価値あるドローだった。
『1点取られたら終わり・・』
8回裏。4投手を送りこみ、1死満塁の大ピンチを凌ぎきり梨田監督、
執念の継投策が実った。『右には右、左には左』セオリー通り、小刻みに
惜しげもなく左右の投手を継ぎこんだ。先々を考えてはいられない、
一戦必勝!いよいよファイターズもスクランブル体制を敷いてくる・・
昨日の試合はその予兆だったかもしれない。
優勝チーム、または優勝争いに絡んでくるチームとゆうのは不思議と
勝ち運を持った、勝利が転がり込んでくるといった『ラッキーボーイ』
的な選手が結構、登場してくる。
ファイターズでは過去に日本一を果たした2006年。
後半から1軍に加わった押本健彦が5勝0敗、防御率1.50とゆう
素晴らしい成績を残し、勝利の方程式の一役を担った。また左腕の
B・トーマスも優勝争いも佳境に入った終盤戦だけで4勝を荒稼ぎ
するなど、強運ぶりをいかんなく発揮。
連覇の07年はこの年からデビューを果たした金森敬之がラッキー
ボーイとなった。4勝1敗4ホールド。当初は敗戦処理的な起用も
多かった金森だが、登板すると不思議と打線が逆転し勝利投手に
なるといったケースが目立った。
昨年は優勝こそ逃したが坂元弥太郎の存在も光った。
自己最多の6勝、防御率3・18と安定した成績を残した。
今年で言うと既に救援だけで7勝を挙げている宮西尚生が
それに当たるか。
さて、その2007年版と2008年版の『勝ち運を持った男達』が
登板した昨日の試合。
まずは前述の8回2死満塁の大ピンチで登板した坂元。
いきなりカウント0−3と追い込まれたが、それから開き直って力強い
速球を投げ込み、多村仁志を一飛に打ち取った。多少、球のバラつきが
目立ち、コントロールが定まっていなかったが去年の良かった頃の感覚を
取り戻せれば今後、大きな戦力となってくれそうだ。
最終12回裏に登板した金森。
2イニングを放ったクローザーの武田久に変わってブルペンには金森しか
残っていない、文字通り後がなかった厳しい局面だったが、なんとか凌ぎ
きった。ピンチになってからの投球はまるで守護神も務まりそうなほどの
球威と迫力!
特に速球の伸びには目を見張るものがあった。疲れの見え始めた
菊池や江尻を24才の若さ溢れる、パワフルなピッチングでこれから
フォローしていきたい。
建山不在の救援陣、苦しい台所事情は続いていくがこれから彼らの
勝ち運・・いや、勝利に貢献する投球を期待していこう。
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ホークスとの死闘。なかなか見応えのある試合でしたね。
昨年、観戦した試合でたまたま金森投手が投げました。
内容は悪く、正直印象に残りませんでしたが、かなり成長したようですね。
昨日は3イニングをパーフェクト。
成長を遂げた金森投手を是非、生で見てみたいですね。
金森投手!
う〜ん・・球威は申し分ないのですが、コントロールのあまさを
しきりに解説者の方に指摘されておりましたね(苦笑)
でもこのままいけば十分、1軍の戦力になってくれそうです☆
今回は思いっきり『ハム記事』なのに温かいコメント、
ありがとうございました〜(大笑)