2009年09月21日

金村曉【初心忘れるべからず・・】

あの【舌禍】事件さえなければ・・・


北海道日本ハムファイターズの初代・エースとして、歴史に名を
刻んでいるはずだった。

4年連続二桁勝利最優秀防御率のタイトル獲得、北海道移転
後の札幌ドーム・チーム初の勝利投手・・・

燦然たる実績を残しながらこの男には今もどこか、『闇』が影を
落としてしまう。


少なくともファイターズファンの間では・・


金村曉
(かねむら・さとる)


s.kanemura
  にほんブログ村 野球ブログ 北海道日本ハムファイターズへ



入団4年目の98年、規定投球回数ギリギリながら2.73
最優秀防御率のタイトルを獲得。

翌年は連続完封を含む開幕から無傷の3連勝、月間MVP獲得。

若干22才、その抜群の安定感を誇ったエースの誕生にファンの
誰もが明るい未来を覚えた。

しかし、99・00年と春先に早々長期離脱を強いられるなど
幾度なく繰り返された故障・・

慢性的だった肩の故障が癒えた02年からは前述の4年連続で
二桁勝利を達成するなど、大黒柱としてチームを牽引した。


そして迎えたあの日・・


『絶対に許さない』

『外国人監督だから個人の記録は関係ないのでしょう』

『顔も見たくない』

目を覆いたくなるような失言の数々・・
後のトレードの伏線にもなったとされる、痛烈な監督批判
振り返りたくない過去・・恐らく当人が一番悔いているだろう。



2006年 9月24日 

−M  千葉マリンスタジアム  観衆 30,056人

【勝】 清水直9勝8敗 【敗】 伊藤1敗

【本塁打】F 高橋信号 M ベニー16号


ファイターズ3点リードの5回裏2死・・

あと1アウトを取れば5年連続二桁勝利の権利を得る。
その大記録を目前に無情にも告げられた投手交代宣告。
しかもその1アウトで規定投球回数にも到達するところだった。


金村の気持ちも理解できなくもないが、個人記録を優先にした
ような『暴言』はファンの失望を買ったとともに、ペナントレースも
佳境を迎え、チームはし烈な優勝争いを繰り広げているさなかで
チームの士気を下げるような、主力選手らしからぬあの言動は
決して許されるものではなかった。


更に、あのイニングを良く振りかえってみると2アウトまでこぎつけ
ながら里崎智也に与えた痛恨の四球。交代時期を早めてしまった
のは自らの記録を意識しすぎたが為の、『守り』に入ってしまった
金村自身にもあったのではないだろうか。


個人記録よりエースなら当然自覚していて欲しい、
『For The Team』の精神・・


皮肉にもあの舌禍騒動は、エースの【プライド】が引き起こして
しまったカタチにもなったのか。

思えばドラフトの時、西崎幸広さんのいるファイターズに』
と、相思相愛で日本ハムに入団してきた。

大好きなファイターズで野球ができる!あの頃の気持ちを
ずっと忘れないでいて欲しかった。


現在はクライマックスシリーズ進出を目指す阪神タイガース
中継ぎとして活路を見出した金村。

ファイターズだけで88勝を挙げた右腕。是非通算100勝
目指して、『チームの為に』頑張って欲しい。


≪08年までの通算成績≫

【勝利】88 【敗戦】80 【投球回数】1394.2 【防御率】3.89 
【奪三振】890


  ↓選りすぐりの野球ブログはコチラへ↓
人気ブログランキングへ  にほんブログ村 野球ブログへ


この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。