2009年08月13日

白井一幸【ドラマティックにサヨナラ☆】

日本ハムファイターズに在籍した歴代の選手の中でベストナインを
個人的に選出するとしたら、セカンド部門は攻守において輝きを放ち、
現在も活躍中の田中賢介を選ぶだろう。

しかしベストナインではなくゴールデングラブ賞とゆう括りで選ぶと
したら私はこのOBを推すかもしれない。


白井一幸
(しらい・かずゆき)

1994年にはリーグ記録となる、二塁手連続守備機会無失策記録545
守備率は驚異の.997を記録するなど長きに渡り、セカンドの名手として
鳴らした。

軽快で華麗なグラブ裁き、球際の強さ・・

二塁守備は当時のゴールデングラブの常連、西武・辻発彦に勝るとも
劣らずの名人芸で、まさに絶品だった。


白井は1983年、駒澤大からドラフト1位でファイターズに入団。
右投両打ち。背番号は『

入団時は右打ちであったが持ち前の俊足を生かすために2年目から
スイッチヒッターに転向。

打者として87年には左右両打席本塁打をマーク、91年には最高出塁率
のタイトルを獲得するなどシュアな打撃でチームに貢献してきた白井だが
やはり『守備の人』としてのイメージが強い。


そんな白井がバッティングで派手に決めてくれた試合・・

未だファイターズファンの間でも語り草になっている、伝説となった
試合の殊勲者になったことがある・・


セカンドの名手・白井一幸の英雄列伝・・・



奇跡の隻腕左腕、ジム・アボットがインディアンス戦でノーヒット
ノーランを記録した1993年9月5日。

それから3日後の8日、東京ドームでの近鉄戦。
この頃、ファイターズは西武と激しい首位争いを繰り広げていた。

1−1で迎えた9回裏、事件が起きる。

マウンドには当時、バファローズの絶対的守護神・赤堀元之
片岡篤史の打席時、ハーフスイングの判定を巡って近鉄の
鈴木啓示監督が抗議。

結局この判定が覆ってファイターズ側に不利な判定になった事に
ファイターズの監督、大沢啓二が猛抗議に出た。

ペナントレースも大詰め。首位西武を追うファイターズも簡単には
引き下がれない。

中断時間は33分間にも及んだ・・


1−1のまま延長に入り、この試合どうしても落とせなかった
ファイターズにはもうひとつの壁が立ちはだかった。


それは時間との戦い・・


当時、試合時間が4時間を超えると9回以降、そのイニングで
終えた時点で試合が打ち切りになるという、リーグ規定があった。

長かった中断も災いして、もうファイターズに残された時間は
少ない・・


そして迎えた10回裏、2死ランナーなしの場面で打席には
白井一幸を迎える。

この回に得点出来なければ時間的にも引き分けとなってしまう。

防御率1点台を誇り、それまで20Sを挙げていた赤堀が続投。
引き分け濃厚だった。


しかし、当時無敵を誇っていたストッパーを打ち砕いたのは
意外にも『守備の人』白井一幸だった。

決してホームランバッターではなかった白井が珍しく・・


『狙ってました』

とゆう白井、渾身の一振り!


赤堀が投じた2球目の内角直球を思いっきり救いあげると
ライトスタンド最前列に飛び込んだ・・


試合時間は3時間59分
劇的なサヨナラ勝ちで引き分け寸前の試合を勝利し、首位西武に
再び0.5ゲーム差に迫る、大きな1勝となった。

大沢監督、ナイン、ファン・・
みんなの想いと、執念が白井の打球をスタンドまで届かせた。


【エピローグ】


引退後も米国でコーチ留学した経験を生かして英語も達者、
前監督のT・ヒルマン氏の名参謀としてもご活躍されました。

また白井さんのブログが非常に面白いですね。
物事を冷静に分析し、言葉遣いも丁寧。有名人ブログとしては
珍しく、ファンからの質問にも丁寧に受け答えされていて、実に
お人柄が良く表れています。

ファイターズファンのみならず、野球ファンなら必見!
是非皆さまも『白井ワールド』を一度体験されてみてはいかがで
しょうか?

白井一幸オフィシャルブログ:『ナイストライ!』

≪関連本≫白井一幸著
『メンタル・コーチング 潜在能力を最高に発揮させるたったひとつの方法』


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この記事へのコメント
白井一幸選手。

私の中でファイターズのセカンドと聞いて、すぐに思い浮かぶのは白井選手ですね。

当時、私は近鉄ファン。白井選手といえば、この試合ですね(笑)。まさか本塁打とは…。そんな感じでした。

話は逸れてしまいますが、赤堀投手は稀に予想外の打者にサヨナラ本塁打を打たれました。その代表はオリックスの外国人投手・シュルジーです…。
Posted by EILEEN at 2009年08月14日 00:17
さすがはEILEENさん!
近鉄戦となるとほとんどの試合を覚えていらっしゃる
みたいですね〜(笑)
ちなみに両打席本塁打も近鉄戦で佐々木投手と石本投手
からマークしました。

シュルジー選手が本塁打を打った事あるのは知ってましたが
それがサヨナラだったとは!!
意外に打者としての方が大成したかもしれませんね(笑)
確かに赤堀さんは93年、防御率は1点台なんですけど
負け数が6っと多少多めだったのが気にかかりました・・
Posted by 羽夢 at 2009年08月14日 09:45
あの試合は僕の中でもベスト3に入る痺れた試合でした。
ホームインしたあと大沢監督と抱き合ったシーンが今でも甦ります。
Posted by i-GALLY at 2009年08月14日 12:52
おぉ〜i−GALLYさん、お久しぶりでございます!!
そうですね〜確か以前、そちらの掲示板に書き込んだ時、
i−GALLYさん、そんなような事をおっしゃってましたもんね^^

でも今年、自分の中で『痺れるゲーム』がまたひとつ加わりました☆
あの千葉での9回2死ランナーなしから栄ちゃんの満塁一掃の
三塁打!!あれは本当に鳥肌が立ちました!
Posted by 羽夢 at 2009年08月15日 22:39
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