2009年07月03日

西崎幸広【続・三度目の正直・・】

前回からの続き】


因縁の同じ西武戦であってもこの日は今までの獅子打線と決定的な
違いがあった。

それは不動の4番、清原和博を故障で欠き、助っ人のO・デストラーデ
1軍ベンチにはいなかったこと。

主砲を欠いた獅子打線は明らかに迫力不足・・
前日にはK・グロスに1安打完封されるなど深刻な『安打欠乏症』に
悩まされていた。

清原・デストラーデと言えば西崎にとっても眼下の天敵。
それぞれ完全試合、ノーヒットノーランを帳消しにされた相手だ。

この両者が名を連ねないオーダー、元気のない獅子打線を相手に
心理的にも優位に立った西崎が快刀乱麻のピッチングを展開する!


球速が140キロ台前半ながらキレのあるストレートを軸に8回まで
投げ切り西武打線をノーヒット。

初回にジャクソンに与えた四球走者を許したのみで。過去2回、
まさに【鬼門】であった7回も難なく乗りきった。


『今日はデストラーデがいないしね・・』


女房役・田村藤夫とそんなやりとりをするほどこの日の西崎には
余裕もあった。


そして迎えた最終回。
西武の仕掛けた代打攻勢を前に田辺・植田を連続三振に斬ってとる。


あと一人・・・


西崎が元気のない西武打線の中においてもっとも警戒していたバッター、
佐々木誠をバッターボックスに迎えた。

元々、積極的に振りにくるタイプであった佐々木の【攻撃性】を
あざ笑うかのように西崎が投じた初球の変化球を引っ掛ける!
セカンド・渡辺浩司が慎重に裁いてゲームセット・・


西崎幸広、史上60人目のノーヒットノーラン達成の瞬間!!


      yukihiro nishizaki
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マウンド上にナインが集まって、まるで優勝でもしたかのように
喜びを爆発させるFS戦士達・・


パ・リーグでは柴田保光以来、5年ぶりの快挙だった。



1995年 7/5

−L  東京ドーム  観衆 20,000人


【勝】西崎  【敗】横田 


打者28人の内訳は奪三振12,内野ゴロ,内野飛球
外野飛球,四球1の119球、西崎の快投劇。


試合は4回、田中幸雄のタイムリーで挙げた1点を守りきり
西武・横田久則との息詰まる投手戦を制した格好だがこの
1−0とゆうロースコアな展開も緊張感を保つ意味で程良く
働いたのかもしれない。

またこの日、外野のスタメンで起用された川名慎一らを中心に、
西崎の快記録を好アシストするファインプレーの連続。

何より【首を振ったのは一度だけ】だったとゆう、田村とのコンビ
ネーションは抜群。バックも懸命に西崎を盛り立てた。


【今回こそは・・】


それは西崎のみならず、野手全員の想いが一つとなって祈りが
通じた結果、ようやく掴むことのできた大記録。


西崎幸広、三度目の正直・・


無安打無得点試合は数あれど、これほど因縁めいたドラマ性を
多く秘めた【ノーヒッター】も珍しいかもしれない。


《エピローグ》

あれからもう14年も経つんですね。月日の流れは本当に早い
ものです。たまにテレビ解説等でお見かけしますがほとんど
現役当時と変わらぬ、スマートな体系を維持されており、当時の
【トレンディエース】と呼ばれていた所以を随所に感じさせて
くれます。

今日の動画コーナーはそんな西崎投手の女性を中心に人気爆発、
日ハム時代の貴重な動画をセレクト!

野球の実力もさることながらこの甘いルックス・・
そういえばTBS系『アッコにおまかせ』や『笑っていいとも』の
テレホンにゲスト出演されていた事もありましたね。

当時、日ハムの選手のメディアへの露出はほとんどなく、この
西崎さんの存在は本当に貴重でした。






《関連本》西崎幸広著
『DVDで覚える!変化球の投げ方』

※今週号の週刊ベースボールで紹介!
『パ・リーグどん底時代―激動の昭和48年』


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