3試合連続の猛打賞、3割5分まで跳ね上がった打率・・
高橋信二のバットから快音が止まらない!
得点圏にランナーをおいてのセンターからライト方向に合わせ打つ、
コンパクトな打撃もすっかり高橋の『お家芸』になってきた。
ファイターズ、『繋ぎ』の4番・・
高橋がまた自分の居場所を掴みとった。


高橋にとって1軍デビューに当たる、2000年の打率は1,000。
実はこれ、1打数1安打で打率10割のことを示している。
つまりプロ初安打を初打席でマークしているのだ。
しかも打点付きのタイムリー2塁打を当時・西武に在籍していた
豊田清から放っている。
更にこの日は代打での出場、まさにそれこそ一発勝負の世界!
ここにも生まれ持った、高橋の強運ぶりが垣間見てとれる。
与えられたチャンスにきっちり応え、モノにしていく・・
今振り返れば高橋のプロ生活、そのものだったような気がする。
2003年、春季キャンプ。
正捕手候補だった實松一成、山田勝彦が相次いで故障離脱し、
それまで1軍経験がほとんどなかった高橋に白羽の矢が立った。
その千載一遇のチャンスに元々定評のあった打撃を前面に猛アピール。
首脳陣の心をガッチリと掴むと、そのまま主戦捕手として躍動した。
更に2006年以降は鶴岡慎也の台頭もあって捕手としての出場機会が
減ってくると内野にも挑戦。ここでもモノにした。
以後の活躍は周知の通り。
交流戦の打率はなんと、驚異の.411。
リーグ戦再開まで1週間近く空いてしまうのがもったいないくらい、
ただ今絶好調の高橋。
久々のパ・リーグ各球団のエース級相手にもこの『猛打』を見せる事が
出来るだろうか。
今後も高橋信二の打棒から益々目が離せなくなってきた。
6/21
F5−C7 マツダスタジアム 観客 30,486
【勝】 前田健5勝5敗 【敗】 武田勝3勝5敗
【S】 永川1勝3敗20S
【本塁打】 C 喜田2号 梵1号
本来先発要員の武田勝が中継ぎで登板。この『サプライズ』起用も
実らず交流戦最終戦で痛い逆転負けを喫したファイターズ。
トータルで12勝11敗1分とかろうじて勝ち越しに成功。
しかし既にレギュラーシーズンで10の貯金があった訳で勝率5割
ラインは十分及第点だったと言えるのではないか。
交流戦が終われば実質、ペナントレースも折り返し地点。
この日でホークスと同率首位に並ばれてしまったが本当の勝負は
これから!!
まずは規定投球回数に到達しているのがダルビッシュただ一人とゆう
厳しい現状を踏まえて先発陣の立て直し、それまでは好調の打撃陣で
カバーしながら従来のファイターズ、『守り勝つ野球』へと移行して
いきたいところだ。
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