2009年06月16日

野口寿浩【もう一人の野村ID、門下生】

他球団から移籍してきた選手でもっともファイターズで野球を
『謳歌』したのは捕手・野口寿浩だったかもしれない。
(のぐち・としひろ)

ヤクルト時代は名捕手、古田敦也の影に隠れ、阪神移籍時には
矢野輝弘の控え捕手に甘んじている。


常に『2番手』捕手だった野口がファイターズに移籍してきて早々、
『1番手』として大活躍した。



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98年の開幕直後、城石憲之との交換トレードにより日本ハムに移籍。
開幕から正捕手を担ってきた田口昌徳の故障離脱で5月からマスクを
かぶり始める。


野口と言えば強肩
肩の強い捕手なら過去のファイターズにもたくさんいたが野口は
スローイングが実に綺麗で美しかった。

野口が移籍してきてからは相手チームにやられ放題だった盗塁も
随分と走られなくなった記憶がある。


しかし野口寿浩、最大の武器にして一番の特徴は強打
何といっても『打てる捕手』としてのイメージが強い。

パンチ力を兼ね備えたシュアなバッティングが持ち味で00年には
.298厘の高打率をマーク。
勝負強さも抜群で得点圏打率はリーグトップ。

なお、捕手でありながら意外に俊足で同年はリーグ1位タイの11個の
3塁打を記録した。


ここまで聞くと打てて、走れて、守れる。
それこそまるで『スーパーキャッチャー』のように聞こえてしまうが
【天は二物を与えず】とは良く言ったもの・・


インサイドワークにやや難があり、リード面で首脳陣から叱責される事も
しばしばだった。特に当時は捕手出身の上田利治監督だっただけに
尚更だったかもしれない。

それなら!と、ファイターズでの晩年、外野にも挑戦したが成績は
今ひとつパッとしなかった。

キャッチャーミットから外野用グラブに持ち替えた野口に先入観から
くるものなのか、どこかぎこちなくて似合わなかった。

なんだかんだ言って野口にはマスク姿で扇の要にどっかりと腰を据えて
いる姿が、一番シックリきていたように思う。



昨オフ、FA権を行使して阪神から横浜ベイスターズに移籍。
正捕手だった相川亮二の移籍によって野口の出場機会は増えてくる!
低迷するチームが立て直しを図るのにベテラン・野口寿浩の頭脳と
貴重な経験は必ず生きてくるはず!


このFA移籍は野口にとって間違いのない選択かと思われたが開幕から
の思わぬ不振により、新人・細山田武史にスタメンの座を奪われると共に
まさかのファームでの再調整を余儀なくされる事態に・・


しかし名将・野村克也、上田両監督の元で『捕手学』を叩き込まれ、
古田、矢野の『代役』を務めたほどの男がこのままで終わるはずがない。


在籍期間は短かったが攻守で輝きを放ってくれた日本ハムOB、
野口寿浩に【負けるな!】と、心からのエールを贈りたい。



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